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見切り発車でいい。
みなさんこんにちは。
先日「ステラおばさんのクッキー」をいただきまして、台所のテーブルの上に置いておいたら、娘が興奮しながら「ママ!ステラおばさんじゃねーよ!」とハリセンボンのネタを披露してくれました。
ほんと面白い娘です。
どうやら初めてステラおばさんのクッキーを目撃したらしいです。
私の生徒さんは割と奥ゆかしい方が多くてですね、いつもどんどん人前で演奏したほうがいいよ、と言っているのですが、
「いやいや、もうちょっと上手くなってからで・・・」
という方が本当に多いです。
でも、実際発表会に出たり、バンドに入ったりして演奏してみると、悔しい思いをしてもそれ以上に成長するし、人前で演奏する楽しさもわかってくる方がほとんど。
ではどうして「もう少しうまくなってから」となってしまうのか、というと、「間違えるのが怖い、失敗をするのが怖い」からなのです。
人間誰しも失敗は怖いです。
私なんていつも失敗の恐怖と闘っていますが、
失敗しないとわからないこと
ってたくさんあると思うのです。
もちろん、失敗しなくなるまで練習して自信をつけることも大事ですが、
完璧というのは自分のレベルが上がるのと比例して、完璧のレベルも上がっていきます。
なので、完璧に到達するというのはものすごい時間のかかることなのです。
(ひょっとしたら到達しないこともあるのかも)
レッスンをしている時に、いつもフレーズの冒頭でうまくいかなくて、音を2つ3つ出した時点で首を振りながら何度もやり直す生徒さんがいると、
「間違ってもいいからこのフレーズ全部吹いてみよう」
と言います。
そうすると、すんなりできてしまったりします。
ひとつひとつの音を丁寧に吹くことも大事ですが、
間違うことを気にするあまり、「音楽を演奏する」ことを忘れてしまっているのです。
フレーズが流れることよりも、音が出るか出ないかを気にしすぎてしまって息が止まっているのです。
息が流れてしまえば曲としては成立します。
息を止める練習を何十回としても、「止まる練習」にしかならないのです。
こんな感じで、失敗を気にせずに流れを大切にしてあげることでうまくいくこともたくさんあります。
それは他のことも同じで、
失敗を恐れているとそういう風に自分がトレーニングされていく
のです。
逆に、挑戦することを続けていくと、それが習慣になります。
それができているか、できていないか、じゃないんです。
できていなくても、とりあえず挑戦してみる、というのが上手くいく秘訣かな?って思います。
完璧であるなんてなかなかできることではないです。
なので、見切り発車で大丈夫(笑)
あとから結果はついてきます。
ではまた。ばいば〜い!
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![いわたけいこ。@らっぱと作編曲家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8268545/profile_994ee67850091ff00724daae32674c28.jpg?width=600&crop=1:1,smart)