revisionsを再観測するnote。

執筆:仮屋


こんにちは、かつて若さゆえの苦い日々を過ごした仮屋です。

今回は2019年に放送されたテレビアニメ『revisions リヴィジョンズ』について考察していきます。ネタバレを含みますのでご注意下さい。


Q.なぜ今更?

A.ふと思いついたから。最近コロナにかかってぶっ倒れていた間に暇つぶしに考えていたら、なぜか読解力がバチクソ上がって色々と説明がつく気がしたので文章に書き起こしてみました。このアニメすげぇ好きなんですけど、今まで今一つ納得のいく説明が自分に対しても出来ていなかったので今回再解釈するに至りました。


Q.まずリヴィジョンズって何?

A.2019年にフジテレビ『+Ultra』にて放送されたCGアニメ。監督はコードギアスシリーズなどで有名な谷口悟朗、シリーズ構成・脚本はサイコパスシリーズなどで有名な深見真。ジャンルは青春”災害”群像劇(公式)、およびタイムパラドックスSF。


幼少期に命の恩人から受けた、もしもの時に皆を救えるのは自分だという予言。それを一人盲目的に信じ、痛いヤツだと言われながらも自己研鑽を続ける主人公大介。ある日その時が来た。彼らが住む渋谷一帯が2017年から300年以上未来へ飛ばされ、彼はそこでストリング・パペットと呼ばれるパワードスーツを駆り未来人リヴィジョンズと戦うことになる。

https://revisions.jp/anime/


念のため改めて言っておきますが、このアニメボロクソに叩かれ不評に終わりました。続編のソシャゲもやろうと思ってたらやる前にサ終しちゃったし。

理由は様々ですが、公式も認めた一番の要因は主人公・堂嶋大介のトガリ具合でしょう。もしもの時に皆を助けられるのはあなた、なんて予言を真に受け、肉体を改造し曖昧なイメージの非常時に備えアーミーナイフなんかを持ち歩く。幼馴染を大切に思っているものの、他人の事情お構いなしに彼らに近づく人を片っ端から過剰に攻撃したりして身内も大人も困らせる問題児。肝心の未来で戦うことになったシーンでも命令無視に幼稚で傲慢な態度が目立ち、非常に多くの視聴者の反感を買いました。


では、リヴィジョンズはクソアニメだったのでしょうか。

否、救世主妄想を抱く主人公を軸に一貫したメッセージ性を持つ面白く力強いストーリーのアニメだったと思います。もちろん、手放しに万人に勧められる内容とは言い難いです。ストーリーの方向性で言うなら、一番わかりやすいのは『ギルティクラウン』のような人の醜い部分にしっかり焦点を当てるタイプのストーリーが好きな人に勧められると思います。


いい加減考察に入りましょう。一応断っておくと、大介よろしく普通に筆者の謎連想ゲームが独走してる可能性があります。できるだけ頑張ります。国語はできる方のはず。


・リヴィジョンズはどういう話(テーマ)?

リヴィジョンズ終始一貫してずばり、「中二病を抱える若者への戒めとエール」の物語だと言えます。


この考えの始発点を説明しましょう。

いきなり物語の核心に触れますが、リヴィジョンズの物語の最終決戦は大介vsゲシュペンスト(ニコラス・サトウ)という構図に落ち着きます。ここで、このラスボスであるゲシュペンストは超高次元存在と呼ばれる、” あらゆる時間軸に偏在する高位の存在”となります。

物語のラスボスは往々にして主人公との対比で描かれることが多いですが、ここで主人公に最後に敵対するのが超高次元存在である理由はなんなのでしょうか。初め私はニコラスはほぼ自分の計画を達成しているため、仕上げとして未来予測のノイズになる大介を始末するための、大介とラスボスであるニコラスの私闘という意味合いが強く、あまり大きな意味はないのではないかと考察していました。しかしまぁそんなことないでしょと。

私は暇を持て余した結果、主人公に対する超高次元存在の対比がわからなかったため、逆に超高次元存在の反対語をchatGPTに聞いてみることにしました。

当時の回答を再現することが難しかったため概要を話しますが、

「あらゆる時間軸に偏在するという意味での超次元存在(筆者の誤解による誤表記)の反対語は?」と聞いた結果、

ある1点、1時間軸においてのみ存在するもの」という趣旨の返事が返ってきました。

かなりガバガバ偶然の産物ですが、これは私に1つの閃きをくれました。

主人公がラスボスとの対比でデザインされていると仮定した場合、大介がこの” ある1点、1時間軸においてのみ存在するもの” に当たります

大介とこの概念の共通項は何か。それは堂嶋大介が”今を生きる若者である”ということでしょう。

一度整理しましょう。

上記を基準に比較内容を整理すると、

ゲシュペンスト(ニコラス・サトウ)←→堂嶋大介

あらゆる時間軸に偏在する←→今(2017)の渋谷を生きる若者


加えて現状で思いつく対照的な事象をリストアップしてみましょう。


仲間を裏切った←→仲間に信じてもらった

別時間から渋谷を欲した←→渋谷を元に戻したい


これらの対比の衝突の結果:
大介が勝利し、仲間と協力して生還。


この結果は、暗喩されている内容になぞらえて言い換えると、「未来を、今を生きる若者が仲間と信頼し合い、協力して決めた」という風にできます。


つまり、この結末が持つメッセージは、「未来は今を生きる若者が仲間と信頼し合い協力して決めるべきだ」だと読み取れます。余談ですが、渋谷が最終的に大介たちが望む通り元あった時代へ戻されたことは結果だけ見れば「渋谷の未来はそこで生きる若者たちが協力して決めた」という形でこの理屈の後押しになりますが、ニコラスが計画上不要になった結果自ら放棄したのが実際のところのため、この理屈のディテールとしてはあまり適切ではなさそうです。


話を戻しましょう。

大介たちが若者を暗示するなら、逆にニコラスは年長者を暗示していると考えられます。ニコラス・サトウのコミュニケーションボディ(義体)は茶色い犬(渋谷にちなんでハチ公だと公式サイトのリヴィコマで示される)のマスコットをベースに、白にピンクリボンのシルクハット、ピンクのリボン、葉巻(風チョコレート=趣向品、メールマガジン・リヴィマガ参照)と、年長者、特権階級(社会的に高次元存在)を連想させる姿であり、大介を未熟な若者として小馬鹿にした態度、CVが年配声優として有名な大塚芳忠さんが起用されていることも裏付けになるでしょう。声優と言えば、堂嶋大介を演じた内山昂輝さんは機動戦士ガンダムUCが初仕事であり、当時選ばれた理由が”学生だったから” という、若さや未熟さの象徴としてこの上ないチョイスです。

以上から、大介vsニコラス若者と年齢・社会的に高位の立場の人間の対立を描いていたと言えます。

https://revisions.jp/anime/comic/


・エヴァとの関連性

さらに踏み込んだメタファーの説明の前に、一つ触れておくことがあります。それが、リヴィジョンズに仕込まれたと思われるエヴァンゲリオンのオマージュです。放送当時は主人公の堂嶋大介が碇シンジに似ているとよく言われていましたが、それ以上に重要な内容が隠されています。

それが、「ニューロスーツの色」です。

リヴィジョンズのストーリーの最大のミスディレクションは、予言を受けていた大介が実は主人公でもなんでもなく、本当の主人公もとい中心人物は友人の浅野慶作だったという事実です。それが実はストーリー序盤から明確に示されています。

主人公の大介たち5人がパワードスーツ” ストリング・パペット” に乗り込むに当たり、感覚をリンクさせてより適合し操縦するために着用する”ニューロスーツ”というスーツがありますが、大介たち5人のニューロスーツの色を見てみましょう。

浅野慶作 紫(エヴァ初号機=主人公)

張・剴・シュタイナー 赤(2号機)

張・露・シュタイナー 黄(零号機)

手真輪愛鈴 ピンク(8号機)

堂嶋大介 グレー(明らかにモブっぽいデザインにされているので該当なしのつもりだが、こじつけるなら3号機が近いだろう。暴走するという点で大介へのメタファーに適している)

(ミロは髪色が8号機に近いピンクなので立場としてマリにニアリーイコールをつけられるか、考え過ぎか)

見ての通り、大介が明らかにバックアップ要員としてハブられています。あんまりだ。偶然にしては出来過ぎているので、彼らのアーヴが想定していた立ち位置について参考にして良いと判断出来ます。



・ニコラスと慶作の融合

慶作は最終的に” 本当の主人公” よろしく特異点になったりで散々な目にあいますが、中でも特筆すべきはニコラスとの融合、そして終盤での逆乗っ取り(相打ち)です。

ここで慶作の対比図を記してみましょう。

ニコラス←→慶作

年長者・特権階級←→若者・コミュ強・中心人物・ムードメーカー


大介がニコラスに反発する役割なのに対し、慶作はニコラスに吸収されたり上手くやったりとまた違ったアプローチをしかけます。これは、大介のような尖った人間が年長者に反発する役割を持つのに対し、慶作のような中心人物は年長者にいいように使われてしまう危険性があるという警鐘を鳴らしつつも、若者と年長者の橋渡し役になるべきだというメッセージが込められていると考えられます。また、終盤の終わり方や公式サイトで連載されたリヴィコマでは慶作がまだ生きていることが暗示され、リヴィマガでは意外とニコラスと上手くやっているという図が提示されています。若者と年長者は大介とニコラスのようにいがみ合うだけでなく、時間をかければ配役次第で共存はできるはず、という救いの道が示されていることが読み取れます。


・アーヴは何を示すのか?

大介は反骨精神を持つ若者、慶作は協調性を持つ若者、ニコラスは年長者を暗示していると言えるなら、他陣営は何にあたるでしょうか。


チハルたちリヴィジョンズはいわゆるワンマンチームに近く、目的遂行のためなら手段を選ばず犠牲も許容されるものだとしています。上下関係から来る差別意識がはっきりとしており、広義の独裁体制とも言えるでしょう。最終的には身内で下の身分のニコラスに裏切られることで計画が破綻を迎えたため、そういった体制の脆さなども暗示されました。


渋谷区の大人たちに関して、牟田口は保守、黒岩は改革派と分けられます。なるだけリスクを避け、自分が助かろうとした牟田口と、リヴィジョンズと戦い全員で渋谷を元の時代に戻そうとする黒岩はわかりやすく対比されていましたが、最後は相打ちとなってしまいました。どちらが正しいというよりは、異なる立場同士の争いそのものが破滅を招くものであり、同時に渋谷を率いてきた二人が途中退場することが大介たち若者にとっての大人もいつかはいなくなってしまうというメッセージを示唆しています。また、渋谷中心街自治会は民主主義でしょうね。


では、AHRV(アーヴ)は何を示すのでしょうか。アーヴはミロたちバランサーが所属するリヴィジョンズと敵対する組織で、未来予測を元に行動し歴史を調整する役割を持った組織です。大介たちにストリング・パペットを供給した組織でもあります。


アーヴの最も重要な点は未来予測に基づく合理性であり、それが暗示するのは秩序と言えるでしょう。組織、ルール、正しさ(未来予測の正確さ、再現性の高い計画の選択など)、秩序、伝統(ミロの姉や仲間が同様にアーヴの命令に従って来たことが言及されている)。ミロも大介たちとは対照的に大人の立場であり、アーヴは良く言えば大人が従う、悪く言えば囚われている概念と言えます。考察する上で重要なのは、アーヴとミロは繋げても同一で考えてはいけないという点です。アーヴは秩序そのものであり、ミロはそれらに従う大人というのが適切な表現でしょう。


大介に焦点が行きがちですが、実はストーリーを通してミロの心境の変化も描かれています。ストーリー終盤でニコラスに吸収され、特異点となってしまった慶作。本来の中心人物が敵に利用されてしまったことで渋谷民の行動を失敗と判断したアーヴは渋谷を未来に取り込むことに決め、同時に時間跳躍ができるミロに過去に戻って慶作を始末することを命令します。この判断に踏ん切りが付かず、迷ったミロは、結果的にアーヴの未来予測に反して未来で戦いミロの時間跳躍に間に合った大介を信じることを選択します。


組織に従うだけだったミロは話が進むにつれてただ組織の命令に従うだけでなく、作戦行動の意図や目的を自ら考えるようになり、最後は大介の運命からひらけたアーヴの知らない可能性を通して、アーヴの未来予測が全てではないということを学び取ります。これが示すのはつまり、例え大人になっても組織や秩序、伝統が全てではなく、自ら考え、程ほどに童心も忘れないでいるべきだ(囚われ過ぎてはいけない)ということでしょう。


・予言の内容

大介たち5人はそれぞれ異なる予言を過去の事件のときに受けています。要旨を記すと、

堂嶋大介 皆を救えるのはあなた

浅野慶作 全てを受け入れろ

張・剴・シュタイナー 全てを疑え

張・露・シュタイナー 大介を信じて(露のみ大介からの言葉)

手真輪愛鈴 最後は自分で決めなさい


予言から読み取れるメッセージは、大介から順に積極性、妥協、懐疑、信頼、自主性という風にまとめられるでしょう。どれも大人になるに当たって必要な価値観、倫理観であり、同時に大介たち若者らにそれぞれ欠けていたものです。物語においては、各々の課題となり同時に、お互いに予言を踏まえた人間性でお互いをカバーしあえる状況が最終的に出来ました。


・中二病への戒め

大介が主人公に添えられたのは、やはり中二病への戒めの意が少なからずあるからでしょう。大介の事の顛末から読み取れる主なメッセージは以下のようになります。

  • 超常現象にはいくら準備しても無理がある(大介の筋トレや非常時に備えたナイフの所持など)

  • 自分一人だけでは人は助けられない、仲間の信頼が必要不可欠である(大介一人で善戦したシーンがほとんどなく、オペレーションネフィリムにおいても仲間の信頼を得て初めて参加できたこと)

  • 反省はしろ(全部が全部自分が悪かったわけではなくとも、やらかした分は反省文を書いて譲歩することを学んだ)

  • 大人に甘え過ぎない/いつかはいなくなってしまうので自立する(主人公らをまとめてきた黒岩の退場) 


YouTubeで公開されている谷口悟朗監督のインタビューでは、主人公が品行方正ではひっかかりがないことから、嫌われてもアクが強いものを、と主人公が作られていったことが語られています。

【谷口悟朗監督】#2 キャラクターの楽しみ方(TVアニメ「revisions リヴィジョンズ」)


堂嶋大介を通じて、中二病への戒めが行われていたと考えられるストーリーでした。ただし、戒めだけではありません。自分が重要人物ではなかったと知った後でも変わらず戦う大介の姿勢から、自分が主人公か否かに関わらず、やろうと思ったことをやるべきだというエールも感じ取ることが出来ます。


・ストーリーにおける大介とニコラスについて

ここまで散々リヴィジョンズのメタファーについて語ってきましたが、話そのものについて少し触れておきましょう。

メタファーとしては大介は若者、ニコラスは年長者や特権階級というような表現をしましたが、ストーリーにおいては仲間がいて一般的に見て平和な生活を持っていた大介に対して、ニコラスは未来においてRVウィルスに感染し苦しい生活を余儀なくされた存在でありました。散々プアボーイ(可哀そうな子)と言っておきながら、最終決戦においても開口一番で出てくるのは

「お前には欲しいものを手に入れられなかった人間の気持ちなんかわからないんだ、俺はお前が手に入れたものを取り返す」

『revisons リヴィジョンズ』 12話 revert

です。ニコラスが終始被害者面しているのは彼もRVウィルスによるパンデミックの被害者であるからであり、そこに非はありません。あるべき渋谷での生活を奪われた大介と、ある種同様に理不尽な現実の被害者と言えますが、雌雄を決したのはニコラスが自分の幸福のために他者から、特に若者から奪うことで自分の幸福を追求したことです。

ニコラスの上のセリフに対して大介は、

「俺が手に入れたものなんて何もない、皆が進むべき時間を取り戻すだけだ」

『revisons リヴィジョンズ』 12話 revert

とニコラスの思い違いを指摘します。今までいちいちキレていたニコラスの「往生際が悪い」「お前は主役を張れる器じゃない」といった挑発にも、「俺がお前を止めると決めたんだ、勝手な考えを押し付けるな」と、ただ人から与えられた運命ではなく、自分で決めた運命を信じ、意志を貫き通します。もはや受け身ではなくなったのです

慶作の思いを受け取りワンパターンなニコラスの行動の先を読んで勝利した大介は最後に一言、

「あんたも頑張ったよな、ニコラス」

『revisons リヴィジョンズ』 12話 revert

と呟きます。最終決戦のお決まりとも言えるさらっと流してしまいそうなこの戦った相手を称えるセリフは、ことリヴィジョンズにおいてはクソ重要で、自分のことしか考えていなかった大介が最終的に憎かった敵のことを見られるくらい視野が広がったという一番の成長が表れています。


・このnoteを書く、それが俺の運命なんだ!

ストリング・パペットのロボットアクションやUIに始まるメカ好き心をくすぐる素晴らしいCGグラフィック。堂嶋大介という、痛いくらいに自分を救世主と信じてやまずに努力し、仲間を強く思う唯一無二の主人公。中二病を煽りつつも様々な感動をもたらしてくれるタイムパラドックスSF。そんなリヴィジョンズがどうしようもなく好きでした。特に堂嶋大介には当時歳も近かったのもあって非常に感情移入して物語を楽しんでいました。主人公と同じくらい尖ったストーリーは、今も僕の心にぐっさりと刺さっています。長々と語らせていただきましたが、いかがだったでしょうか。リヴィジョンズの考察、以上になります。読んでいただき、ありがとうございました。

リヴィジョンズを見た方は、今一度見返してみるのはいかがでしょうか。4年間を経て成長した自分があのアニメに新しい一面を見出せるかもしれません。見たことが無い方は、これを機に一度見てみて下さい。痛々しすぎてちょっと笑っちゃうくらいで、それでいてまっすぐで仲間思いな大介を見て童心に帰るのはいかがでしょう。キャラクターの心情がわかりやすい小説版を、ハヤカワから出ているのでぜひ(ここだけの話、最初の方リアタイし損ねて小説から入った)。主人公が意図的に痛く作られている前提を持っているかどうかで見やすさが大きく変わると思います。暖かい目で見守ってね。

痛いなぁと思いつつも、展開に大介と一緒に飲み込まれていくうちに彼のように歪にニヤついて、どこか浮かれている自分が浮かび上がります。僕みたいなやつにとってはやや自傷行為ですが、それも含めて愛おしいのがリヴィジョンズです。


追記:小説がおすすめなここ好きポイント。ep1の襲撃にてマリマリの友人らがリヴィジョンズに追われ大介らの方に逃げて来た時に、大介が「こっちくんなよ」と突っぱねる場面があります。アニメの演出だけでは追われてきた友人たちに対して言っているように受け取れますが、小説だと友人らを追って来たリヴィジョンズに対して言ったものであり、普段の評判も相まってそれが友人らに対して言ったと勘違いされるエピソードが好きです。往々にして理解されないんですよね。あと大介がミロに連れられるときに年相応の反応をしている記述とか描写が細かいんでいいです。小説だけは通ってくれ。その後アニメでロボットのワクワク感をだなぁくどくど。


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