【金属製品】SUMCOの企業分析&クイズ #45
前書き
就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は金属製品メーカーの「SUMCO」を取り上げます。
半導体用シリコンウェーハの製造をしているメーカーなので電子部品・機器に分類しても良いかもしれません。(OpenWorkでは鉄鋼にカテゴライズ)
シリコンウェーハにおけるライバルは化学メーカーの信越化学工業です。
※ちなみに京都にある電子部品・機器メーカーのサムコとは別会社です。
社名の由来も紹介
Silicon United Manufacturing COrporationから来ています。
住友と三菱の合体した会社で、海外売上比率約8割のメーカーとなります。
より詳しく説明すると3社が統合されています。
・三菱マテリアルシリコン(現 三菱マテリアル)
・住友金属工業(現 日本製鉄)
・シリコンユナイテッドマニュファクチュアリング
暮らしを便利にしてきた半導体の基板をシリコンウェーハで支えてきたメーカーです。
BtoB領域で知れば知るほど面白いとも言えそうです。
メイン顧客は住友商事とSamsung Electronics(サムスン電子)です。
佐賀の伊万里にメインの工場を持っており、技術系は長崎の大村市に配属になる可能性もあります。
事務系は東京の本社か佐賀に配属となりそうです。
ちなみに山形にも工場があります。
特に技術系は採用大学も、九大、宮崎大、九州工業大学、久留米工業大、佐賀大、熊大、鹿児島大など九州内の大学からの採用が目立ちます。(事務系は5名と数が少ないこともあり、全員が九州以外)
本社は東京ながら、九州にゆかりがある方なら知っておきたいメーカーと言えそうです。
とある経理社員のキャリアは佐賀→東京→アメリカ→佐賀→東京とあまり見ないパターンと言えます。
人は穏やかでホワイトな環境という口コミもあり、素材メーカーらしいと言えそうです。
内容について
最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。
ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。
https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754
なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。
1.基本情報
株式会社SUMCO
設立:1999年
連結従業員数 : 9,800名、単体 : 4,900名
本社:東京都港区芝浦
ホワイト指数(10点満点):9
クイズのサンプル
SUMCOの主力製品である半導体用シリコンウェーハの口径が大きいほどの利点は何か。
A. 生産性の向上と歩留まりの向上
B. コスト削減と材料費削減
C. 耐久性と安定性の向上
※回答は本編にて
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