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長距離って走るだけじゃないよな

こんにちは。太陽から引き継ぎました3年の関口です。

太陽が「波」の話をしていましたが、高校時代から彼のことを近くで見てきて思うのは、太陽はレース中の良い波に乗るのが本当に上手いということです。特に印象に残っているのは高校3年の県総体1500m決勝です。このレースは超スローなペースからラスト勝負という展開でした。僕もこのレースを走ったのですが、ラスト1周に入るまでに位置取りなどで無駄な動きをしてしまい良い波に上手く乗れず、余力を残しておくことができませんでした。それに対して太陽はレースの中心になっている人(=多くの人からマークされている人)を見極め、無駄のない動きで良い位置を取り最後まで力を溜め続け、ラストに爆発的なスパートをして優勝しました。まさに良い波に乗り続けた結果であったように見えました。
僕も彼のようにレース中の良い「波」を見極められるように頑張りたいと思います。

さて前置きが長くなってしまいましたが、新チーム発足以来、個人としては一発目のブログ。予選会後に考えていたことを書きたいと思います。

4年生の存在の大きさ

思うような結果が出なかった箱根駅伝予選会後の11月。月末に5000mの記録会に出場しました。目標タイムを14分1桁に設定したものの、結果は14分15と目標達成には至りませんでした。終わった後は悔しい気持ちがとても大きかったです。しかし、同時に次はいける、また一から頑張ろうという前向きな気持ちもありました。
ところが、そんな前向きな気持ちがあったのにも関わらず、記録会の翌週は、どっと疲れが出たかのようにものすごくメンタル的に落ち込みました。その原因を考えた時に、今までは4年生に守られていたことに気づきました。4年生が引退し、最高学年となり、自分でも知らないところでプレッシャーを感じていたのかなと思います。大学最初の2年間は怪我ばかりだった自分が、昨年は箱根駅伝予選会に出走し、チーム内3位でゴールできたことから、11月末のレースでは自分が確実に良い結果を残さなければいけないと勝手に追い詰められて焦っていたのでした。その時、今まではどれだけ先輩方に精神的に頼っていたのか思い知らされました。今シーズン、多くの方に支えて頂きながら徐々に力をつけていくことができました。その中で周りからの期待が大きくなりつつあるのも感じてはいましたが、頼りになる4年生がいてくださったおかげで、プレッシャーを感じることなく伸び伸びと走ることができていました。その4年生が引退し、とてつもなく大きなプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。4年生の存在の大きさは、今も部内外で感じられます。ですが、次は僕らがそのような存在にならないといけないことも自覚しています。まずは、自分自身をしっかりコントロールしてメンタル的に余裕を持ちながら、チームの精神的な柱になれるように努力していきたいと思います。
改めて4年生の皆さん、大変お世話になりました。そして4年間お疲れ様でした!

人として成長したい

最上級生になりチームの中心的な立場になるにあたり、自分の人としての未熟さを痛感しました。
自分は今まで、結果が出せていないからこそ周囲からあまり意識を向けられないのだと思っていました。しかし人を惹きつける要因は結果の有無だけではなく人間力の差なのだとようやく気づきました。僕は相手の立場になって考えることが苦手で、自分の意見や考えを伝えることも下手くそで、これまで多くの人を傷つけたり、不快な思いをさせてしまったことがあったと思います。つい先日もとある人のことを怒らせてしまい自分の未熟さを痛感しました。今更ですが、色々な人に申し訳なく思っています。だからこそ、今年は結果を求めることはもちろんのこと、人としても成長し、周囲から応援してもらえるような選手になりたいと強く思っています。

まとまりがない文章ですみません。予選会後、メンタルや人間力といった「走ること以外のこと」の大切さを改めて感じていたので書いてみました。今は就活やら何やらで頭がパンクしそうで色々整理がついていない状況ですが、来シーズンは昨年以上の飛躍をお魅せしたいと思います🔥

次は中井さんです。よろしぐぅ😆

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慶應義塾大学 競走部長距離ブロック 〜選手たちの軌跡〜
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