【電機】キーエンスの企業分析&クイズ #50
前書き
※本ページはプロモーションを含みます。
就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は電機・事務機器メーカーの「キーエンス」を取り上げます。
特徴は2,000万円超えという超高年収と、異次元とも言える利益率の高さです。
売上も1兆円に迫るところまで来ており、時価総額で見ても日本トップクラスです。(24/9/6時点で4位)
有名企業ということもあり、書籍などでもキーエンスの凄さが語られています。(YouTubeにもキーエンス出身の方の動画が多数あります)
採用サイトにあるフレーズで面白いのは、キーエンスでは「顧客が欲しいというモノは創らない」という精神があるということです。
一見え?と思いたくなりますが、顧客の求めるモノやしたいことを見定めて提案することが大事という意味です。(顧客の言葉だけを鵜呑みにしてはいけない)
キーエンスという企業は中途採用が少ないとも言われています。
つまり新卒採用をより重視していると考えられ、求める人材の内容にポイントが詰まっています。
「本質的に正しいことを考え、徹底して実行できる人」を求めており、キーエンスの人材はこれが出来るということです。
本質的に正しいをどう定義していくかさえ決めれば、後はやるだけというイメージです。
経理の視点としては決算期が珍しいということです。
3月21日~翌年3月20日となっており、通常の会社とは異なり月末や月初以上に20日を過ぎてからが経理は忙しい可能性が高いです。
ただし、キーエンスでは経理に初期配属というパターンは少なさそうです。
海外売上比率を高めようという意識があるようで、特にアメリカと中国を攻めるイメージです。(現地法人は20ヶ国にあり)
海外進出では最初は現地の日系法人に営業し、そこから現地企業まで広げていくようです。
最大の付加価値を生み出すために営業と開発が協力
採用サイトの情報が充実しており、社会人の方が見てもなるほどと思う内容ばかりです。
背景にはキーエンスが高利益率が維持しながら成長を続けてきたというブランド力もあります。(要するに説得力がある)
キーエンスの営業はある意味で識学とも似ている気がします。
営業個人に依存するのではなく、会社が成果の出る仕組みを考えそれを実践していくイメージです。
この辺りが識学の考えに近い気がしています。(識学の社長の安藤氏の本も面白いです)
仮説検証のPDCAサイクルを素早く回せる人材がキーエンスには向いていると思います。
24年の採用数は文理合わせて390名ほどと採用数は多いです。
特に海外展開に向けての人材を探している可能性があります。
ちなみに本記事では特徴的な20秒アピールなどの選考対策は扱っておりません。
あくまでも企業の分析に主眼を置いています。
内容について
最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。
ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。
https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754
なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。
1.基本情報
株式会社キーエンス
設立:1974年
連結従業員数 : 10,580名、単体 : 2,790名
本社:大阪府大阪市東淀川区
ホワイト指数(10点満点):4
求める人材:本質的に正しいことを考え、徹底して実行できる人
クイズのサンプル
キーエンスの研究開発活動の中で特に強化している技術分野はどれか。
A. バイオテクノロジー
B. 画像処理技術とセンサ技術
C. 鉄鋼製品の強度向上
※回答は本編にて
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