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【広島地裁】請求の拡張とは?
被告:広島県警の裁判において実質的に道路使用許可書を申請する際に印紙代2400円がかかっておりこれの返還も求めようと思います。
令和六年9月13日までに提出する事になりました。
今後こちらの記事は更新して行きます。
「請求の拡張」書面の書き方について説明しますね。
請求の拡張とは
請求の拡張とは、訴訟の途中で請求の内容を変更し、請求額を増やしたり、新たな請求を追加したりすることです。
これは、民事訴訟法第143条に基づいて行われます1。
書面の書き方
以下は、請求の拡張を行う際の書面の基本的な構成です:
表題
「請求の拡張申立書」
事件番号
現在の事件番号を記載します。
当事者
原告と被告の氏名および住所を記載します。
請求の趣旨の変更
具体的にどのように請求を拡張するのかを記載します。
例:「被告は、原告に対し、金○○○○円及び内金○○○○円に対する平成○○年○○月○○日より支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。」
請求の原因の変更
請求の拡張に伴う事実関係や法律上の理由を記載します。
結論
拡張後の請求内容を簡潔にまとめます。
記載例
請求の拡張申立書
事件番号:令和○年(ワ)第○○号
原告:○○○○(住所)
被告:○○○○(住所)
請求の趣旨の変更
1. 被告は、原告に対し、金○○○○円及び内金○○○○円に対する平成○○年○○月○○日より支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。
2. 訴訟費用は被告の負担とする。
請求の原因の変更
1. 原告は、被告との間で○○契約を締結し、これに基づき○○を行った。
2. その後、被告が○○を行わなかったため、原告は○○を請求する。
結論
以上の通り、請求の趣旨及び原因を変更する。
このように書面を作成し、裁判所に提出します。
具体的な書式や記載例については、裁判所の公式サイト23も参考にしてください。
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