【化学】東レの企業分析&クイズ #55
前書き
就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は化学メーカーの「東レ」を取り上げます。
元々は東洋レーヨンとして繊維からスタートした三井系のメーカーです。
今ではレーヨンの生産はしておらず、炭素繊維が有名で連結の売上は2.5兆円ほどです。
化学メーカーの中でも採用数が多いのが特徴で、特に事務系の採用数が富士フイルムの約70名に次ぐ60名ほどです。
さらに海外駐在員数が化学メーカートップの約600名です。(2位は富士フイルムで330名ほど)
化学メーカーでグローバルに働きたいという方にオススメです。
現社長も東レと商社に内定を貰い、東レに入社したという経緯があり、総合商社や専門商社(化学系の長瀬産業や稲畑産業)と比較する方も多そうです。
社員インタビューも豊富で、事業領域レベルでやりたいことを具体化しておくと面接でも安心です。
BtoB領域としてはユニクロのヒートテックとのコラボも有名で、化学メーカーの中でもトップクラスの知名度と言っても良さそうです。
社長は23年6月に就任と、また新たな方向へ動いていくイメージです。(代表取締役会長と二人三脚)
社長は慶應義塾大学の法学部を卒業、根っからの営業マンでチャレンジをキーワードに挙げています。
求める人材にもバイタリティという言葉が出てくるように、東レは化学メーカーの中でも積極性をより求めていると言えそうです。
その社長も繊維事業に多く関わってきた人物です。
会長、社長ともに自身の海外駐在でのエピソードを語っており、重要なポイントと言えそうです。
売上の柱は繊維と機能化成品です。(そこに炭素繊維複合材料が存在感を増していく可能性があります)
グループ企業として蝶理や東レインターナショナル、東レエンジニアリングなどがあります。
関連会社として東レ・デュポンやダウ・東レなどの外資系との合弁会社があるのも特徴的です。
女性初の工場長も誕生というニュースもありました。
内容について
最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。
ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。
https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754
なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。
1.基本情報
東レ株式会社
設立:1926年
連結従業員数 : 48,000名、単体 : 7,000名
本社:東京都中央区日本橋
ホワイト指数(10点満点):9
求める人材:バイタリティ溢れる人など
クイズのサンプル
東レが進めているコスト競争力強化のための施策はどれか。
A. 生産ラインの自動化
B. 経営資源の分散化
C. 戦略的プライシング
※回答は本編にて
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