仮面浪人生の悩み

こんにちは。

今回は私が仮面浪人をしていた時に気づいたことや、仮面浪人をする前に知っておきたかったことについて共有したいと思います。
(筆者はMARCHから早慶に仮面浪人に成功した人)

今仮面浪人をしている人、仮面浪人をしようか悩んでいる人や仮面浪人と普通の浪人の違いについて興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。


<仮面浪人のメリット>

まず仮面浪人の主なメリットについてです。

➀落ちた時のリスクが少ない
②受験勉強期間において精神的に楽
③単位を引き継げる場合がある
④受験科目/受験校を減らせる可能性がある

それでは一つずつ見ていきます。

➀落ちた時のリスクが少ない

もちろん人によって異なりますが、現役時はMARCHに合格したが一浪時にはMARCHに受からなかった人などもいます。また、現役・一浪時両方MARCHには受かったが早慶には受からなかった人なども多いでしょう。

一年という期間を費やして浪人結果が現役以下、または現役と同じならば浪人した意味はほとんどないと思う人もいるのではないでしょうか。

仮面浪人をして単位を取っていれば、例えば早慶に受からなくてもMARCHで大学二年生をそのまま始めることができます。

②受験勉強期間において精神的に楽

浪人をすると1年という期間を最低でも費やすことになります。多くの人は受かるかどうか、日がますごとに不安になるのではないでしょうか。
実際私もプレッシャーは日々強くなっていき、メンタルが不安定になることもありました。

仮面浪人をしていると最悪受からなくても二年生から何もなく大学生活を再開できるという安心感が得られます。
そういった安心感が浪人期間中の心の安定や受験当日のメンタルの安定に役立ち、浪人の成功に寄与する部分もあるのではないでしょうか。

③単位を引き継げる場合がある

仮面浪人中に仮面先で単位を取得していると新しい進学先で単位が認められる場合があります。
そうすれば半年休学しても新しい進学先の大学でストレートに卒業できるかもしれません。

しかし、これはそれぞれの大学の規定や学部が同じ系統かどうかなどで大きく異なるので事前によく調べておくことをお勧めします。

④受験科目/受験校を減らせる可能性がある

あまり知られていませんがこれはかなり大きなメリットです。
志望校によって大きく左右されますが、一番典型的な例はMARCHで仮面しながら早慶、特に慶應を狙う場合です。

MARCHで仮面できると、共通テストをうけなくいい場合が出てきます。共通テスト対策では到底早慶の難しい問題はカバーできません。また、例えば慶應だと国語の代わりに小論文が課されます。小論文は実質評論の延長線上にあるような科目なので古文漢文の学習から逃れることもできます。

共通テストを受けないとなると、受けられる受験校は減りますが圧倒的に負担が減ります。その分本当に強化しなければならない科目に絞って勉強すると、早慶の入試などで普通なら合格できないような人の中でも合格できる人が出てくる可能性があります。


<仮面浪人のデメリット>

次はデメリットについてです。

➀単位を取りながらだと負担が半端じゃない
②お金が余分にかかる場合がある
③仮面に失敗した時に大学生活に戻りづらい

それでは一つずつ見ていきます。
➀単位を取りながらだと負担が半端じゃない

仮面浪人生が単位も取りながら受験勉強をするとなると本当に大変です。大学の授業やテストなどで最低でも一日の半分ぐらいは受験勉強にあてる時間が無くなってしまうと見積もって大丈夫でしょう。

ただでさえ難しい浪人です。仮面浪人は戦略的に考え、負担の大きさも十分に精査してから決断することをおすすめします。

②お金が余分にかかる場合がある

お金が余分にかかる場合は大きく分けて二つの理由があります。
一つ目は仮面先の大学が実家から離れており、一人暮らしをして仮面浪人をしないといけない場合です。
そうすると年間で家賃・光熱費・生活費・学費等で数百万は必要となります。

もう一つは仮面しながら予備校に通う場合です。
大学か予備校どちらか一つだけ通うなら費用はそこまで変わりませんが、仮面先の授業料等を払いながら予備校に通うとなると費用が二倍ほどになります。

③仮面に失敗した時に大学生活に戻りづらい

仮面に失敗した場合はおそらく仮面先の大学に戻り、学生生活を本格的に再開することでしょう。

他の大学生たちは一年生からサークルに入り、授業の後にも遊んだりして友達をたくさん作っている一方で、仮面浪人生は友達を作る暇や余裕がありません。
仮面に失敗するとそこから楽しい学生生活を送れるような学生になるのはなかなか難しいのでないでしょうか。
もちろん、仮面しながらサークルや友達の仲をうまく築ける人もいるでしょうが極僅かです。

以上が私が仮面浪人をして気づいたメリットやデメリットになります。
仮面浪人は戦略がすべてです。
有利になる場合や不利になる場合は学力、受験校、得意教科、志望校、仮面先の授業の重さ等すべてを考慮して決断しなければ失敗します。

もし、仮面浪人について悩みがある方がいらっしゃるならばTwitterのDMやライン等で相談を受け付けています。
料金等はかからないのでご安心ください。

実際に仮面浪人をして気づいたことやうまくいった戦略等を反映させながら相談にお答えさせていただきます!!

今後、仮面浪人についてきわめて深く考察した記事も執筆予定ですのでよろしければそちらもご覧ください。

それでは。


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