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トランペットで高い音が出ない。

こんにちは♬
朝から「セ・パ交流戦」のCMの音楽が頭から離れないいわたです。

どなたが作曲されたんだろう〜。
こういう耳に残る歌ってなかなかできないもんですよね。

さて、この時期レッスンの生徒さんも、学校レッスンの生徒さんもみんなこぞって質問してくるのは「高い音を出すためにはどうしたらいいですか?」っていうこと。
まあトランペットを吹いていたら誰しも出したいですよねえ、ハイノート。
ハイノートとは言わないでも、とにかく上のソ以上が使えるようになりたい子が多いんじゃないでしょうか〜。

かく言う私も、高い音にはずいぶん悩まされましたし、いまだ挑戦中です。

最近やっとダブルハイB♭っていうのがすこ〜し出るようになったぐらいです。

こんな感じ〜。
まだ実戦では使えないですけどね〜。

でね、今日書きたいのは高い音の出し方、じゃあないんですよ。

なんで高い音が出ないのか

ってことなんです。

ハイノートの出し方とかは世の中に書かれてる方がたくさんいらっしゃるので、是非それを参考にしていただけるといいかなって思います♬
私もまだまだ発展途上ですので、「これ!」っていうのはここの文章ではちょっと表現しづらいです。
もちろん、ある程度まではレッスンでは教えてますよ〜。

そして、今日は「ハイノート」っていうのと「高い音」っていう言葉の使い分けをしたいと思います。
いわゆる「ハイノート」っていうのは五線をはみ出たドより先、つまりハイべーって呼ばれるやつより上を指したいと思います。
今回の文章での「高い音」っていうのは五線の上のソからハイべー(運指表にある1番高いド)までを指したいと思います。


私のところに来る生徒さんたちの言う「高い音」っていうのは後者がほとんどですので、今日は「高い音」についてちょっとだけ考えたいと思います♬


さて、ここで質問です。
高い音が出ないのは何故だと思いますか?

私の生徒さんに同じことをいつも質問します。
返ってくる答えは、

・力が入っているから
・口にマウスピースを押さえつけているから
・楽器の角度を変えてしまう

ってなところでしょうかね。
で、ここから更に掘り下げます。

何故高い音を出そうとすると力が入ったりマウスピースを押さえつけたり角度を変えたりするのか?
ということを考えます。

すると、生徒さんは「う〜ん」と首を傾げます。
ここを掘り下げられると、少し答えが見えてきます。

答えは書きません(笑)
ここを自分で考えられると、原因がわかってくるのです。

原因がわかったら、今やってしまっている事と、真逆のことをするようにします。
つまり、
・力を入れないで
・マウスピースを押さえつけないで
・楽器の角度を変えないで
できればいいんです。
簡単ですね?(意地悪)

物事には必ず「原因となるもの」があります。
できないことがあったとき、まずは「今の自分の状態がどうなっているか」ということを観察し、そこから更に掘り下げて「何故その状態になっているのか」ということを考えます。
そして、更に「できている人はどうなっているか」というのを観察し、考えることもとても大事です。

すべての事柄について「なんで?」っていう質問で自問自答していくのが上達への近道ですよ♬

さあ、皆さん、
Let's Thinking!!

ではまた。ばいば〜い!

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いわたけいこ。@らっぱと作編曲家
トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬