6/26 宝塚記念
6/26 阪神11R 宝塚記念(G1)
◎15 ディープボンド
〇10 ヒシイグアス
▲12 ウインマリリン
△△9 デアリングタクト
△2 14 8 9 18 4
ディープボンド。このタイミングでの宝塚記念への出走をずっと待っていました。この馬は皐月賞の10着の内容から、スタミナ面では史上屈指の実力の持主だと見抜き、その能力が爆発し始めたのが菊花賞(4着)。コントレイルなどには着差はつけられましたが、あのレース自体はもの凄く差し有利の展開で、先行勢で掲示板内に残ったのはこの馬だけ。この時点でディープボンドの能力の高さを確信し、以降ほぼ全てのレースで軸にしました。昨年阪神大賞典ではまだオッズが実力に追いついていなかったので、お陰で大勝できましたが、この馬の本質は阪神大賞典や春天などの3000m超の距離で一番能力を発揮する訳ではなく、今回のような上がりがかかる、スタミナ面や勝負根性を求められる中距離コースで爆発的に力を発揮するということです。その認識面で世間の評価がかなりズレているので、妙味面でも絶対に中距離レースで勝負する馬です。過去一番の買い場面だったのが、昨年有馬記念(2着)ただ、あのレースでは前走凱旋門賞で大敗しており、ローテや精神面での懸念が若干ありましたが、今回は海外帰りでも大敗後でもない。一点挙げるとするなら、キタサンブラックでも沈んた春天直後のローテでしょうか。ただその懸念点があるにせよ、宝塚記念でディープボンドを買うということは昨年の時点から決めていたのでここが今年一番の勝負ということにします。
相手は安定感のあるヒシイグアス、復活期待のウインマリリン、大ケガ明けの前走のVMで見せ場十分の内容を見せたデアリングタクトの3頭。ヒシイグアスは正直阪神適性がどうなのかはわかりませんが、大阪杯で4着まで追い上げたということはそこまでダメということはなさそう。この馬が4人気以下では一番安定感があるのではないでしょうか。ウインマリリンは正直近2走の大敗が不可解ですが、本来ならこのコースは一番むいているはず。陣営は今回栗東滞在で調整するなど、なんとかして復活させようとする工夫が見られますので要注目。デアリングタクトは幹細胞手術から復活したのはお見事。VMよりも今回の方が向くのは明白ですが、怪我明け2戦目ということでこればかりはやってみないとわからない。
今回ファン投票でも人気でも上位の2頭。正直今回に関しては強調材料が見当たらないです。ディープボンドのほうが年齢は上ですが、今回のレースを機に日本競馬界の主役は交代します。ディープボンドがどのような競馬をみせてくれるか楽しみです。