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【税理士試験】TACに初めて申し込んでみたという話

前書き

※本ページはプロモーションを含みます。
経理マンXです。
本日は久々に税理士試験関係の記事を公開します。
内容は短めなのでサクッと読めるはずです。
簿財の話は下記からどうぞ

今回の記事では初めてTACの税理士試験講座(消費税法)に申し込んだという話を書きます。
簿財に興味があり、次は消費税にしようかなという方向けです。
恐らく、既にTACの講座を受けたことのある方には参考にならないと思います。
書きたいのはセミナーと株主優待券で24,500円お得になるということです。

受験の履歴

受験履歴
23年(73回)→簿:◯、財:◯
24年(74回)→法:✕、相:✕、消:✕
※24年は予定、今後点数届いたら公開する予定

自分が税理士試験に挑もうと思ったのは2022年の6月でした。
その時点で、申込み期限も過ぎていたので、そこからスタディングにて23年受験の簿財コースを申し込みました。(値段は6万円くらい)
スタディングはWebで全て完結するため、手続きも簡単で申し込んだらすぐに学習スタートというイメージです。
模試などでTACや大原を利用することもなく、学習初年度はスタディングのみの利用でした。

2023年8月に2科目の受験が終わり、自己採点はせずに2年目は他の科目を勉強することにしました。
引き続きスタディングにて消費税法、法人税法、相続税法を申し込みました。(5万円×3=15万円くらい)
2023年11月末には手応えが微妙だった簿財の合格通知が届いてくれました。
そこから3科目を進めていたものの、一通りの学習範囲が終わり、4月の中旬ぐらいの演習編に差し掛かる辺りです。
法人税と相続税の計算が全然理解出来ていないことに気づきました。(気づかないふりをしていた)
しかも、理論も全然という状況でした。

ということで、3科目受験申込後の5月の初旬からは比較的計算は固まっていた消費税法メインに切り替えました。
ただ8月の試験では見事に失敗(2割特例の計算、理論ともにダメ)

消費税法の勉強の際には、他の会社の本も利用していました。
理論ではTACの理論マスター(理マス)と

大原の理論サブノートを利用(理サブ)

計算ではTACの総合計算問題集の応用編

※こっちの最新版は24年の12月頃の発売っぽい

TACと大原の理論はどちらが良いかというのはわかりませんが、どちらでも合格する人はするということだと思っています。
計算問題はスタディングは少し物足りない印象で、TACの計算問題集の応用編は解いて解説を見ると「なるほど、これは良い問題」という印象がありました。
TACとスタディングの演習問題も過去の本試験を改題していると思われる部分があり、それぞれの問題にも特徴があり興味深いと思いました。
要するに、学習予備校ごとに「同じ問題を見てそこから似たような問題を作っても」、重視するポイントが微妙に違うということです。

そういえば、24年の試験で出ていたインボイスの媒介者特例はTACの理論集には掲載がなく、大原には載っていました。(スタディングもなし)
新しい25年受験用のTACの理マスには媒介者特例の掲載があるなど、理論も年度によって改正以外でも内容がアップデートされています。

2025年はTACで消費税法を学ぶ

ということで、25年はTACのWeb通信で消費税法1本に絞ることにしました。
大学院進学で残りの2科目と考えており、院免に関する記事も公開すると思います。

なぜTACなのか?というと、スタディングは簿財には良いのですが、税法はまだ伸び代がある状態だと思います。(特に消費税)
自分の場合は理論の応用問題に対応が出来ておらず、今後の試験もベタ書き問題は減ると思ったので、TACで理論含め改めて学習することにしました。
もちろん、費用面ではTACと比較すると断然安いのでスタディングにはスタディングの良さがあります。
ちょっと先にはなりますが、24年の12月以降にはスタディングの合格者の声が更新されるはずです。

ここには一定の消費税の合格者の方がいるのだと思います。

料金が安くなるのは?

さて、ここからTACのコースについて簡単に紹介します。

コースは2つで初学者コースと経験者コースです。
自分は経験者の年内上級演習+上級コースを選択しました。
値段はさらに細かいコースにより変動します。
教室講座・ビデオブース講座・Web通信講座:¥145,000
DVD通信講座:¥175,000
資料通信講座:¥95,000

自分はWeb通信にしたので、145,000円です。
Web通信を選らんだとしても、スクーリングといって一定回数は教室にも通えるようです。
これに入会金の1万円を加え、1科目だけなら155,000円が費用として必要ということです。
なお、2科目以上受講すると割引などもあるようです。

値引きの方法

①入会金は無料セミナーに参加することでオフになりました。(1万円相当のセミナーと考えるとすごい)
自分は9月開催のWebセミナーに参加しました。
Zoomで行われるので、教室に行く必要もありません。
もちろん、日程が合えば教室でも良いと思います。
内容は「Web通信のメリット」という話でした。
目からウロコとまでは言えないまでも、講師の方に個別の質問もできる設計なので有用な時間だったと思います。
Zoomを終えてアンケートを記載すると、入会金免除コードが送られてくるという流れです。
このコードを申込書に記入すればOKです。

②講座の費用は株主優待券により10%オフになります。(上記のWeb通信なら14,500円オフ)
株主優待なのでTACの株主(一定の単元数を持つ)になれば、株主優待券はもらえます。
そうでなくても、メルカリ等で売っている株主優待券を購入すれば500~600円ほどで入手できます。
ちなみにTACの株主優待券は譲渡などでもOKのパターンです。

これは株主優待券の裏面に使用する人(自分)のフルネームを書けば使えました。
参考:ホテルなどの株主優待券は本人やその家族に使用が限定される(譲渡はNG)場合があるので、本人以外は使えないことがあるという話です。

ただし、この株主優待券はe受付というWebからの申込みでは使えないようです。
従って、株主優待券を使った割引を受けるなら校舎での申し込みか郵送に限定されるようです。

校舎に行って申し込み

ここから校舎に行った話をして、この記事を書き終えます。
自分は大阪にあるとある校舎に向かい、平日の午後ということもあり混んではいませんでした。
校舎には予約などはせずに行き、コースは既に決まっている旨を伝えると職員の方と内容を記載して申し込みは完了します。
入会金免除コードと株主優待券を使い、130,500円をクレカで支払して終了です。
対面の申し込みだと、TACのWebシステムの説明動画も見せてもらえます。
使い方のレクチャーも簡単にしてくれ、校舎に到着し30分あれば終わるぐらいです。
テキストは別途送付されるので、システムにログインしてもすぐに学習開始ではないということになります。
TAC会員証も発行され、これがあれば自習室も使用可能のようです。

ちなみにTACの有価証券報告書を見ると、大阪の梅田校には個人教育事業として25名の正社員の方がいるようです。
他の校舎も10名程度の正社員の方+パートの方で運営していると思われます。(税理士試験だけでなく、各種の講座)

終わりに

今回はTACに初めて申し込んでみたという話でした。
このシリーズの次回は院免の話も書いていこうと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。

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