誰の言葉に耳を傾けるのか?
こんばんは
小久保昌代です。
いつもメッセージを読んでくださりありがとうございます。
さて、今夜は
「言葉」についての考察を書いてみたいと思います。
自己啓発が好きな方なら
「誰の言葉に耳を傾けるのか?」
というフレーズはご存知の方は多いと思います。
さらに、
私たちは、日常で、ビジネス上で、ありとあらゆる
生活シーンにおいて
「言葉」という情報に支配されていると言っても
過言ではありません。
ですが、そこは単純に
言葉を発する立場
言葉を受け取る立場
という単純な相互関係ではありません。
その理由は、セッションという形の20年近くの
分厚い経験から私が得てきた探求から始まりました。
誰の言葉を受け入れても
誰の言葉を受け入れなくても
その人が豊かだと思える人生は歩める。
その鍵になるのはいったい何だろう?
を私は長い間探っていたからでした。
身近な例を出して説明してみます^^
あなたが入った起業塾があるとします。
講師の指導を一生懸命聞きながら
講座を受けたとしても
思ったような結果が出なかったりしたとき
おそらく対価と時間を投じてきて
一生懸命学んだはずなのにと
首を傾げることを経験された方も
いらっしゃるはず。
それは、そもそも
「言葉」という概念自体の相互関係の
視点の低さと高さ(抽象度)を考えることなく
発信しているその人の、言葉の深みを
受け取れなかった自分がいる。
逆に
言葉を発信する方としては
言葉を放った先の人たちが、どの程度の
抽象度で言葉を受け取ろうとしているのか?
を観察せずに、低い視点で言葉を出すこと。
低い視点については
説明が長くなるので今回は割愛します。
この相互関係が複雑に絶妙に絡みあっているというのが
本来の「言葉の概念」だと
私は思っています。
それ以外にも、モーダルチャンネル(五感)から
受け取る情報、発する情報が絶妙に絡み合ったり
して、どんなに「これは相手に届く言葉だろう」と思って
発したものが、意外と届いていなかったなんてこともあるわけです(笑)
ちなみに持論になるかもしれませんが
「誰の言葉に耳を傾けるか?」
という概念は、そもそも人の話を一生懸命聞かなきゃという
Have to~(しなければならない)から始まっていると
私は思うのです。
本来なら
言葉を受け取る時、私たちの脳は
「今自分が何に対して重要だ」と思っているか?
によって受け取るレベル(抽象度)、
発信するレベル(抽象度)は
ダイナミックに変化していると思う。
「自分が何に対して重要だと思っているか?」
によって、どなたもが持っている、脳の機能である
網様体賦活系(RAS)の
情報を拾うという役割も変わってくるわけです。
ですから
言葉は、全身で浴びて、「何を重要だと思っているか?」によって
同じ言葉を受け取ったとしても
同じ言葉を発信したとしても
結果が変わってくる
これが私がこのコーチングを学び、沢山のセッションをしてきた
後に気がついた臨床結果のようなものでもあるのです。
毎日一生懸命ブログで発信しても
なぜか読んでくれる人がいないという場合も
マーケティング的な要素を抜いたところでも
脳の使い方の要因が絡まっているということ。
職場の後輩の指導でも
同じことを何度も伝えても、すぐ理解できる人と
なかなか理解できない人がいるもの
「理解力がある、なし」に関係ない要因があるということ。
ご家庭の中で、なぜかすれ違ったような会話になってしまうこと。
どのケースにおいても
「言葉」というものの先にある
全体像をあなたが理解できるようになったら
人とのコミュニケーションも、
セッションをするお仕事の人も、幼い子供との会話も
そして、究極には
言葉がない世界(非言語)でのコミュニケーションも
格段にスムーズに行くようになるのです^^
その秘密を知りたいという方は
来週からのメッセージを
ぜひ楽しみにしていてくださいませ。
それではまたメッセージいたします。
あなたのゴール達成を心より応援しております。