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マレーシアでの銀行口座 開設について

VISAが取れた後に、何が嬉しいかというと、銀行がようやく開設できること。銀行が持てないので、家賃の支払いだけではなく現金やクレジットカードが持てなくて不便だった。
しかしここはマレーシア。口座開設がやはりスムーズにいかなかったので、それについて記載したい。

1)銀行口座開設の必要要件

他のサイトにも記載はあるので簡単に記載すると以下の3つ。

a)有効なビザ(就労ビザなど)
b)パスポート
c)雇用主からのレター
d)口座開設の申請書(銀行にあり)

c)の雇用主からのレターについては、ビザ申請の時に利用したものを利用。
実はこの書類(レター)に関しては、不動産を借りる時やクレジットカードを使う時にも利用したので、通勤用カバンにずっと入れて使用した。

2)銀行訪問(Maybank) ※訪問する支店は要注意

HRの人がついて行ってくれるというので、会社の最寄りの支店に訪問したが、実はこの時点から失敗だった。
私が訪問したのはMay BankのAEON Shah Alam支店だったのだが、歴代駐在は当社の窓口であるKlang支店で開設していた。
結論から記載すると、以下の2点が失敗だった。

 a) 申請してから実際の口座が開設するまで2週間要する
 b) 開設後もオンラインが使えなかった

詳細については、以下に記したい。

3)申請から開設までの期間

具体的な日時を記載すると、ちょうど2週間で出来た。
 6/28(木) 銀行訪問、申請書提出
 7/12(火) 口座開設
が、実は同じ時期に来た他の駐在員に聞いたところ、全員が即日口座を開設出来ていた。
私の申請をしたAEON Shah Alam支店は規模が小さい上に当社との取引もなく、マニュアル通りの対応とのこと。一方で過去の駐在も他社の方々も、規模の大きな支店で申請したための差が出たらしい。

なお、日本と違って2週間後に来てね、と申請書を出した時に言われるだけで、電話が合ったりメールがあったりするわけではない。この間に2回くらい近くに寄ったので聞いてみたが、早まることはなかった。

4) オンライン対応について

正直言って、この問題の方がきつかった。銀行口座を開けても、オンライン(特に送金)が出来なければ家賃が振り込めないし、水道・光熱費も払えない…
理由については、登録しようとした携帯番号に問題があった。
私が利用している携帯は現地会社から支給されているもの
= 私の前任者が使用しているものと同じ番号となる

マレーシアでは、携帯番号が銀行送金だけではなくオンラインショッピングなどで多く使われているため、二重登録が出来ないことが多い。
(オンライン利用のためにSMSを使うことが多い)


前任者が銀行口座を閉じているにも関わらず、私の携帯番号が登録できないことが判明した。HRに相談したところ、会社として携帯番号が前任から私に変わったことを証明するレターを用意してくれたので提出した。

7/12 (電話番号の使用者変更)書類を提出
   →窓口で2週間を目途にオンライン使えるようになると回答あり

7/26 (2週間後)オンラインをトライ → 提出前と同じく利用できず
8/3   (3週間後)オンラインをトライ → 同じく利用できず
8/10  (4週間後)オンラインをトライ → 同じく利用できず

1ヶ月経っても利用できず。この間に妻が来馬して携帯を入手したのでその番号で登録して利用を開始した。
しかし自身の携帯で登録した番号がないのは不便なので、違う銀行で開くこととした。

5) Public Bankで口座開設

他の方の記事を見て、Japanese DeskがあるというPublic Bankの本店に赴いて解説を試みた。受付で「アポはないが、私は日本人でJapan Deskがあると聞いた」と伝えると、日本語をしゃべれる担当(Ms.キャサリン)が対応してくれた。書き方や必要書類を含めて彼女がずっとついてくれたので、結果としてストレスなく進んだ。開設後も問題なくオンライン・アプリも利用できた。

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