【競輪】宇都宮競輪を徹底分析&攻略!!【共同通信社杯】
はじめに
お疲れ様です。競輪ラボ研究員です。
前回の投稿から随分と期間が開いてしまいましたが、今回は9月13日に初日を迎えるGⅡ・共同通信社杯に向けた宇都宮競輪の分析結果報告です。
予想の組み立て方にも言及しています。ぜひご活用ください。
成果報告
分析対象
2020年1月~2024年8月までに宇都宮競輪場で開催された8・9車立ての番組全362レース。(平均値は14320レースから算出)
分析結果①:着順ごとの決まり手の割合
決まり手(逃)で1着の割合:12.98%(平均-1.02%)
決まり手(捲)で1着の割合:29.83%(平均-6.64%)
決まり手(差)で1着の割合:57.18%(平均+6.23%)
決まり手(逃)で2着の割合:14.91%(平均-1.22%)
決まり手(捲)で2着の割合:17.68%(平均-1.82%)
決まり手(差)で2着の割合:34.25%(平均+5.11%)
決まりて(マ)で2着の割合:33.15%(平均-2.07%)
1着、2着ともに逃げでの決まり手の低さが目立ちます。逃げた選手が2着以内に残る確率はざっくり14%。あまり期待できませんね。
分析結果②:S・Bとラインの着順の関係
Bを取ったラインの先頭選手の1着率:18.78%(平均-2.41%)
Bを取ったラインの先頭選手の2着率:18.51%(平均-1.24%)
Bを取ったラインの番手選手の1着率:29.28%(平均-0.54%)
Bを取ったラインの番手選手の2着率:18.51%(平均-4.60%)
Sを取ったラインの先頭選手の1着率:17.40%(平均+1.7%)
Sを取ったラインの先頭選手の2着率:12.43%(平均+1.95%)
Sを取ったラインの番手選手の1着率:12.98%(平均+2.63%)
Sを取ったラインの番手選手の2着率:12.43%(平均-7.31%)
個人的な予想として、Sを取れたラインの入着率は高くなると考えていましたが、あまり関係ないと言ってよさそうです。同時に、車番もあまり関係ないと考えられます。
分析結果③:ライン先頭選手の入着順位
ライン先頭選手の1着率:50.00%(平均-3%)
ライン先頭選手の2着率:44.75%(平均+1.39%)
ライン先頭選手の3着率:37.85%(平均-0.49%)
決まり手(差)の圧倒的な1着率に対して、1着入選選手の半数がラインの先頭を回る選手という結果です。ちなみに先頭選手の3連帯率は44%。
分析結果④:先頭選手、番手選手の入着関係
ライン先頭選手が1着 x 同ラインの番手選手が2着:21.55%
ライン先頭選手が1着 x 同ラインの番手選手が3着:9.12%
ライン先頭選手が2着 x 同ラインの番手選手が1着:16.85%
ライン先頭選手が2着 x 同ラインの番手選手が3着:7.18%
ライン先頭選手が3着 x 同ラインの番手選手が1着:5.80%
ライン先頭選手が3着 x 同ラインの番手選手が2着:1.66%
ラインのワンツー決着率は39%程度。意外とありますね。(全場平均は43.98%)
考察
さて、先に挙げた4つの分析結果から、とある結論が導けそうです。
①1着の決まり手は(差)が57%
②バックを取ったラインの番手選手の入着率が低い
③ライン先頭選手の3連対立が44%
④ラインワンツー決着が39%
これらの要素から、
第3コーナー付近からのまくり追い込み
が最も多い決着方法であると考えられます。
バックストレッチで逃げているラインの番手選手ですら入着率が低いことを考えると、逃がされるラインは他の競輪場に比べても圧倒的不利でしょう。
同様に、かまし捲りのようなスタイルが多い選手も着に残る可能性は低いと言えます(根田選手とか)。
また、中段から捲り・追い込む場合にも、差し目を考えておく必要があります。きっちり折り返しましょう。
結論
車番に関係なく位置取りに長けた選手から買う!
捲りは決まりにくい!
追い込み予想でも差し目は買おう!
おわりに
当研究所では全2300選手分の脚質、立ち回りの傾向などのデータすべてを保持しています。もちろんすべて分析済みです。これらを利用して共同通信社杯の全日程全レース、独自の予想記事を展開していきます(初日以外は有料予定ですが…)。選手の特徴なんて知らんわ!という方は是非ご活用ください。
また、本記事の内容はYouTubeにも掲載予定です。YouTubeのみの情報配信、Noteのみの情報配信ともに予定していますので、どちらもフォローしてお待ちいただければ嬉しいです!
YouTube:http://www.youtube.com/@keirin_survey
以上でこんかいの成果報告は以上となります。また次回!