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“ 自分の人生理念をつくる ” 24卒内定者研修振り返り(後編)
KEIPEにとって3年目の内定者研修。
開催から1ヶ月経ち、代表の赤池と新卒1年目の岡田くんがざっくばらんに振り返りをする対談、後編です。聞き手はKEIPEのゆる広報。人に本気で向き合う、KEIPEの雰囲気を感じてただけたら嬉しいです。
前編はこちらから👉
【 24卒内定者研修スケジュール 】
1日目
- 《人生理念を作る》目的の確認とアイスブレイク
- 自分のバリューを考える
- 自分のビジョンを考える
- 5名の先輩社員から価値観・ビジョンを聞く
- BBQ・ 焚き火を囲んで懇談
2日目
- 体操・お散歩・朝ごはん
- 1日目に作ったビジョンの再言語化
- KEIPEの過去を知る(先輩社員からのお話)
- KEIPEの未来を知る(代表から目指す世界のお話)
- 新卒1年目先輩社員のプレゼンテーション
- 最終成果発表
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ー その人にしか見れない視点
■ トップダウンで成長を作ってあげるのではなく、それぞれの価値観をもっと活かしていきたいという話でしたが、新卒1年目の目線から見て、どううつりましたか?
広夢:僕のイメージだと、経営陣が見ている視座って、視点ていう意味では違うんですけど、全く別のところにあるというよりかは、きっと僕が考えているものの延長線上にあるなという感覚がすごくあります。新卒である僕がいろんなこと言っても耳を傾けてもらえるっていうのは、目線の先が同じだからだと思います。
侑馬:うんうん。そうだね。でももっと言ってほしいぐらい。
多分、俺らの考えが広夢たちの延長線上にあるのではなくて、目的に対して見ている視点の違いだけだと思う。だから先を行っているわけじゃない。
広夢が見ている世界は、俺が見れないから広夢に見てもらう。それぞれの観点が必要なんだよね。
だからこういうの(スタート地点から一直線に進んでくイメージ)をみんながイメージしちゃったら、この人が言っていることは先を行っているから正しいってなってしまうけど、その人にしか見れない視点というのを大事にしたいなって思ってる。
でも俺もバリバリ体育会系で育ってきてるから、先輩の方が正しい!ってバイアスがすごくあって、難しさはあるんだけど。そこに自分もチャレンジしてるかな。
広夢:ああ〜
侑馬:男性女性とか、障害のある人と健康な人とか、色々区切られていることに思い込みが全部ある。新卒は経験値が低いから有益なことを言うことが少ない。とか。
でも本当にそうなんだっけってことをいつもチャレンジしてるんだよね。とはいえ人の言っていることが全部正しいわけではないし、経営判断はしなきゃいけないんだけど。
広夢:そうですね。確かにKEIPEではそれを感じます。
社内での関わりも僕は結構、そこは意識してるところでもあって。要は、価値観の押し付けにならないっていうか。どんな肩書き・立場でも同じフラットな1アイディアとして受け入れるっていう雰囲気はすごくあるなと。
侑馬:うん、そうだね。確かに。うん。
広夢:KEIPEに関わる人って、バックグラウンドが結構違うじゃないですか。で、その違いがあるのは僕は結構大きな強みだし、それをつぶさないっていうのは、多分他社にあまりないんですよ。KEIPEの強みは人を活かすところだなって。
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例えば今、同じメンバーでもザ・福祉会社みたいなところに入ったら僕は全然違う雰囲気になると思っているんです。福祉ってこういうものでしょってこういうやり方でしょってなっていたら自然と御意っていう笑
(トップダウンの組織になるよねという意)
侑馬:そうだね笑
組織としては常にマニュアル片手にやれるみたいなのって楽なんだよね。
広夢:一人ひとりが考えなくてもいいですよね。
侑馬:ね。だからこそ、みんなに問いたいのは「君はどう思うの」っていうこと。そのアイメッセージを目的に対してもっと出して欲しい。
これを内定者研修と紐づけると、やっぱりアイメッセージを出すには、自分の価値観の軸がないと難しい。あの人が言ってたからこうだとか、人のものを自分が思っているかのように言うこともできる。
もちろん借りてもいいんだけど、本当にそうなんだっけってことをちゃんと自分の中で問う過程が必要なんだよね。
今回の内定者研修でも、正解かどうかじゃなく自分の価値観で自分のメッセージしていいんだよ、という事を2日間で感じてもらえたら、すごいよかったかなって思う。それを本当はもっと全社員に広めたいし、そこから出てくる夢を語ってほしい。みんなに。
広夢:そうですね。内定者研修の打ち合わせに、基本的に人事の木原さんがいてくれたんですけど、僕たち、研修で内定者たちが辞めてもいいとか結構思い切ったことも言ってたりして。笑
それに対して、木原さんも言葉では言わなくても、うなずいてくれてたり。そんな環境って僕はすごいと思います。
侑馬:笑
バカやろーーーーっ!!って言いたくなるのをぐっとこらえたかもしれないけど笑
でも木原さんもそうだなと思うところがあったんじゃないかな。俺も、社内研修はそう思ってやってる。自分の次の人生の価値観を見つけて、もしそれが本当にうちの会社で叶えられないんだったら、次のチャレンジをしたらいいと思ってる。
でもせっかくなら見つけた価値観は、うちで花咲かせられるように、経営として努力したいとも思ってるんだよね。
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ー 大事な価値観を受け継ぐ
■ では、そんな今回の内定者研修を経て、来年はどんなふうになっていくと思いますか。
広夢:そうですね。
僕の中ではここでこうしたいっていうこと自体があんまり良くないと思って。来年25卒の内定者の人に対してちゃんと必要なものができるのであれば、0ベースでやるのもいいし、結果として今のものをブラッシュアップするでもいいかな。
侑馬:なるほど、そうだね。俺もそういう意味では広夢と結構近い。
でも「不易流行」で、いいものはちゃんと蓄積されていくということが、俺はすごく大事だと思ってるから、今回良かったなって思ったところはちゃんと残したい。
何でも0からにしちゃったら、古い街並みの良さとかない、文化の残らない町づくりと同じようなことになっちゃうと思うんだよね。今回そこは木原さんがうまく押さえてたんじゃないかな、と俺は思ってる。
俺が木原さんに出したオーダーは、木原さんが全部の手綱握って、全責任を取れるんだったら何してもいいよって言って。来年は、そこに今回の新卒のみんながなってくれるといいなというふうに思ってる。
広夢:ああ〜責任を持って手綱を握る、ってところにですね。
侑馬:そうそう。で、俺たちの不易流行の、不易の部分はこうだって伝えていく。流行は自分たちで考えて決めてほしいけど、ここの核は俺たちがもうずっと大事にしてきたんで。1000年大事にしてきます、みたいな。
広夢:木原さん抜きで新卒だけでやったら多分全く変わってると思います。
侑馬:うん、変わったと思う。
広夢:今回ある程度うまく行ったからといって、来年は新卒だけでってなったらまたそれで多分、この不易の部分を掴めぬまま、目先の流行だけで繋げてしまいそう、、、
侑馬:楽しいのがいいじゃんとか、ね。それだけになっちゃう。そうしたら、研修の意味が全然変わってきちゃうから、成果も変わってくる。
木原さんがうまいなって思うのは俺とかがやったら、俺作が全面に出ちゃうワケ。でも木原さんって新卒のみんなが主導してやってる状態でも、ちゃんと魂を吹き込んでいる部分を裏で作ってる。新卒も自分達がやったと思ってると思うんだけど、実は木原さんがこの全体像を設計したんじゃないかっていう風に俺は思ってる。
■ 木原さんの黒子力・・・!
侑馬:そうそうそう、そこをすごく絶妙なセンスでやってると思う。
広夢:あ〜その差し引きは、僕も見ながらうまいなと思っていて。
アイデアの種自体というものは、僕らから出してるけれど、何の種を植えるかってのが、ある程度選択肢が絞られてるような気がしていて、で、植えた後の咲かせ方みたいなものも、僕らには自分でやってる風に見せて、裏では支柱建てたりみたいなところをしてくれていた感じがします。
行き詰まった時にポンっていう発言があったり。
侑馬:でも、みんな新卒が作ったと思ってるからね。あれはすごい。
あれはやっぱり木原さんの人徳っていうか人間性だよね。・・・なんか木原を褒める会みたいになってきたな笑
一同笑
広夢:新卒で作った内定者研修とはいうものの、そこの根幹は木原さんが大きかった。不易の部分が大きかったんだなと思いますね。
ー うーん、来年どう引き継がれていくのか楽しみ! まだまだ話は尽きませんが、そろそろ時間が近づいていて…。
最後に今回の振り返り対談してみてどうでした?
広夢:木原さんと新卒メンバーで振り返りしたのは、研修直後だったんです。そういう意味でこう、熱いうちに打ったのも大事ですけど、今1ヶ月経って本当に得たもの、内定者研修で得て持ち続けてきたものをここでアウトプットできたのはすごくよかったです。
侑馬:結構あれでさぁ、何か人生変わったんじゃない?笑
具体的に変わった実感ある?
広夢:ちょうど先週、大学の友達に卒業して以来会って、すごい変わったね、笑うようになったねって言われました。
侑馬:へえ、そう!
最近広夢の目が輝いてるってメンターの先輩も言ってたよ笑
ー おお〜、じゃあ輝く瞳のアップも撮影して笑
まだまだ話せそうですが、今日はこのあたりでおしまいにします。2人とも、ありがとうございました!
広夢・侑馬:ありがとうございました〜
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