経理に配属になった新社会人の皆様へ。春になると思い出す消費税課税区分との出会い。
経理の方向けに情報を発信しています。
ちょろ助@経理の人です。
新卒の方なども、集合研修が終わって本格的に部署に配属されたよ!という方もそろそろ出始めた頃でしょうか。
経理に配属された方に、凡人経理の私が最初に頭にはてなまーくが浮かんだことを紹介します。
消費税の課税区分
会計システムに仕訳を入力することが少なからずあると思います。
その際に、簿記の知識だけをもって入力しようとすると違和感があるはずです。
それは、消費税の課税区分をインプットしろ!とシステムが求めてくることです。
課税仕入、非課税、不課税とか、海外取引がある会社だとまた輸出売上などなど。
なんやねんと。
この辺りは研修とかOJTで教わるのかなあと思われます。
解説はネットで調べるとたーーくさんでてくるので調べてみて下さい。
いずれにしても、経理実務には簿記以外に税法という概念がくっついてくることに私は面食らいました。いちかバチか適当に入力して案の定間違えてを繰り返しめちゃくちゃあきれられました。そんな風にならないでくださいね。
将来他の人と差がつく方法
でも、、、課税区分の入力なんて、慣れてしまえばある程度できてしまうので安心してください。
何となく、この科目は非課税だなとか分かってきます。
なんなら科目で課税区分をマスタで設定してるパターンが多いのかも。
しかし、、、、、だから危険。
それが消費税の計算にどの様な影響を与えるか正しく理解してる人は実際少ないのです。そして事故を起こす。
だから消費税法を一回り勉強することを強くオススメします。具体的には、税理士試験レベルまでとはもちろん言わないので税額計算のロジックが理解できるところまではやっておいて損はないし、将来、様々なスキームを考えるレイヤーになったとき、レビューする立場になったときにぜんぜん違います。
消費税法能力検定
とはいっても、何を勉強すればいいの?ということです。もちろん、税理士試験の消費税法が一番いいんでしょうけど、、、ダルい。。、
なので個人的なオススメは消費税法能力検定です。
とっかかりとしてオススメです。
資格をとって給料は上がるの?
ごめんなさい。単独でもっててもたぶん上がりません。
しかし、絶対に役に立ちます。結構、そんな資格取っても意味ないとか言われると思いますが、勉強の手段として利用するにとても良い資格と私は思いますよ!
消費税に気が回ると玄人感が出る
もう、そんなこと?って感じですが、消費税に気が回る人は玄人感でます笑
あと、なにより安心感が違います。スキームの提案受けるにしても消費税の影響までサッと頭が回る人は、「おっ、やりおる!」と個人的には思います笑
なんか、考慮すべきなのに論点からスルリと抜けてしまいがちなんですよね。
目の前の新しいことに大変かもしれませんがここで、もうひと頑張りすると皆さんの将来を救うかも!?
以上、春になると思い出す、消費税課税区分に出会った日でした。