社労士試験合格への挑戦記録①-社労士試験の勉強を始めたきっかけ-
ここでは私が過去の行った経理・総務の仕事で役立つ資格取得の体験談、現在合格を目指している資格試験の勉強の様子について、『資格取得の記録』と題してご紹介するシリーズです。
その第一弾として、人事労務分野のプロと呼ばれる”社会保険労務士”(通称 社労士)の試験合格までの記録です。
人事労務の仕事をしている人とって社労士試験に合格することは1つのステータスと言え、独立開業や社内での総務として高い地位につきたい人にとって重要な資格と言えます。
私と同じく、現在社労士試験合格に向けて勉強されている方、社労士試験を受けてみようと考えている方に少しでもお役に立てればと思い、私の社労士試験合格までの様子について紹介いたします。
まずは、私が社労士試験の勉強を始めたきっかけについてお話いたします。
1.私が社労士を知った経緯について
私が初めて社労士のことを知ったのは、メーカーの中小企業の正社員として勤続11年目に入ったこところでした。
当時、その会社の給料が低くて将来、上がる見込みがなく、働き続けても何のメリットもないと気づいた私は、転職することを決意しました。
「転職する上で資格はあった方が有利」という常識を信じていた私は、自分の職種である経理・総務に役立つ資格を調べ、取得していきました。
(第一種衛生管理者免許、ファイナンシャルプランナー技能検定2級、日商ビジネス実務法務検定2級など)
その中で人事労務の専門家となる社労士の存在を知り、「これに合格出来たら、転職で非常に有利だ!」と興奮し、勢いで「生涯学習のユーキャン」の通信講座に申し込みしました。
◇参考:社労士試験に合格することで得られるメリット 4つ
・社労士会に正式に資格登録することで、依頼主より報酬を得て社会保険の申請、36協定や就業規則を労基署へ提出の代行、労務関連の相談にのることができる
・人事労務分野の専門家としての信用を得られる
・合格率 約5%前後の難関資格を合格できたことで、困難な課題を達成できるという評価が得られる
・(主に社労士事務所)給料で資格手当が支給される
またこれは私が転職活動時、様々な企業の人事労務職(総務職)の求人を見てきて分かったことですが、社労士試験の勉強をしているだけで結構、歓迎されるところがちょくちょくありました。
中でも社労士事務所、社労士法人では「社労士を目指す人歓迎」と求人票に記載している所が多いです。
なので、社労士試験を受けようとするだけでも転職の際のアピールポイントになると思われます。
2.私が最初に行った社労士試験の勉強について
私が最初に教材として選んだのは、「生涯学習のユーキャン」でした。
当時、TVCMでよく見ていたこと、そして何より受講料が意外と安いという理由ですぐに申し込んだのです。
◇参考:ユーキャン 社労士講座の受講料 <2025年度受験分>
一括払い:79,000円 分割払い:4,980円×16回(16か月)
⇒ユーキャンを利用するメリットの1つとして、毎月の分割払いで受講料が支払えることです。しかも1回の金額も無理のないもので設定をされているため、経済面で大変助かります。
こちらの教材は試験には出ない箇所など無駄なところは省いているので読みやすく、提出課題の問題用紙の添削ですごく丁寧に間違えた問題の解説をしてくれて、かつテキストのどのページを見ればよいかも教えてくれます。
そんないたれりつくせりの講座で勉強して1回目の社労士試験を受験した結果。総得点:35点、選択式:ほとんどの科目が1点~2点、択一式:すべての科目が5点以下と散々な結果で終わりました。
原因は、
・ユーキャンのテキストを2回ほど読んだだけで理解した気になり、改めて問題集や模擬試験の見直し・再度の答練をやらずに受験したこと
・ユーキャンの教材に載っていることをすべて覚えれば大丈夫だと考えていたこと
⇒実際の試験問題には、教材には載っていなかった所もちょくちょく出てきました。
・仕事や遊びにかまけて、勉強する時間をあまりとらなかったこと
という風に今、振り返ると、試験に合格できなかったのは当たり前だと判断できます。
今回はこれで以上となります。
次回はその後2回目以降の社労士受験の様子と2024年度受験に向けての勉強の様子についてお話しさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。