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那須・塩原旅行記3 龍王峡、鬼怒川
以前塩原の大出館に行ってなかなか良かったので、今回はそれに延長戦で那須を引っ付けて旅行に行ってきた。その3日目です。
計画編はこっち。
1日目はこっち
2日目はこっち
大出館で朝風呂と朝食
3日目の朝、あとは帰るだけなんだけれども、龍王峡と鬼怒川を観光して帰ります。朝方は曇りだったのですが宿を出るころ少し雨が降っていてちょっと心配でした。この日も朝早く目覚めたので風呂へ。露天風呂にはすでに人がいたのですが、曇りの上空の朝もやにうっすらとオレンジ色が入る風景を見ながらの露天風呂を堪能。人がいたので写真なし。代わりに貸切風呂に行ったのですが、掃除が夜中にあったのかも知れないですが(掃除の時間は失念しました、ただすべての湯舟を一斉に掃除することはないので、必ずどこかの湯には24時間浸かれます)、翌朝貸切行ったらお湯の色が昨晩の茶色から、やや茶色みのある薄緑色になっていて驚いたし面白かったです。
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朝ぶろを堪能した後は風呂上がりの朝ビール、至福だね!しとしととちょろっと雨が降っている感じで今後がちょっと心配なものの、そんな不安も風呂上がりのビールは吹き飛ばしてくれます。
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そんでもって朝ごはん。こちらはおーそどくすな朝ごはんです。ちなみにうまい昼飯にありつける予定なのでご飯無理にお代わり化はしませんでした。
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朝食をいただき、10時にチェックアウト。実際には送迎がバスに合わせるためにちょい早めに出ます。さて、改めて感想だけれども、本当に温泉て面白いなぁ、って思えるお宿でした。
塩原から野岩鉄道で龍王峡へ
塩原バスターミナルで時間つぶし
大出館を出て塩原バスターミナルへ。那須塩原方面行のバスと野岩鉄道の上三依塩原温泉口方面のバスがあります。10:05分のバスに間に合うように送迎がついてくれます。このバスが塩原の温泉街あたりをぐるっと一周してくれますが、そこでおり湯予定もないので、素直に、このバスが再び塩原バスターミナルにもどってくるまで時間をつぶします。すぐそばに塩原もの語り館というのがあり、観光案内的なものがあるので、そこでトイレ済ませたりお土産見たりできます。
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おそらく20分もあればいろいろと周れますが、万が一にもバス落とすと痛いので紅の吊り橋見て余裕を持って行動します。もみじの湯という日帰り温泉もあって、それはもみじのころ来るとなかなかに素晴らしいらしいのですが、コロナ以降休業中です。もの語り館では温泉娘がお迎えしてくれて、それなりに観光パンフも手に入ります。
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お昼をこのそばのスープ焼きそばやでとるつもりであればちょっと広めに散策してもいいと思いますね。
上三依塩原温泉口へ
バスで上三依塩原温泉口に出ます。上三依塩原温泉口って何ぞや?って言われたら、そのままで野岩鉄道の駅なだけで、鬼怒川方面に出るための駅で、特にそんな観光のスポットはないです。鬼怒川方面に抜けるということで山一つ越えていきます。基本的に良くこの道通したなぁ、って感じですね。鬼怒川に昔抜ける人なんかあんまりいなかったんじゃないかなぁ、みたいな感じ。ということで、バスを降りたら雨がやんでいました。ありがたい。
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この駅でも多少の待ち時間があるので、駅回りを散策。まぁ、特に何もあるわけではないのであるが、こんな感じでした。
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サクランボがなってましたね。食える奴だとは思わないけれども。
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しかしないよりここでよかったのは春ゼミの鳴き声が聞こえたことかな。が合掌でしたね。
上三依塩原温泉口にて、春ゼミ、エゾハルゼミの鳴き声を pic.twitter.com/IBnNcM8zhQ
— 東村山レッド㌠@みんなと酒飲みたい (@keirinnsouryo) May 27, 2024
野岩鉄道の風景。まっすぐに山に向かて伸びる線路が単線で伸びているさまはなんか鉄道旅に来たという感じになれますね。
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そして例によってリバティの特急料金無料区間を利用し龍王峡の駅に向かいます。野岩鉄道内は各駅停車の野でリバティの特急料金と指定席料金はかかりません。まぁ、そうでなきゃ地域の人は困るんだろうけれどもね。ほとんどの列車がリバティなんだし。
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龍王峡王道コースを散策
今回は王道コースで龍王峡
そして今回も龍王峡を散策します。前回は欲張りに龍王峡を1時間で何区間か歩く②のコースを選びましたが、今回はハイライトの①のみ。
だって白岩までつらいんだもん。見どころはおおむね①に集まってるし(経験談)。
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というわけで今回はゆったりとむささび橋を巡回。ほのぼのと新緑の中を小さな滝を見たり、
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そして前回は見れなかった水芭蕉群生地に!思いっきり季節違いでなんもなし。シーズンに来てみましょう。
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そしてむささび茶屋付近の地層。岩脈がきっちり観察できる実は珍しいスポット。興味ない歩とにはなんじゃいそりゃってなるところですが、まるで昔の石垣のように微妙に角ばった四角い地層が見えます。これそれぞれ板状になっていて、マグマが岩の割れ目とかを登って地表近くで冷えて固まったものだそうで。結構ダイナミック。柱状節理よりわかりづらいものの板状の節理でなるほどなぁと思えます。今回は近くという歩でではないので柱状節理はスルー。
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そしてすぐそばにある、今回の散策のメイン、ムササビ橋へ。橋の写真撮ってねぇけれども。橋を渡ってすぐ上流を眺めれば絶景!上流の青龍峡が広がります。岩肌がやや青っぽいので青龍峡。実際は真ん中の白っぽいのあたりからを指していて、この上流はこういう岩が増えていきます。緑色凝灰岩だそうです。テストに出るかもしれませんが覚えるのは苦手。
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反対側を眺めれば白龍峡。白っぽい岩でできた地層ですね。どちらかっていうと白より茶色に白みがかってる印象です。見た目にすでに景色が違うのが面白いですね。この辺りは岩石段丘や流紋岩の割れ目な度が観察できます。
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岩石段丘って何ぞやって話ですが、簡単に言えば河岸段丘の砂とかそういう砂礫がない状態の段丘で、河岸段丘と同じく浸食でできてて、段丘面と段丘崖でできてる地形てな感じです。そうやってみると上流と下流の2枚の写真の違いが分かるでしょ?知ってるとへぇってなる話ですね。いや、全部地元の説明看板に書いてある話だけどもね。
再び上流を端からめいてみるとなるほど違いますね。地質が違って、火山活動でできた地形には変わりないけれども、そこに分布するがん性の差を感じます。
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むささび橋を渡って先ほど歩いた対岸を歩くと自然豊かな場所が続きます。九輪草などの群生地や菖蒲の群生地などがのぞけます。よくよく見ると菖蒲の切れ目に瀧が見えるのもいいですね。
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ところどこらにこうやって滝が見えたりする気持ちの良い散策コースです。
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ぐるっと集会するコースなので、ゴールは流行教の付近。そこにもう一本橋が架かっており、そこがゴール。虹見橋という名前がついているその橋から再び龍王峡を眺めます。
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上流、もろに段丘崖のように削り取られた崖のようは風景が楽しめます。水に浸かってますが、そこから急に段丘面が平らになってるのもわかりますね。
反対に下流は虹見の滝とそれをご神体とした竜王神社を風景にはめ込む絶景が見れます。
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橋を入れないとこんな感じ。
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再び上流を。スマホの望遠でも奥にむささび橋がかかっているのが見えます。やはり龍王峡の風景は、駅から近くて手軽な割に素晴らしい!きっと紅葉の時期も素晴らしいと思います。
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いや龍王峡おすすめですよ。
龍王峡でご飯(超ーお勧め)
龍王峡に来て何が一番楽しみかって言ったら、それは実はおひるごはん。お昼ご飯のためだけに龍王峡に来てもいいんじゃないかった思うくらいである。実際雨降ってたらどうしたかは微妙だけれども。散策できるところが減るからねぇ。でも、運よく雨が上がってくれたので、龍王峡でお昼です。
龍王峡のお昼は駅付近にたくさんの休憩どころが立ち並び、たくさんてほどじゃないか、4,5件くらいかな?店先でアユとか岩魚とか塩焼きにしてたり、玉こんにゃく売ってたりとなかなか惹かれるものがあります。呼び込みもあり、電車の時間までと思わなくはないのですがぐっと我慢。龍王峡駅ターミナルの一番奥にあるお店を目指します。まぁ、歩くって程の距離ではないです。
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そこにあるのが「旬菜蔵せんや」お蕎麦屋さんなんですが、とにかく湯葉がうまい!
いやそばがおいしくないとかそういう話ではなくて、とにかくここの田舎湯葉膳がうますぎるんだわ!だもんでそばとかにチャレンジしたことないし、岩魚とか鮎とかも頼んだことない。田舎湯葉膳が盛りだくさんでおいしくて、他が要らないのである!前来た時と比べてお値段が上がっていたが、それは昨今仕方がないし、せっかく旅行に来たのでけちけちしない!そして散策で疲れた体にビールを流し込み、到着したのがこちら!
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湯葉のてんぷら 湯葉のだし巻き、湯葉刺し、湯葉サラダ、湯葉のげんこつ上げ、湯葉のおくらあえ、湯葉の味噌汁、ごはん、デザートです。
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いやぁ、すべてがうまい。すべての湯葉の味がそれぞれ違って、おいしいったらありゃしない。げんこつ揚げとてんぷらで味が違うし、湯葉刺しもうまい。こうも違うものかと湯葉の味にうなります!ちょっとしたぜいたくにここのらんち、ちょーおすすめです。
鬼怒川で川下り
川下り
龍王峡で遊んだ後は鬼怒川へ。前回は廃墟巡りしましたが、それは川下りがシーズン終わってしまったから。川下りのスタッフは冬スキー場勤務らしい。で今回は春なんで川下りがあったので、そっちに。興味はあったのでね。3200円しましたがやってみようかと。街歩きか、そん戦でもよかったんですが、まぁちょうどよいかなぁと、車もないことだし。
鬼怒川の川下りは鬼怒川駅のすぐそば。徒歩5‐7分くらい。コインロッカーに荷物を預け船着き場へ。船着き場にもロッカーはあるけれども、もう一度船着き場に戻るのはめんどくさいのでコインロッカー使うんであれば駅のほうがおすすめ。
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車なら別だけれども、その場合、金以外はトランク入れる出ようはないべかなぁ。荷物あづけ内でも大丈夫かどうかは、聞かなかった。そもそもロッカー使う気だったから。というわけで川下り。
事前に予約し、その時間までに受付にたどり着き代金を支払い、乗船場へ。河原に船があり、あれに乗るのだなと。龍王峡を見てきた後なので、鬼怒川にこんな河原があるのかと妙に感心。
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そんではライフジャケットきて乗船!
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繰り返しになるけれのかもしれないけれども、龍王峡からきて乗船してなのですが、船着き場くらいしか河原はなく、峡谷をゆっくりと40ぷんかけてくだります。ゆっくりと、というわけではないのだけれども、穏やかに流れていて、ところどころ狭いところではしぶきが上がる感じかな。渋清家のビニールをみんなで持ち上げたりしながらののんびり川下りとなります。スリルというよりはのんびりした川下りかな。
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新緑の季節の中、最初のほうにイベント満載です。「千堂さんいわくここがクライマックスですよー」などと言われながら川下り。奇岩地帯などがすぐに表れます。
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この川下りの見どころというか、おすすめポイントはとにもかくにも船頭さんでしょう。40分間の川下りをこの船頭さんの話術で盛り上げてくれます。勿論のこと自然が作り出した峡谷を下っていくこと自体がす的体験なのですが、船頭さんの話術が加わって退屈なしでの船旅となります。
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40分の船旅を終えるとドライブインの到着、そこから送迎バス(無料)で鬼怒川に戻ります。ドライブインに着くってことは、そりゃそこで御金落としてってことなのですが、それは個人個人ですね。しかし、この川に良くもまぁ、船着き場と上陸地点作ったもんだと思います。
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帰る
ンで、予定していた観光は終了。あとは帰るだけ。鬼怒川駅でお土産物色して、下今市から特急。鬼怒川つくと、鬼が怒る川なのであるが、どちらかといえば鬼を殺す街になっててワロタ。大人気コンテンツだし、集客につながればいいね、と思います。
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下今市の駅に到着するとSLがいた。いや、鬼怒川で乗車することもできたのだけれども、そうするとスケジュールが合せわしなくなるので今回はスルーしたのであるが、それに追いつく。
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SLが動いてたよ pic.twitter.com/NlJ6dTyQpd
— 東村山レッド㌠@みんなと酒飲みたい (@keirinnsouryo) June 10, 2024
見てるだけでもSLは楽しいものであるね。機会があれば乗ってもいい茶いいんだけれども、川下りと合わせると時間的余裕がね。不可能ではないし、お土産さえ切っちゃえばできるんだけれども、川下りが遅れたり、見tが混んでたりすると、そわそわしながらの行程になるのでね。
そんで帰りはスペーシアの旧型で。いや、交通の関係で北千住にラッシュについて常磐線、山手線つかうのは浸かれるので、少し料金的には高いものの池袋、新宿直通のスペーシアでゆったり酒飲みながら帰りま
歩数11000歩
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というわけでなんか最終日は書いてることグダグダな感じですが2泊3日の那須大丸温泉ー塩原大出館ー龍王峡・鬼怒川2泊3日旅行でした。
初訪問の大丸温泉のすばらしさ、大出館の温泉の面白さコースのつながりの良さ、適度な観光含めてなかなかに面白い旅行ができたと思います。何か旅行を考えているときのご参考にでもなさってくださればと思います。