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【損保】あいおいニッセイ同和損害保険の企業分析&クイズ #118

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は損害保険に分類される「あいおいニッセイ同和損害保険」を紹介します。
親会社は上場企業のMS&ADインシュアランスグループホールディングスとなり、100%子会社です。
MS&ADは三井住友海上火災保険も傘下に置いています。
社名のMSは「三井住友」、ADは「あいおい(ニッセイ)同和」から取ったものです。
本記事ではあいおいニッセイ同和損害保険とMS&ADインシュアランスグループホールディングスについて主に記載しています。
なお、あいおいニッセイ同和損害保険も有価証券報告書を作成しています。
MS&ADの大株主にはトヨタ自動車(9.8%で2位)がおり、あいおいニッセイ同和損害保険でもトヨタリテールビジネスを展開しています。

他の注目ポイントは下記です。
・HDのセグメントで見ると、損保は三井住友海上とあいおいニッセイ同和損害保険がメイン
・日本生命も重要なパートナー
・トヨタ自動車とも関連する、テレマティクス自動車保険は今後も需要がありそう
・中計でもコンプライアンスがキーに
・海外の子会社はイギリスのロンドンにある会社が大きめ

他社の記事

金融業界では下記の記事ほかがあります。
東京海上日動火災保険

生保ではかんぽ生命保険

銀行では三井住友銀行ほか


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社
設立:2008年
従業員数:38,400名(HD連結)、450名(HG単体)
あいおいニッセイ同和損害保険の従業員数:13,850名(連結)、12,500名(単体)
本社:東京都中央区
ホワイト指数(10点満点):8
求める人物像のキーワード:挑戦、グローバル、発想力など

クイズのサンプル
2024年度のあいおいニッセイ同和損害保険のESG関連投融資の推進目標はどれか?
A. 脱炭素関連商品の提供
B. 生物多様性保護活動
C. 自社GHG排出量削減

※回答は本編にて

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