コンタンゴとは 〜先物ETFの長期保有デメリット〜

先物ETFのデメリットの1つ、コンタンゴ。
先物には取引日までの現物保管コストも含まれた価格が付けられています。
このコストは日数に応じてかかる為、通常は取引日が遠い先物の方が高い先物価格になっています。これをコンタンゴと言います。

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先物ETFの胴元はETFの時価総額分の先物を毎月の取引日までに翌月物に乗り換えて、ETFを運営しています。
コンタンゴの存在により、乗り換え時には取引日が近い(=安い)ものを売って取引日が遠い(高い)ものを買う事になります。
これは、乗り換えの度にETFに連動する先物口数が減る事を意味しています。

【まとめ】商品先物ETFの長期保有はコンタンゴによる減価バイアスが働きます。

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