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【自動車】スズキの企業分析&クイズ #54

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は自動車メーカーの「スズキ」を取り上げます。
脈々と受け継ぐものづくりのDNAとして「小・少・軽・短・美」を挙げています。
四輪の販売台数はグローバルで317万台、他にも二輪や新艇ボート・船外機などのマリンという主に3つの事業を展開します。
電動車いす事業もあります。

さて、ここで質問です。
スズキのヨーロッパで大きい工場はどこの国にあるでしょうか?(これが分かっているなら充分スズキの企業研究が出来ていると言えます)
そして海外で特にシェアが高いのはインドです。
ちなみに自動車は自動車用塗料をボディなどに塗装します。
スズキ同様、インド向けが強いのが化学メーカーの関西ペイントです。(スズキと二人三脚でインドを伸ばしてきた)
その他にも11ヶ国でその国でのシェアトップです。
アフリカのコートジボワールやアジアではパキスタンなど、どちらかと言うと小さい国と言えますが、特定の国に強いという実績を持っているのが大事だと思います。

社長も名物社長と言える鈴木修氏が経営から退き、息子である鈴木俊宏氏が舵を切ります。
トヨタ自動車とも資本提携をしています。(トヨタ自動車はスズキの株式の4.9%ほどを保有)
倍率も事務系・技術系ともに10倍以内と意外と高くないメーカーなので、静岡に縁のある方は応募してもいいかもしれません。
海外駐在人数は520名ほど、同業他社の日産自動車は500名なので、規模の割に多いとも言えそうです。
採用サイトにも技術系でインドやインドネシアへの出張があったという話も出てきています。
営業では販売代理店での勤務を経験する可能性が高そうなので、ディーラーでの仕事に興味がある方にもオススメです。
口コミサイトを見ると、スズキで経験を積んで他の自動車メーカーに転職というパターンもあるようです。
規模では他の完成車メーカーに負ける部分もあるかもですが、その分色々な経験が出来る会社と言えそうです。(一定の忙しさもありそう)

自動車メーカーではマツダの記事もあります。


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

スズキ株式会社
設立:1920年
連結従業員数 : 70,010名、単体 : 16,550名
本社:静岡県浜松市
ホワイト指数(10点満点):6
求める人材:「誠実な人」お客様の声に寄り添い、真摯に努力できる人など

クイズのサンプル
スズキが進めているインドにおける環境対策の一環として取り組んでいる事業はどれか。
A. バイオガス製造事業
B. 太陽光発電事業
C. 風力発電事業

※回答は本編にて

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