新人教育で気をつけること
来年の新人教育のため、当院での新人教育プログラムの見直しを始めています。
福田です。
新卒は後輩にメインで担当してもらい、僕はその上に就くポジションでいく予定です。
後輩にとっても初めての後輩なので、色々とプレッシャーを感じているようです!(たぶん笑)
よく教育の話になると出てくるのが「報・連・相」ですよね。
みなさんご存知の『報告・連絡・相談』ですね。この話をするときに毎回、考えされられることがあります。
「報・連・相」ばっかり強調してませんか?
「報・連・相」は上司(先輩)から部下(後輩)へ課せられる義務みたいなものですよね。
ただ、これだけでは一方通行になっていて、部下(後輩)からの「報・連・相」は一向にありませんよ。
対義語があることは知っていますか?
後輩にばかりやらせてはダメですよ!先輩にも「命・解・援」というしなければいけないことがあります。
「報・連・相」に対し「命・解・援」があることで、両者の行動が双方向に行き交うのです。
それにより、後輩は次もその先輩に「報・連・相」をするでしょう!
「報・連・相」をしない後輩を責める前に、自分が「命・解・援」をできているか考えてみましょう。
#自分に言い聞かせています
ちなみに「命・解・援」は『命令・解説・援助』の略です。
「報告」に対して「命令」、「連絡」に対して「解説」、「相談」に対して「援助」
先輩がきちんと細かく「〜をいつ、どのように」と「命令」することで、後輩は「報告」ができます。
ミスをした後輩が「連絡」してきたときに「解説」もなく怒鳴り散らしては、その後、後輩は二度と先輩のもとに来ないでしょう。
悩みを「相談」しにきた後輩に、的確な「援助」が与えられず適当にあしらわれたら、先輩に二度と「相談」しないでしょう。
#自分に言い聞かせています
結局、後輩にばかり求めて一方通行では、いい方向に進まないと思います。
先輩、後輩ともに良好な人間関係を築きなんでも言い合えるような関係を築くことで新人教育も上手くいくのではないかと感じています。
僕はこれに加えて、いつでも「報・連・相」に来やすい環境づくりにも気を使っています。
「どんなに忙しそうにしていても、すぐに来い!」ただそれだけ伝えています。
これには賛否両論あるかと思いますが、僕は「報・連・相」が遅れてミスが大きなることを避けた方がいいと思うので、ここけっこう大事だと思っています。