第30回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 優勝は平原康多!!
平原康多選手が2017年全日本選抜以来のGI優勝を飾りました。
落車に苦しんだ時期を乗り越え、またレース巧者の走りが戻ってきました。
中学2年まで岩室村で育った平原選手、応援を力に変えての力走でした。
赤板
最終ホーム
最終バック
ゴール
《ダッグアウトから》
■12レース 決勝戦
●優勝の平原康多
「2分線で、ほとんど関東対北日本の戦いだったので、自分ができる限り援護して、(吉田)拓矢を迎え入れたんですけど、そこから新田(祐大)が強かったですね。拓矢が踏んでくれた時に新田も踏んでくれたので、拓矢が気を使ってくれましたね。自分が抜く気でいかないと、後ろの諸橋(愛)さんにチャンスがないと思ったので。(諸橋さんの落車は)そこは残念です。あのまま決まればワンツーだったんじゃないかと思います。震えるくらいの声援をもらって、すごい力になりましたね! 中学校2年生まで岩室村にいたので、ここで優勝できて、1つ親孝行できたかなと思います。まだぼーっとして実感はないんですけど、別格な優勝というか、ここにきて力以上のものが出たと思います。弥彦でGI優勝することができて(吉田)拓矢と諸橋(愛)さんには本当に感謝しています宿口(陽一)が先に獲ってくれて、それが逆に、自分だけで関東を背負っている感覚がなくなって、肩の荷が落ちたのかもしれないです。宿口と一緒にGPは緊張もあるけど、選手になった時から一緒にやっているので、楽しみでもありますね。競輪祭はもっと身体の状態をよくして、もっともっと頑張りたいと思います!」
●2着の大槻寛徳
「着よりも内容がよくなかったですね。厳しいことを言うようだけど、壱道はGIを獲る獲らないというな位置にいる選手なんで、あえて言いました」
●3着の菅田壱道
「着うんぬんよりも…申し訳ない気持ちでいっぱいです」
地元の諸橋愛選手
落車後、ふらつく足取りを必死にゴールに向かっていく姿に地元への強い気持ちを感じました