こんにちは、空岡さんからバトンパスいたしました、1年の安倍です。
長距離のサポートブロックの人がたった1人の中で、競技場全体に響くくらい大きな声でタイムを読んだり、選手と同じスピードで並走して給水を渡したりと様々な激務をこなしていた空岡さん、本当に尊敬の気持ちしかないです。お疲れさまでした。
自分自身も8月の合宿ではほとんどのパワーを陸上競技に注力してきて、自分のフォームやセルフケアの重要性、その他にもさまざまな方向から自分の走りを見つめなおせるいい機会になりました。このような状況下で合宿を実施するにあたりご尽力いただいた関係者の皆様にはとても感謝しています、ありがとうございました。
そんな激動の8月を終えて、9月に入り、「死霊館」シリーズのホラー映画鑑賞にどっぷりはまっております(笑)。10月1日にこのシリーズの最新作が上映されるということで1年生を中心に見始めたのですが、これが本当に面白くて(笑)。毎回部屋の中で叫び声が飛び交っています(笑)。
人が安心した絶妙なタイミングで驚かしてくるカメラワークや音楽などの演出、とてもリアルな演技で恐怖を煽る子役たち、見事な伏線回収、この作品のいいところを挙げたらキリがありません。
その最新作では、実際にアメリカで起きた「アルネ・シャイアン・ジョンソン裁判」を基にしています。簡単にあらすじを紹介すると、殺人を犯した青年が「悪魔が僕にやらせた」と裁判で主張し、無罪を勝ち取るために超常研究家のウォーレン夫妻が悪魔の存在の証明に挑戦するというストーリーになっています。
この作品で驚きなのが、確実に前回作品を超えた恐怖体験を与えてくれること(笑)。本当におすすめの作品なので是非是非鑑賞してみてください!
さて、本題に入りたいところですが、今日紹介したいライバルの名前を忘れてしまいまして
(ライバルの名前忘れてもうて どうなってんねそれ)
でまあいろいろ思い出してるところなんだけど 全然わからへんねんな
確か慶應競走部長距離ブロックに所属していてね
(ほうほう、だいぶしぼれてきたなあ)
理工学部所属してるらしいねん
(ほな鳥塚か橘谷のどちらかやないかい)
そんで、テスト以外でキャンパス内に入ったことないらしいんやわ
(鳥塚やないかい)
俺も鳥塚紹介したいんちゃうかなと思ったんやけど、そいつ人の話ちゃんと聞くらしいねん
(ほな鳥塚ちゃうなあ、あいつは人の話「まあまあまあ」と言いながら全く聞いとらんからな)
でも顔イケメンだった気がするねん
(鳥塚やないかい、彼ルックス抜群にいいからなあ)
俺も鳥塚な気がするんやけどな、そいつSかMかで言ったら、Sらしいねん
(ほな鳥塚ちゃうなあ、あいつは同部屋の司代さんにDVされて喜んでるMの中のMだから)
んで、オトンが言うにはな
(オトン?)
俺ちゃうか?って言うねん
(いや絶対ちゃうやろ、もうええわー)
茶番にお付き合いいただきありがとうございました(笑)。ハムみたいに面白い文章書いてみたくて,,,
というわけで今日は僕のライバルである鳥塚健太という男について紹介したいと思います。
「ライバル」。この言葉を辞書で引いてみると、競争相手、好敵手などが出てきますが、僕が彼を知ったころは好敵手でもなんでもなく、ただ一方的に憧れを抱いていた選手でした。
僕が彼のことを認知したのは、中学2年生の頃のジュニアオリンピック(中学生の学年別全国大会)の予選会です。その大会で、僕は下から数えた方が早いような順位でフィニッシュしたのに対して、彼は先頭でゴールをし全国への切符を颯爽と獲得しました。
その時の種目は1500mだったのですが、彼との差はなんと10秒以上。当時の自分は、同じ学年なのにこんなに離れるって全国大会ってすごい人が集まるんだなーと、彼のことを自分とは別次元の選手だと思っていました。
そんな彼と親交が深くなったのは中学3年生のこと。全国、関東大会への進出を決めた選手たちでの合同合宿があり、そこで彼と同部屋になったことが始まりです。
彼は中距離だったこともありカラダもがっしりしていて、他の人が途中で離脱するくらい設定の厳しい練習も完遂していました。そんな姿を見て、きっとこの人は陸上のためなら努力を怠らない人なんだなと改めて尊敬の気持ちが大きくなりました。
そして、自分も全国大会で戦う人間として、彼を見習わなければならないととても刺激を受けました。
僕の中で彼のことが「憧れ」から「ライバル」に変わったのは共通の種目で戦うようになった高校2年生の頃です。今思えば、毎回彼と優勝争いをしていた気がします(笑)。
彼と一緒に走るときはどの大会も、YouTube等で彼の走りの癖を調べて作戦を練っていたのですが、彼もまた僕についていって勝機を逃さないようにする作戦をとっていたみたいで(笑)。
お互いがバチバチに意識しあっていたので、仲は良かったけど試合直前はほとんど話さなかったよね(笑)。でも、試合の表彰式とかでその試合の反省会を二人でよくしていたのは今となってはいい思い出です。(ちなみにこのブログの写真は二人で賞状をとった時の表彰式の写真です)
高校3年生の時は自分が陸上から退いた関係で、鳥ちゃんとも話す機会がほとんどなかったのですが、慶應への進学が決まった時、真っ先に鳥ちゃんに報告しました。
いつもは了解!とかスタンプでの返信が多く、LINEでの会話をなかなか続けさせてくれない(笑)鳥ちゃんですが、その時は文面からも伝わるくらいに喜んでくれました。うれしかった。
入学してからも、合宿所での生活のことや授業のことなど様々な面で支えてもらって、彼のおかげで大学生活への不安がなくなりました。本当にありがとう。
ここまで彼との思い出を綴ってきましたが、文字にしてみると本当にいろんなことがありましたね(笑)。個人的な意見になるのですが、友達や憧れの人は大部分の人が思い浮かぶと思うのですが、あなたにとって「ライバル」とは誰ですか?と聞かれて即答できる人は少ないと思います。
そんな貴重な「ライバル」を持つことができたこと、とても幸せに思っています。あと3年半お互いがいい影響を与えられる関係でいたいです。そんな存在になれるように全力で走ります。
そんな彼ですが、共同生活をする中でいろんな一面が見えてきまして、その一部を紹介してこのブログの結びとさせていただきたいと思います。
まずはですね、彼、めちゃめちゃポンコツなんですね(笑)。この間は合宿でお味噌汁の具材を床にぶちまけるし、人の話は基本的に聞かないし(笑)。
あと、彼の将来もとても心配で、犬と結婚するわとこないだ宣言してまして(笑)。誰か彼に付き合ってあげてください、いや、切実に。
おっと、あんまり言いすぎると彼からの仕返しが怖いのでここまでにしておきます(笑)。
さて、次回は尼子ですね。彼はテフとピプとププの3体のぬいぐるみを持っているのですが、先日彼のベッドで昼寝をしたときにテフとピプを枕にして寝たらこっぴどく怒られました。
人のベッドで寝る際には使用する枕にご注意ください(←いや、そもそも人のベッドで寝るなよ)
追記 前回のブログで勧誘していただいたのは高校2年生だったとの記述がございましたが、正しくは高校1年生の時でした。鮮明に覚えているといいつつ誤った情報をお伝えしてしまったこと深くお詫び申し上げます(笑)。