絵本のようなリーフレットに
事業開始を8月に控え、世田谷区医療的ケア相談支援センターのPRリーフレットもデザインさせていただきました。
病院にいる間も、そして退院後も、医療的ケアを必要とするお子さんの、ご自宅や地域での生活をサポートしていく「人生の伴走者でありたい」
というセンタースタッフの思いを視覚的に表現するために、表紙から一本の道が見開きにつながり、さらに裏表紙へ続いていくというデザインを作りました。
紙媒体のコンテンツならではのちょっとしたしかけです。裏表紙に続いた道はさらに紙の外にはみ出して、未来へ続いていくイメージを表現しました。
私は印刷物が好きなので、デザインしたリーフレットが美しく刷られて出来上がってきた時はとてもうれしかったです。
リーフレットを持ち帰った方がちょっと保管しておきたくなるような、お子さんが広げて絵本のように眺められるような、遊び心のあるかわいいもの、そしてセンターの役割を絵でわかりやすく見せられるようにと努めました。
制作においては、看護を大学で教える古くからの友人の監修や、医療的ケアを必要とするお子さんのお母様たちのアドヴァイスを受け、お子さんの暮らしのリアリティからなるべく外れないようにと気をつけて描きました。
上の画像ではよくわからないのですが、世田谷区役所の方々が、つながった道の仕掛けがよくわかるように下のように展示してくださいました。先日ご紹介した「ひとりじゃないよ」動画も一緒に、区役所の区政PRコーナー展示していただいています。