業務の引継ぎ ~知恵熱を添えて~

タイトルは率直な感想。現状、私の思うすべてである。

さて記事の更新はどうも2ヶ月ぶりのよう。特に9月は本当にこれといった出来事はなかった。しかしながら9月末あたりから雲行きが怪しくなり、そして現在、混沌の様子を生じている。

9月末にプライベートでの変化はあったのだが、これは私のとある一部分に対してネガティブに働いているのみで、それ以外には特段影響はないのでここでは割愛する。大いに影響しているのは仕事の部分だ。

私の勤めている会社では、まあ色々あり、現在進行形で業務整理が行われている。そう、「引継ぎ」が行われている。これが面白いことに、A事業部の業務ほぼすべてが一旦私に引継がれる。ん?と思うかもしれないが、そうとしか説明できない。ちなみに私は数日前に入社した新入社員ではない。B事業部の人間でB事業部の業務を行う傍ら、事業部に属さない業務のいくつかも行っている。そんな人間が、A事業部の業務ほぼすべてを行うのだ。

ちなみに、A事業部の業務は大きく分けてa業務、b業務、c業務、d業務、e業務、f業務、スポットでg,h,i業務がある。これのf業務以外、私に引継がれる。

機械的に業務を行うのであれば問題はない。しかし、機械的に行うには「業務マニュアル」が必要だ。いやはや、当社には抜けが大量にある「業務マニュアル」が存在するのみで手順100%補完されたものは存在しない。そう手順の蓄積がないのだ。現状、私が案件を回転させ、不明点不足点をマニュアルへ補う方式をとっている。1mmも機械的ではない。かなりの思考を要求される。さらに「これはなんの意味が・・・?」という業務がある。この業務を行うようになった経緯がわからない。そう仕組みの蓄積がないのだ。また、A事業部は今まで2人(+1人)で約3年運営されていた。なのに「これはやってはいけない」「このようなペースで進めると良い」「過去このようなイレギュラー案件があった」といった・・・そうノウハウが1mmも蓄積されていないのだ。

これには私は絶望した。その上で私には「業務最適化」のミッションも与えられている。いや、正気か?蓄積なく業務最適化は不可能だ。そもそもまずすべて私が不明点不足店を確認してマニュアルに反映したり、といった思考の業務も大量に降り注いでいる現状、業務最適化に取り掛かることができるのは一体いつになるのだろうか。シンプルを好む私だが、すべての業務にシンプルさはない。これは長い道のりになりそうだ。

そんなこんなで今私は毎日知恵熱程度の発熱を感じながら引継ぎを受けている。いやもう実は引継ぎは完了しているのかもしれない。「a業務をお願いします」「これがマニュアル(???)です」「不明点は質問してください」。相手側から見たらこの3ステップで私への引継ぎが完了する。

順番に捌くしかないのだが・・・なんだろう、「何故私がここまでやらなくてはいけないのか」と段々馬鹿らしくなってきた。とはいえ感情をネガティブに寄せるのは良くない。この混沌を楽しむとしますか。

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