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ロッキーホラーショー2022

あまり参加したライブのことを文章で描き残すことはしないのだけど、今回は自分のタイムワープの為書き残すことにした。

ロッキーホラーショーで鍵盤をお願いするかもしれませんと連絡が来たのは10月くらいだったか。あの大好きな映画ロッキーホラーショーの?そしてROLLYさんがずっと参加しているあのミュージカルの?しかしながらすぐに決定の返事は来ずやきもきする日々で、決定の時は小躍り....もう純粋に...恥ずかしい。

さて最初に役者さんを交えずバンドだけでリハーサルに入ったらバンドもコーラスもこの方達は日本のグラムロックの本物の人たちじゃん!と1音目で痺れつつ、初めて演奏する楽曲たちに向き合う。で、実は僕のパートだけ楽譜がないのです。なので何を演奏するか考えて作っていかねばならず、役者さん入ったり公演を実際にやってみたりするとちょっと違うかな?となったりで少しずつ変えたりしていたのだった。僕としてはモジュラーシンセによる電子音は、レトロフューチャーでサイエンスフィクションで、B級ホラーで良い雰囲気だせたと自負してるけどどうかなぁ。あとストリングスとか映画版のイメージを喚起させるように入れてたのだけど伝わったかなぁ。キーボードって何の音でも出せるから便利屋さんみたいになっちゃうんだけどそうならないアプローチをさせていただけたのはありがたかった....。他のミュージカルとかだったらこうは行かなかっただろうなぁ。

その後実際に稽古場に行って役者さんたちと合わせた時の感動と緊張。ミュージカルという現場は初めてだったので、BGMとして入るタイミングとか、色々と新鮮かつ難しかった。大きな舞台なので、2階のバンド席からだと役者さんの様子がわからない部分多いので雰囲気をどう感じ取るか?とか色々。が、やりがいは半端なく、刺激的だった。

そして、公演開始。神奈川公演がコロナの関係でできなくなり、大阪で始まり、そこでもスタッフ等やファントムの一人が出演できない回があったりと万全ではない状態が続く中、色々な不安を抱えながら、おそらくスタッフさん達は僕ら以上に苦労されたことだろうし、出演できなかったファントムなんかの気持ちを考えると....と思いつつも、大阪、広島、北九州をそれでもガンガンと熱きテンションで周り、東京での公演も行うことができると聞いた時の安堵とさらにやったるぞーって気持ち。最初はあまり役者さんと交流もなかったけれど少しずつ仲良くなって、一緒にやりきったぞという感動。ほんとただ公演を終えた以上の色々乗り越えてやり遂げた感じはあって何年後かに必ずや語れるだろうと思う。

とちょっとしみじみしちゃったけど、ロッキーホラーショーはカラッとしてみんなで楽しもうぜって作品。楽しかった写真を沢山載せちゃう。

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以上 写真 土田紘さん

なんか自分の写真ばっかですみません。

下はSNSで載せていた写真たち。

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感染対策セブンとロッキーホラーバンドで。後半になってやっとお話できたけどそれぞれめちゃくちゃ個性的な面々で、彼らの今後の活動も楽しみだし、何か一緒にやれる機会あったらいいなー。

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古田新太さんとバンド男子チーム。このロッキーホラーショー特別フィルター、普通に撮った写真を小畑ポンプさんが工夫して加工してくれたのです。ポンプさんは毎日楽屋でいろんなお話をしてくださったり、ムードメーカーでもあり、もちろん、経験豊かでロックなドラムでロッキーホラーショーの演奏をリアルなロックに染めてくださっていたなぁと改めて思い出す所存。

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ロッキーホラーショー2022バンド!ほんと最強メンバーだった!JAMで20TH CENTURY BOYやった時のコーラス二人があまりにリアルで痺れました。もちろん、ロッキーホラーの楽曲たちもよりグラマラスになってかっこよかった。HOTORIさんの図太く安定感のあるベース、そして茜さんのピアノが日に日にロックンロールしていってかっこよかった。茜さんは影のバンドリーダーとして時に厳しく色々と支えていただきました。

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女性役者陣と。お三方ともそれぞれ素晴らしく...フランク莉奈さんのサイエンスフィクションに毎度幕が上がるたびに痺れ、あと普段の柔らかな印象とのギャップにやられまくり。昆夏美さんの恐ろしく安定した歌、あんだけ毎日ガンガン歌って踊って崩れない技術に痺れ、峯岸みなみさんの日に日にパワーアップしていく様、ネタが一度も一緒でないことに尊敬をし、ほんと日々私も精進せねばと心を新たにする日々。

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ROLLYさんと。知り合ってからは思ったより時間が経っているのだけど、こんなに毎日ガッツリと同じ時間を過ごすのは初めてで、でも、ROLLYさんは間違いなくROLLYさんで、色々と学ばせていただきました。役者で音楽監督で、役者を超えたミスターロッキーホラーショーでもあり、縦横無尽な活躍を目の当たりにして、希望と勇気をいただきました。シュークリームすみませんでした。

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ISSAさんと。いやぁスターです。当たり前なんですが。歌ほんとかっこよくて、毎日ゾクゾクしたなぁ。ハイトーンとかヒューって声出ちゃいそう。ラストの方で階段上がってくるときの笑顔がほんと素敵で(これはバンドからしか見えないのですが....役得)ってSNSで書いたら、次の日こっちに視線送ってくれた気がして?気のせい?どうなのかしら??って.....ドキドキしてた。

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小池徹平さんと。素敵すぎて顔を見れない!毎日古田さんとのやりとりを見てるのが楽しくて、舞台上で何度か笑ってしまったのは秘密。

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オカケンさんこと岡本健一さんと。ナレーターもエディも博士も当たり前のように演技されてて、素敵だった。毎朝僕が挨拶する前に挨拶してくださり、今日こそはこちらからと思うのに、確実に先に挨拶してくださって、やっぱりJ出身は違うのよ!と。

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主役!古田新太さんと。けいさん、かっこよかった!って言って頂いて感無量。音楽の話も少ししたり。実は役者さんたちの中で一番お話させて頂いたの古田さんかも.....

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こういう衣装、スタイルでガッツリとやったのはザ・キャプテンズ在籍時にケイ伯爵として参加していた時以来。公演中に同じ頃ザ・キャプテンズで活動していたジャッキーの脱退ライブがあり、昼公演後に観に行ったり、色々とその頃のことが思い出されたりもした。

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ギターの吉本さんとの衣装の色落ちの差はなにゆえに....吉本さんは様々なスタイルのギターのプレイと音色をこだわりの深いロックサウンドで奏でてらっしゃって色々と勉強させていただきました。毎日隣でメイクしてたのもあって、なんていうか兄貴ぃって感じで心のオアシスでもあったかも。

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ROLLYさんのロッキーやばかったですねぇ。僕もまだまだ肉体を整えていかねば。

あと武田真治さんとは写真撮れなかったのですが、ほんと毎日サウンドチェックから色々提案して頂いたり、役者側からの音楽の感じ方を教えてもらったり、第二幕の前に盛り上げていただいたり。学生の頃に身毒丸で観た武田さんと同じ舞台に立つことになるなんて感慨深い。

そして演出の河原さん。学生の時にハイレグジーザスを何度も観に行っていたのでこれまた感慨深かった.....。

あんなに毎日会っていた人々とぱったり会わなくなる感じ、バンドのツアーとかとはまた違う寂寥感ある。しばらくたまに頭の中にロッキーホラーショーの曲が突如として流れる日々が続きそう。ってかこういう体験は作品にして還元しようと思う。

https://stage.parco.jp/program/rhs2022/?rhs#stagePhoto






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