秋リーグを終えて #11森田愛弓
こんにちは!2度目の登場となります、最近、目的地にはやく着く急行電車よりも、ゆっくりと、でも確実に座れる各駅停車を選んでしまう(余裕を持って家を出たはずが、気づいたら遅刻ギリギリになっている)、森田愛弓です😅
今回は、「秋季リーグを終えて」というテーマで書かせていただきます。とにかくまとまりのない、とても拙い文章ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
私は春季リーグが始まって少し経った頃入部しました。ハンドボールのルールはほとんど何もわからないまま試合を観戦し、激しい競技だなあかっこいいなあと思いながらiPadで動画を撮っていた記憶があります。そしてこの時、私もあそこに立ちたい!と強く感じました。
春リーグから3ヶ月以上が経ち、甲南戦や夏合宿、夏休みの練習を経て、先輩方からたくさんのことを教えていただき、プレーを見て学び実践し、ハンドボールへの熱い想いとともに、多少の技術を身に付けることができました。個人的には、秋リーグを通して少しでも試合に出させていただくことがあったら、爪痕を残せたらいいなぁという気持ちを持ちつつ、9月を迎えました。
秋リーグ開幕が迫った時、予定されていた初戦が台風の影響で延期されるというプチハプニングがありました。しかし次の週に、無事初戦を迎えました。大事な初戦は、2部A3位以上というチームの目標へ向け、勝利という形で幸先の良いスタートを切ることができました。先輩方のプレーは鬼気迫るものがあり、春季リーグに増してかっこよかったです。かっこよすぎるプレーを目の前で見せつけられ、改めて先輩方を尊敬すると共に、自分の無力さを実感しました。
なんとしても勝利を収めたい第二戦、試合出場のチャンスは思ったよりもはやく巡ってくることとなりました。後半約15分、いきなり名前が呼ばれ、アップの指示をされました。想定外のことに戸惑いつつも、心は熱く燃えていました。コートに向かう直前、何かわからないことある??と聞かれた瞬間に頭が真っ白になり、もはや全てがわからなくなってしまいましたが、なんとかコートへと向かいました笑。
そしてそのままコートに立ったその瞬間、口から心臓が飛び出るとはこういうことか、と悟りました。ありえない速さで心臓が動き出し、ボールの投げ方もキャッチの仕方も、走り方もわからなくなってしまいました。
最初に受けたパスは、今からドッジボールでも始めるの?というようなキャッチの仕方をしてしまい、胸に鉄板でも入れてたっけ?というぐらい思いっきりボールを跳ね返してしまい、悔しいですが相手ボールにしてしまいました。
ただ、心臓を刺激されたからか、そのタイミングで我を取り戻し、心臓の鼓動の速さは一定になり、今までやってきたこと、身につけたこと、教えていただいたこと、私が今持っているハンドボールの全てを思い出しました。この約半年間でたくさん教えていただき身につけたことを思う存分出してやろうと思いました。そして2回目に受けたパス、センターの先輩からの世界で一番気持ちのこもった優しいパスでした。ボールを受けた瞬間は、やはり頭が真っ白になりましたが、なんとかゴールにボールをねじ込むことができたようで、気づいたら歓声に包まれていました。ガッツポーズの仕方もわからなくなってしまい、思いっきりガッツポーズすることができなかったことが悔やまれますが、今まで感じたことのない嬉しい気持ちになりました。先輩方とハイタッチをした時は、胸がいっぱいになりました。
そしてついに、頭の回転、胸の鼓動が平常運転に復帰し、脳の指示を体が受けて動かすまでのタイムラグがなくなりました。続く2本目、45の先輩がドリブルで華麗に1人を抜かして作ってくださった驚くほど広いスペース、またしてもとてつもなく優しいパスから、キーパーの横をすり抜けるギリギリシュートがなんとかゴールネットを揺らしました。シュートを決めた瞬間に頭が真っ白になる症候群でもあるのか、私はこの試合でうまくガッツポーズを決められずに終わってしまいました笑
長々と失礼いたしました。そんなこんなで試合終了の笛が鳴り、この試合は残念ながら敗北という形で終えました。シュートを決めることができて、驚くほど周りの方々が喜んでくださって、ほんの少しだけ自分の成長を感じることができて嬉しかった反面、チームの勝利にプレーで貢献できなかったことがとても悔しかった試合でした。
少し時が飛びますが、私たちはついに最終戦を迎えました。私はこの試合、ベンチから、声が出なくなるほどたくさん声を出したと自信を持って言えます。なぜなら次の日、本当に声が出なかったからです笑。この日私は、かづなさんの次に心臓の鼓動が速かったでしょう。自分でも信じられないぐらいドキドキし、興奮し、先輩方がシュートを決めた時は本当に心の底から嬉しさが湧き出てきました。そして最終戦を勝利という形で締めくくることができました。
この秋リーグを通して先輩方が活躍している姿を目の前で見て、尊敬し、かっこいいと思う反面、はやくあそこに立ちたい!プレーでチームに貢献したい!という気持ちが強くなりました。こうやって文章で書いているだけでは、思っているだけでは実現できないので、練習を重ね、成長した姿をプレーでお見せします。得点力を付け、必ずチームの勝利に貢献できるようになります。みなさんに、チームの目標達成に必要不可欠な存在だと言わせる、そんな存在になります。これからも、応援よろしくお願いいたします!
本当に本当に長々とだらだらと、失礼いたしました。文章を書く能力についても、向上心を持っていこうと思います笑。ここまで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます!ではまた!