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不撓不屈 田村誓悟(経4・土佐塾)

みなさんこんにちは!春日くんからちょっと上から目線の紹介を受けました田村誓悟です笑。彼はつい先日までヨーロッパを放浪しており、ブログを書けるか心配していましたが、やはりやる時はやる男でしたね。
ちなみに私の引退ブログのタイトル「不撓不屈」ですが、みなさんご存知の四国の超大手名門予備校R進学塾のテキスト名です。不撓不屈はどんな困難にぶつかっても挫けないという意味で私の4年間の座右の銘でした。

さて、部活動を引退して約2ヶ月が経ちました。この間、硬式野球部が秋季リーグ戦優勝、神宮大会優勝という素晴らしい成績を納めており、自分がもし硬式野球部に所属していたら試合に出場できていたのか、それとも4年間スタンドで応援していたのかなど考えていました。ですが、これは軟式野球部での4年間に後悔があるということではないです。軟式野球部だからこそ自分を高めることができ、満足のいく学生野球が送れることができたからこそだと思ってます。

前置きが長くなりましたが、ここからは春日くんが周りの人にメッセージを書いていたので私は逆張り(?)で4年間の自分を振り返りたいと思います。
 振り返ってみると、あっという間だったなという印象が強いです。3年前の4年生方が引退し、私にはまだあと3年、そして2年、1年、気付けば引退って感じです。ですが、文章にするととてつもなく長い巻物が出来上がってしまうのでここからは自分に関する3つの印象に残っている場面を紹介します。

❶紅白戦でのバックネット投球
 この紅白戦は私が入部して2日目の試合でした。浪人期間のブランクがあるとはいえ、1イニングくらいは大丈夫だろうと思っていました。ですが、なかなかストライクが入らず、挙げ句の果てに投球がバックネットへ。
恥ずかしいという思いを通り越して、自分でも笑っていました。この時から考えるとタイトルを取るなど想像もできませんでした笑。

❷負ければ優勝が消える法政戦

 2年生の春リーグでは、個人としては結果を残すことができなかったが、チームは全国大会出場、さらに全国3位と素晴らしい成績を納めていました。
 不安しかない中で迎えた2年秋。今までは打たれてはいけないとストライクギリギリを狙っていたが、思い切って真ん中にいっていいからとにかく全力で腕を振ろうと開き直りました。少しずつ試合でも結果が出て、チームも開幕2連敗だったが、そこから巻き返して6連勝。迎えた負けると優勝が消える法政との大事な一戦。ここまで調子が良かった私は先発を任されたが、序盤に失点しまい負けてしまいました。ですが、この試合で経験した法政打線の圧力、選球眼に圧倒されました。際どいところは見送り、甘い球を確実に仕留める。1段、いや2段くらいレベルが違うと感じました。ですが、そのレベルを経験できたことが3年、4年でのプレーに活きたと思っています。また、このシーズンに我慢して起用していただいた当時4年生の田中学生コーチ、平野学生コーチ(共に令和3年卒)には感謝してもしきれないです。本当にありがとうございました。

❸4年生の意地で9回を投げ切った早稲田戦

 4年春法政との優勝決定戦での敗北から私にもっと力があればチームを全国に連れて行けたと感じました。そこから秋のリーグ戦まで気持ちが空回りしてしまい、肩の故障で練習試合も投げれず、チームに迷惑ばかりかけていました。秋のリーグに入っても春を引きずった試合が続き、2連敗。自分から始まった負の連鎖を絶対に止めたいと思い、珍しく試合前から今日は9回絶対投げると断言していました。あまり自分にプレッシャーをかけすぎると上手くいかないタイプですが、この時は完投以外あり得ないしか考えてませんでした笑。結果、内野の配球、守備と打線に助けられ完投することができました。試合が終わり、ベンチからみんなが飛び出てきた瞬間は最高でした。

同期へ
4年間本当にありがとう。本音を言えば11月まで一緒に野球がしたかった。ですが、楽しい思い出も悔しい思い出も一緒に経験できて本当によかった。毎日、練習に行くのが楽しみだったし、みんなとの会話がいちばんの思い出です。これからはお互いに社会人になり、今よりも会う機会はかなり減ると思いますが、是非ご飯でもいきましょう。その前に残りわずかとなった学生生活最高に楽しもう!!
最高の4年間を共に過ごせた12人の同期は私の宝物です!!!

後輩へ全国を経験させてあげられなくて本当に申し訳ない。ですが、確実に軟式野球部のレベルは上がっていると思います。自信を持って地に足つけて練習に取り組んでください。大学軟式野球日本代表に入るという私の今年の夢は叶わなかったので、桃原副将に託したいと思います笑。

最後に日頃から物心両面で厚くご支援いただいたOB・OGの皆様、後輩部員、
そして応援してくれる皆様方には重ね重ね感謝申し上げます。
ありがとうございました。

ここまで読んでくださった皆さん、今後とも軟式野球部を温かく見守ってください。

それでは次回の担当者のご紹介!

次回、4年になって突如現れたOPS男、廣田俊明です。
彼からの定期的にくる「桃鉄やろー」というメッセージに感化され、桃鉄ワールドを買ってしまいました。是非ソレイユへ。
話が逸れてしまいましたが、様々な経験をした廣田ならではの引退ブログが見られると思います!!乞うご期待!

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