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【電機】三菱電機の企業分析&クイズ #71

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は電機・事務機器メーカーの「三菱電機」を取り上げます。
売上は約5兆円の総合電機メーカーで、霧ヶ峰などはイメージしやすいかもしれません。
セグメントではエレベーターやエアコン、テレビほかのライフ部門の売上が最多となっています。
利益を稼いでいるのはFA(ファクトリー・オートメーション)機器で、工場を支えているメーカーとも言えます。
三菱電機ビルソリューションズ、三菱電機エンジニアリングなど子会社も多く、RYODEN、西菱電機など上場している持分法適用会社も複数あります。

三菱電機ビルソリューションズも公開しています。

採用数は文理合わせて800名と流石の多さです。(24年はさらに増え1,100名を採用予定)
文系が200名、理系が600名ぐらいの比率です。
職種についても配慮があり、経理や人事などのコーポレートは職種別採用があります。
ざっくり経理採用は20~30名くらいのイメージで、経理志望なら抑えておきたいメーカーと言えます。
営業では製作所営業という工場勤務でありながら、営業に近いポジションがあるのが特徴的です。
技術系も「配リク」という面白い取り組みをしています。
自分にマッチングする事業所を選べるというイメージで、決めきれない人はリクルータも活用できるというものです。
望まないところや職種への配属リスクも少ないメーカーです。
ちなみに内定者へのインタビューではどんな業界を見ていたか?という質問も面白いと感じました。
事務系では2位に商社、技術系ではITサービスです。
ガクチカでは学業が文理でトップと、学業をアピールする方が多いようです。

口コミでも真面目な方が多いという言葉があるように、堅実に仕事を進め、チームワークを重視する傾向が強い印象です。
海外駐在を検討している方にもオススメの企業で海外駐在人数は約1,000名とメーカーでもトップクラスの多さです。
海外OJTという制度は社員の方からも人気のようです。
キーとなる子会社はアメリカ、トルコ、オランダです。
不正問題で前社長が退任し、風土改革をしている最中の名門企業とも表現できます。
三菱ブランドは健在なので変化への対応は上手いかもしれません。
より働きやすく、不正も起きないメーカーに生まれ変わろうとしているイメージです。
2021年から社長となった漆間 啓氏(早稲田大学商学部卒)にかかる期待も大きそうです。
安定的に利益を稼いでいる会社で、自動車機器などは分社化など選択と集中を進めています。


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

三菱電機株式会社
設立:1921年
連結従業員数 : 149,000名、単体 : 36,500名
本社:東京都千代田区
ホワイト指数(10点満点):10

クイズのサンプル
三菱電機が設定した管理職に占める女性の割合を2025年までに何%にすることを目標としているか?
A. 2.7%
B. 3.6%
C. 5.5%

※回答は本編にて

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