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3年生メンバー紹介:まい

皆さん初めまして、こんにちは。
牛島利明研究会のソーシャルプロジェクトの一つ、ユニタメ(旧Unispo)3年生のまいです。
今年から、Unispoがユニタメに名称・理念・活動内容変更をいたしました。
詳しくは、8月1日に投稿した記事「Unispo、変わります。」(https://note.com/keio_unispo/n/n806228fe2e79)をご覧ください。

さて、今回から毎週一人ずつ、ユニタメ3年生(22期生)6人による投稿を始めます。
内容は以下の通りです。
①自己紹介
②ユニタメに入った理由
③ユニタメで行いたい活動
④ユニタメの活動を通してどのように成長したいか
 
以上4点について、順番に紹介していきます。
 

①自己紹介


名前:まい
学年:3年生
出身:愛知県
サークル:ハンドベルクワイア、国際交流サークル
好きなエンタメ:漫画、映画・アニメ鑑賞、舞台芸術鑑賞(能楽、歌舞伎、バレエなど)、コンサート(クラシック音楽)
 
趣味として幅広く、ゆるく楽しく、エンタメに触れていますが、こうしてみると、古典的なジャンルが多いかもしれませんね。
 
今年の4月には、京都の南座で「都をどり」を鑑賞してきました。コロナ禍で中止が相次いでいましたが、今年、ようやく舞妓さんたちの華やかで美しい舞を観ることができて、感激しました。日本の古典芸能は、敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、一度触れれば、意外とそうでもないことに気づくと思います。

京都南座で開催された春の都をどり

お能は、観る人によって着眼点や感想が全くもって異なり、鑑賞者の自由な感性に委ねられています。そのため、老若男女、各々好きなように楽しむことができるのです。一方、歌舞伎は、歌舞伎座にいるお客さん全員が一体となって、湧き上がる激情を共有する雰囲気がありますね。これはあくまで私の感想です。
 
舞台芸術を観ることも好きですが、ピアノやフィドル、ハンドベルを演奏することも好きです。また、時間があるときには、美術館や博物館の展覧会を訪れることもあります。

ハンドベルクワイア(サークル) 迎賓館での演奏

しかし、残念ながら私は、それぞれのエンタメの知識が豊富というわけではありません。自分の好きなように、気楽に楽しんでいるからです。確かに、演者さんには、このように観て聴いて感じ取ってほしい、という要望があるかもしれません。しかし、鑑賞者が共通してどこをどのように観るべきか熟知した上で鑑賞するだけではなく、各々が自由に楽しめる雰囲気をつくることも、エンタメの普及と、ユニタメが必要とする共遊視点の獲得には大切だと考えています。

②ユニタメに入った理由


①の自己紹介で長々と語ったように、まず私はエンタメが好きです。そして、そのエンタメを活用して誰もが繋がり、楽しめる街・社会をつくることに可能性を感じたため、ユニタメに入りました。
 
私は、三大都市の一つである名古屋を県庁所在地に持つ愛知県出身ですが、それでも、東京とのエンタメの豊かさの違いに驚きました。上京してから、豊富な文化、伝統、エンタメに日常的に触れることができる東京に魅了されたと同時に、これらを活用することが、地方活性化のヒントになるのではないか、と感じました。しかし、エンタメを使った地域の活性化を比較的行いやすいはずの東京でも、人々がエンタメを楽しむことを通して、必ずしも地域住民と繋がりを感じているわけではないということにも気づきました。
 
また、様々なエンタメに触れるうちに、幼いころからエンタメを楽しむ環境が整っている人と、その機会に恵まれなかった人との間には、エンタメへの意識の違いが生まれてしまうことも再認識しました。
 
街づくり、人と人との関係、あらゆる人と楽しめるエンタメ。これらのキーワードに惹かれた私は、ソーシャルプロジェクトの中でもユニタメを選択し、活動することに決めました。
 

③ユニタメで行いたい活動


ユニタメはUnispoから引き継いだプロジェクトであるため、現在でも、スポーツを通じた街づくりを行う側面が強いです。したがって、今後のユニタメでは、舞台芸術を活用した人々の繋がり・街づくりを行うプロジェクトを企画したいです。
 
私は、舞台芸術の中でも、特に、伝統芸能に関心があります。これらを使った人と人との繋がりの形成、地域づくりは、存続が危ぶまれている伝統芸能の普及と興隆にも寄与します。伝統芸能が好きな人、関心がある人と、全く触れてこなかった人や興味のない人の、二つの異なるタイプの人たちが接点を見つけ、関係を構築し、それが地域コミュニティをつくる、そんなプロジェクトに携わりたいです。

④ユニタメの活動を通してどのように成長したいか


私はユニタメの活動で、根拠に基づき、一貫して論理的な説明と、感情に訴える説得でもって、他人を巻き込むことができるような人間に成長したいと思っています。
 
私は、根拠に基づく論理的な説明をすることと、他人を楽しませ、やる気にさせ、味方につけることが非常に苦手です。そのため、物事を頼むときに、主観的で独断的な行動を他人に押し付けてやらせてしまう傾向があります。しかし、ソーシャルプロジェクトでは、多数の関係者を巻き込み、彼らに主体性をもたせ、活動の意義を感じながら仕事をしていただく必要があります。
 
ソーシャルプロジェクトは一人ではできない活動ばかりであるからこそ、根拠のある理論を展開した上で、他人の感情を揺さぶり、認識を変容させ、協力を促すことができる言動を身に付けたいです。
 

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
 

補足 交換留学

補足ですが、私は今月末から1年間、大学の交換留学制度を使ってスペインのバルセロナに留学をします。そのため、帰国後は現在の2年生と同じ学年になり、一緒にゼミで活動をすることになります。
未来の牛ゼミ、ユニタメの皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

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