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【損害保険】三井住友海上火災保険の企業分析&クイズ #148

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は損害保険に分類される「三井住友海上火災保険」を紹介します。
親会社はMS&ADインシュアランスグループホールディングスとなり、グループの損害保険分野をあいおいニッセイ同和損害保険と2社で担当します。
本記事では三井住友海上火災保険とMS&ADインシュアランスグループホールディングスについて主に記載しています。
なお、三井住友海上火災保険も有価証券報告書を作成しています。
三井住友海上火災保険の会長と社長は、HDの会長と社長でもあるため、単純に考えるならあいおいニッセイ同和損害保険よりも重要性が高いと言えそうです。

他の注目ポイントは下記です。
・あいおいニッセイ同和損害保険と比較すると、三井住友海上火災保険は自動車保険の比率が低く、他の火災などバランスの良い構成になっている
・ホールディングスとしては政策保有株式の売却も進めていく(トヨタ自動車が大きい)
・ビッグモーターやカルテル問題など、コンプライアンスの徹底が求められている
・国内拠点は全国各地、住友系ということもあり関西も充実している
・シリコンバレー駐在もあるなど、グローバルがキーワード

他社の記事

損害保険ほかで下記の記事ほかがあります。
あいおいニッセイ同和損害保険

東京海上日動火災保険

損害保険ジャパン

生命保険ではかんぽ生命保険


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社
設立:2008年
三井住友海上火災保険の設立:1918年
従業員数:38,400名(HD連結)、450名(HG単体)
三井住友海上火災保険の従業員数:20,400名(連結)、12,100名(単体)
HDの本社:東京都中央区
三井住友海上火災保険の本社:東京都千代田区
ホワイト指数(10点満点):9
求める人物像のキーワード:自律的な思考力・行動力

クイズのサンプル
三井住友海上火災保険が掲げる経営ビジョンは何か?
A. グローバル市場の開拓
B. 技術革新による変革
C. 持続的成長と企業価値向上の追求

※回答は本編にて

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