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【IT/電機】富士通の企業分析&クイズ #70

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は電機・事務機器メーカーの「富士通」を取り上げます。
総合電機メーカーであり、IT領域も大きい会社で、売上は3.8兆円という規模です。
正直な話、自分もパソコンやエアコンのメーカーと思っていましたが、IT領域の方が特徴的と言えそうです。
SE出身の経営陣になったことでITをメインにしようという雰囲気もあるという口コミもありました。
ITだと富士通エフサスという子会社もありますが、富士通本体で担当する領域も広そうです。
社長は「IT企業からDX企業になる」と語っています。
代表取締役社長 時田 隆仁氏
noteには富士通広報のアカウントがあり、「フェイクニュースを無くすという慶應義塾大学と共同で研究」など面白そうな記事も多いです。


調べてみると人事制度も改革をし、ポジティブな反応があるようです。
大きな企業でこれだけ動けるという会社は少ないと言え、CHROのメッセージも興味深いものでした。
フジトラニュースなど広報も積極的に情報を公開している印象です。
富士通・パナソニック・丸紅・KDDI・オムロンの5社のCHRO(最高人事責任者)が集まって話すという企画もあります。
職種もビジネスプロデューサーや人材育成スペシャリストなど特徴的です。
富士通にはGAFAMにも負けない実行力があるという執行役員の言葉もあります。
リモート環境も整備されており、福利厚生も含め働きやすさはトップクラスと言えそうです。
初任給も修士は476万円、学部卒で443万円と充分です。(残業含まずなのでもっと高くなる計算)

改めて調べてみると、IT志望だったら優先的に抑えておきたい企業だなと感じました。
採用人数も文理合わせ800名とかなり多く、倍率も事務系10倍台、技術系10倍以下と自分が就活生だったらまずはエントリーしたくなります。(インターンにも参加したい)

決算説明資料なども色使いがキレイで見やすい資料です。
正に調べる手がどんどん進む魅力的な企業でした。
ちなみに海外駐在人数は260名と電機・事務機器メーカーの中ではそこそこですが、システム・ソフトではトップクラスとなります。(これは人数だけでは語れないイメージ)


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

富士通株式会社
設立:1935年
連結従業員数 : 124,000名、単体 : 35,900名
本社:東京都港区
ホワイト指数(10点満点):10

クイズのサンプル
富士通の海外ビジネスの収益性向上に向けた取り組みの中で、収益の安定化を実現した地域はどこか?
A. アジア
B. アメリカ
C. ヨーロッパ

※回答は本編にて

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