第75回高松宮記念杯競輪(GI) 4日目レポート 青龍賞は深谷知広、白虎賞は脇本雄太 明日は準決勝4個レース!波乱はあるのか?
4日目は二次予選という事で東西3個レース。そして青龍賞、白虎賞となり明日の東準決勝2個レース、西準決勝2個レースで決勝進出9選手が決まります。
本日の二次予選を振り返ると、みんな良い動きをしてますね。
特に気になったのは、浅井康太、佐藤慎太郎、荒井崇博、窓場千加頼ですね。
浅井、佐藤は伸びが良いし、運が向いていると思います。荒井も気になりますよね。
明日の準決勝は2着までが決勝進出確定で3着から一人が上がりますが、これは全て終了するまで分からない可能性もあります。
決勝に進出する9選手は誰かを車券を買って応援してください!
準決勝の番組を見ると12レースは意外とすんなり決まりそうですが、ほか3個レースは一筋縄ではいかないような気がします。波乱が起きる予感がするのですが、皆様はどのように考えられますでしょうか。
ばちっと当てて、決勝に臨みたいですね。
11レース青龍賞
12レース白虎賞
第75回高松宮記念杯競輪4日目
■1レース
●1着の皿屋豊
「志田君の得意パターンなんで、安心してついていました。ちょっと抜くの早かったかなと思ったけど、2着に残ってくれてよかった」
●2着の志田龍星
「勝ち上がれなかったのは、組み立て不足というか、メリハリ不足ですね。全体的に底上げしていかないとです」
■2レース
●1着の松本貴治
「前がかかってくれたので、後ろで仕事しやすかったですね。小松崎(大地)さんは4コーナーで来たんで止めようか出ようか迷ったけど、振ったら止まってくれましたね。ラインで決まったのは雄吾が強くて、勝手に残ってくれました。(番手は)これから増えていくだろうし、やれることをやっていくしかないです」
●2着の取鳥雄吾
「後ろになってヤバいって思ったけど、出してくれてラッキーでした。(捲ってくる選手の)影が何回か見えなくなったんで、松本さんが仕事してくれているんだなって思ってました。最後はきつかったけど、あがいてあがいて、でも貴治さんのおかげですね。脚はいいので、あとは展開を手繰り寄せられるかだと思います。相手に見られるとモロい部分はあるので、そこは課題として、次につながるレースをしていきたいと思います」
■3レース
●1着の小岩大介
「出るのに(伊藤)颯馬は脚を使ってましたね。ちょっときつかったと思います。(佐々木)豪も来てたし、あのタイミングで(松岡)貴久が振って戻ってを待っていたら苦しいので、前には申し訳ないけど踏ませてもらいました。感触は悪くないですね」
●2着の嶋津拓哉
「ああなったら捲り追い込みだなって思って、ちょうど佐々木君を追いかける形になりました。脚はたまってなかったですけどね。あれでいけているし、自分なりには調子はいいと思います」
■4レース
●1着の根田空史
「どっちのラインも番手から出れる選手なんで早めに踏まないときついなと思って行きました。新車がちょっと踏み出しイマイチで一番イヤなタイミングで東口(善朋)さんに来られちゃったので、そこを乗り越えて、そこから変に伸びたのでよかったです」
二次予選
■5レース
●1着の森田優弥
「僕と岩本(俊介)さんの自力かと思ったら、守澤(太志)さんが行ったので、僕に隙があったかなと思います。踏み出した時に外になってヤバいかと思ったけど、なんとか乗り越えられてよかったです」
●2着の吉澤純平
「(赤板の連携が乱れたところ)森田君が前に行ったところをバック踏んでから追い上げたんで、あそこが一番脚を使いましたね。諸橋さんに前を任せてもらったし、しっかり頑張らないとって思ってました」
●3着の諸橋愛
「守澤にかなりの確率で粘られる展開かと思ったけど、結果、捲りの展開になりましたね。ホームで内いったり、落車避けたりで脚は使いました。でも、なかなかすんなりの展開はないものですし、今日もよく凌げたと思います」
■6レース
●1着の犬伏湧也
「しっかりセオリー通りに駆けれなかったのは自分の気持ちの弱さです。スピード感はよかっつぃ、最後もしっかり粘れているのは悪くないかなと思います。でも。勝ち上がりでしっかりラインで勝ち上がれる競走をしないとダメですねというのは意識しています。もっと上手くレースできたかなって思うので、内容はよくなかったです。(暑いので)体力だけは落とさないようにケアしたいと思います」
2着の野田源一
「踏んで踏んでどっか飛びつけるところに飛びついてと思って、拳矢が仕掛ける前に仕掛けたいと思ってたんで。嘉永(泰斗)が仕掛けてくれたんで、僕にもチャンスが生まれましたね。踏んだ感じはよかったですね。3着以内には入れるなとおもっていました。(久々のレースは)皆がダッシュあるんで初速がきついですけど、ついていってしまえば、あとは地脚がいきてきますね。あとは展開ですかね」
●3着の浅井康太
「(山口)拳矢に任せていて、犬伏君の動きを見てからという作戦でした。突っ張られるのは想定内で拳矢も落ち着いていました。犬伏君の動きを見てからというセオリー通りになったと思います。前のスピードをもらって捲り勝負になる位置かなと思っていたので冷静に見てました。けど、橋本(強)君と拳矢が絡んで、中近ラインに不利になったところ見てから、切り替えていきました。後は、冷静に見てコースを突っ込めました。」
■7レース
●1着の成田和也
「先行になってしまったけど、菅田君がしっかり行ってくれましたね。松井がどこで来るかなって思っていたけど、先に中団から佐々木が来て、止めれるスピードだったので止めました。菅田もまだ踏んでいたし、後ろが並走になっているのは見えたので、菅田は残れるかなとーと思ったんですけど、外から来たので前に踏みました。昨日休みでよかったです。今日もしっかり走れたし、明日も頑張ります」
●2着の松井宏佑
「ああなってしまったら最後届くような感じ行こうと思ったけど、2センターの佐々木君のふくらみとかあって、ちょっと遅くなったけど2着まで届いているんで。まぁ、ラインとしては申し訳ななかったけど、勝ち上がれたのでまた明日頑張ります」
●3着の武藤龍生
「佐々木(悠葵)君も接触があったので、ちょっと出が悪いなっていう感じでした。(コース探して行ったのは)昨日、内のコースを見ちゃって、今日はそういう内のコースを行くチャンスがあれば突っ込もうと思ってたんで、ちょっと紙一重なところもあったけど、立て直せてよかったです」
●先行した菅田壱道
「今日はもう腹をくくっていました。もう成田さんが仕事してくれるのはわかっていますからね。残れなかったのは自分の力不足です」
■8レース
●1着の桑原大志
「清水君はいつも感性でしっかりレースしてくれるんで、しっかりサポートしなきゃと思ってました。清水くんもかかっていたのに、そこを来る(伊藤)旭君も切れ味ある選手ですね。最後は自分が3着でも残さなきゃいけない選手だと思いが強かったですね。なんとか声援のおかげで頑張れます」
●2着の清水裕友
「ずっと重くいですね。繰り上がりでギリギリで勝ち上がって、あれだけ泳がされたんで、仕掛けました。噛み合ってないところはあるけど、準決勝までいけてよかったです」
●3着の三谷竜生
「谷口(遼平)君が打鐘前に動くのに清水君がどう合わせるかになるだろうと思っていたんですけどね。清水君が駆けてからは、自分のタイミングで行こうと思っていたら、かぶってしまって失敗でしたね。最後は内を行こうと思ってました。反応はできているし、感じは悪くないと思います」
■9レース
●1着の宿口陽一
「昨日の反省をいかしていきました。泰正君が番手に入ってから少し休んで行ったのでワンツー決まるなと思ってました」
●2着の小林泰正
「行こうかなと思っていたタイミングで内に行ってくれて、前の隊列が短くなったんで、行きやすくなりましたね。前回よりも反応を見ると少しよくはないですね。しっかり身体のケアして、決勝に乗れるように頑張りたいです」
●3着の佐藤慎太郎
「(番手を)取り切られている時点で情けない限りです。あそこは全く警戒してなかったことが自分の弱さなのかなと、勉強になりました。あの辺は俺の甘さもそうだけど、(高橋)晋也の甘さも出たのかなと。初動で対応できればよかったと反省ですね。あとは、なんとか3着までという気持ちでした。ちょっと連日反省が多いですが、レベルアップするために日々勉強させてもらっている感じです」
■10レース
●1着の北津留翼
「(山田)庸平君なら番手か3番手で勝負するところを、今日はせんこうしてくれたのでちょっと申し訳なかったです。真後ろに山本選手がいたので、ちょっとドキドキしてました。でも、後ろを見たら来ていなかったんで大丈夫かなと思って。最後は、庸平君もきつそうだったので前に踏ませてもらいました。脚も悪くはないけど、今日は庸平君のおかげです」
●2着の山本伸一
「庸平が行かないなら行こうと思ったけど、庸平が行くそぶりを見せたんで、一旦引いて、弛んだら行こうと思っていて、実際に弛んだんです。けど阿竹(智史)君が思っているよりも外にいったので、内に行くか外に行くか迷ったので、ちょっとカマすスピードが悪かったですね。連日、脚の状態はいいと思います」
●3着の荒井崇博
「翼が1着なのはいいけど、翼が番手の3番手はつきづらいです!(苦笑) 最後、松浦(悠士)は外踏んだ分、それは喰えると思って、あと1人と思ったら庸平だったんで、それは残念でしたけど、なんとか3着まで入れました。九州で1着、3着で決まったんでよしとします」
■11レース青龍賞
●1着の深谷知広
「すっごい北井(佑季)さんがかかっていたので、この上を眞杉(匠)は来るんだって焦りもありましたが、あれだけ行ってもらったんで、本当に北井さんがすごいかかりで、今日は前に出させてもらったけど、場合によってはしっかり残せる形を作っていきたいです」
●2着の郡司浩平
「北井さんが踏み切んで新山(響平)ひるんだ感じあったんで、ペースであげていくかなと思ったんですけど、打鐘前からふかしていたんで、もう誰も来れないなと思ってました。(ホームで)やっとスピードが落ち着いてきたなってところで、僕の横まで来てたんで、眞杉は敵ながらアッパレだなって思いました。深谷さんが踏んだタイミングで眞杉に降りられないようにだけ気を付けて、あとはもう来れる人いないだろうと思いました」
●3着の和田真久留
「初めての4番手でしたが、日本一きつい4番手だったと思います(笑)。他のラインも強いし、油断できない4番手でした。ずっと1レースだたんで、12レースは暑さは感じましたが、なんとか凌ぎました。明日に向けて、よく寝て、また頑張ります」
■12レース白虎賞
●1着の脇本雄太
「寺崎(浩平)君が全プロと同じ失敗はしないって言っていたので、その辺りの意図を汲み取ってレースをしたのかなと思います。自分の想像していたよりも古性君の仕掛けが早かったので、、その辺り対応はちょっと遅れたかなと思います。でも、見てからの反応は悪くはないですね。脚の感覚は変わらないけど、気持ちの面がどんどん充実していますね」
●2着の古性優作
「脇本さんが番手から出られたら前で決まるのは安易に想像できたので、脇本さんよりも早く仕掛けて、もう肩半分まで出られたら思いっ切り押し込んで勝負できると思ったんですけど、脇本さんに気付かれました。脚はパンパンです。状態は悪くないけど力負けでしたね」
●3着の窓場千加頼
「2コーナーで古性さんが踏んだところを目がけて僕も踏んだんですけど、そうしたら内側からバイクが現れたみたいでした(苦笑)。あとは1人でも抜けるようにと思って踏んでました」