イベント無いから愛車を紹介するぜ① 〜自転車は乗り手を選べない〜
今年からレースやイベントの記録をnoteに残していくと宣言したところですが、このご時世、レースどころか外出すら満足に出来ない状況になっています。
いい機会なので、自転車紹介します。
たまに物好きな方から「このパーツ何ですか〜」と聞かれるので、そんな方向けのガイドライン的なものになれば幸いです。
現在コンスタントに乗っている自転車は全部で3台。
・cinelli experience
・cinelli strato faster
・BMC road machine X
順番に紹介していきます。
予め言っておくと、この記事を書いているのはどの自転車に乗ってもだいたい同じ感想を言う人間です。
真面目なインプレは期待しないで下さい。
cinelli experience 2013
ロードバイクデビューして最初に乗った自転車です。
オーソドックスなアルミのエントリーグレードの自転車です。選んだ理由、ルックス。
1番長く乗ってる自転車で、現在の仕様に落ち着くまでに幾多の変身を遂げている節操の無さぶっちぎりNo. 1な自転車です。
パーツ構成の変遷を振り返るとキリが無いのですが、写真が残ってる範囲で晒します。
↑納車時(イメージ)
この後ホイールやコンポーネントなど諸々変わっていきます。
要するにフレーム以外は原型が無くなります。
よくある話ですよね。
・コンポーネント:SRAM FORCE 22
・ホイール:ZIPP 303 firecrest
・3Tのハンドルとかシートポストとか
・クランクはROTOR agiris、チェーンリングはプラクシスワークスの52/36
・ペダルはタイムのxpresso12
・サドルはフィジークのボルタ
・Ana Benaroya とチネリのコラボバーテープ
上の2枚はメインの自転車としてレース等でバリバリ乗っていた頃なので、気合が入っていますね。
2枚目の写真は2代目クソチネリことストラトファスターに乗り換える直前、移植予定のパーツ達をそのまま装備していた頃です。
気合が空回りしていますね。ビレバンに売ってそうな自転車だなってよく思っていました。
こちらはストラトファスターへの乗り換え後、バイクロア参戦の為に復活させた時の写真です。
コンセプトはズバリ、「CXバイクを作ろう!」
バイクロアをご存知でないピュアな自転車乗りの方はGoogle検索!
・オフロードに備えて、タイヤはみんな大好きグラベルキング26c。
・ホイールは部屋に転がっていたカンパニョーロの旧ゾンダ。
・コンポーネントはフロント42tシングルのSRAM RIVAL。
MTB用の快適サドルに尻を委ね、あとのパーツはほぼ使い回しというゆるふわ仕様。完璧。
周りの仲間達からは所々のクリアランスに難が有りすぎると褒められました。
どうやら泥の上を走る自転車には「泥詰まり」という厄介なイベントがたまに発生するらしいのですが、当時の自分は「そんな物に悩まされる暇なんて無え!」と前だけ向いて生きていました。
バイクロア当日、前だけ向いて進んでいく。
詰まった泥も、パンクしたタイヤも、前だけ向いていれば視界に入らないから…
それからは通勤兼バイクロア用という謎の立ち位置で運用されてきた初代チネリ。
グラベルイベントで心置きなく乗れるイケメンBMCが後に納車された事で、ようやく「普段使いバイク」という普通の立ち位置に収まる事が出来たのです。
涙無くして語れぬ半生。
自転車がと言うよりは乗り手の方が節操無いようですね。
悲しい事に自転車は乗り手を選べません。
そんなこんなで歴史を振り返っていたら前置きが長くなり過ぎました。
納車から約7年、現在の仕様が冒頭の写真です。
・コンポーネント:SRAM RIVAL 1X
・ホイール:Velocity Quill × Philwood road hub
ペダルはクランクブラザーズのダブルショット1。片面フラットのSPDペダルです。
チェーンリングは42t。
ステム、シートポストはシルバーのトムソン。
形が好きなのでステムはX2ではなくX4にしています。
サドルはファイアーアイのお値段3千円サドル。
硬くて幅狭なので2時間も走れば股ずれの気配を感じる事が出来る逸品です。
何故選んだのか?デザインが良かったからです。
ハンドルは余り物の3T ROTUND PRO。
バーテープはチネリのボレーリボン。
かすれた3Tのロゴが気に入らないのでステッカーで隠しています。
ケーブルはニッセンのグレーとシルバーを組み合わせています。
タイヤはFairwether×パナレーサーの28cクリンチャータイヤ。
ツーリング用タイヤなので長持ちしそうな雰囲気が漂っています。
ボトルケージはアランデルのステンレス。
学生の時に少し無理して買ったお気に入りです。
シートクランプはdkgのレバー式。
レバーの締め心地が良いのです。
トップキャップはチネリのベーコンエッグデザイン。スペーサーはシートクランプと色を合わせています。
ブレーキ台座にペイントされたキングのイラスト。エントリーモデルにしてキングとは強気ですよね。
肩肘張らない乗り方を楽しむための自転車なので、以前の仕様と比べてレーシーな雰囲気を感じさせないパーツをチョイスしています。
大きめのサドルバッグを装備して自転車旅に出るのも良し。
速く走ったり誰かと競い合ったりと言うよりも、単純に出かける事を楽しむための自転車です。
完全な蛇足である事を承知で乗り味について言うと、簡単にまとめるならば「そこそこ軽量ながら安定感があり、剛性、推進力、快適性を高いレベルで持ち合わせた一台」といったところでしょうか。
あれ、ネットで出てくるドグマのインプレとあんまり変わらねえや。
実質ドグマ。以上です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?