見出し画像

バセドウ病になったので。

バセドウ病になったので、闘病記録をnoteに残すことにしました。

名前: 圭(けい)
性別: 女性
年齢: アラサー
仕事: デスクワーク中心のフルタイムワーカー
婚歴: なし。独身
妊娠の希望: 2〜3年以内には
持病:
・バセドウ病
・子宮筋腫
・子宮腺筋症
・貧血
・アトピー
・重度花粉症


きっかけは

若い頃から生理が重く、2023年には生理が3ヶ月も続き子宮筋腫と子宮腺筋症と診断されました。
ジエノゲストを服用するも出血が治らず鉄欠乏性貧血になり、レルミナに移行しました。(現在は生理は止まっています)

鉄欠乏性貧血のせいで頻脈や動悸が起きしんどい毎日を送っていたのですが、実はその原因は貧血だけではありませんでした。
それに気づくきっかけとなったのが会社の健康診断。触診された時に「甲状腺…ずいぶん大きいですね。早めに内科を受診してください」とお医者さんに勧められ、わけもわからず内科を受診しました。
内科の待合室で待っている間、スマホで甲状腺の肥大について調べて初めて、自分の体に『バセドウ病』の症状と同じことが起きていることに気づいたのです。

しかしこの時受診した内科の先生は、触診しても

「特に大きくないですよ」

渋々と言った様子でエコー検査をしても

「まあ大丈夫でしょう」

念の為と血液検査をした後には

「問題ないと思いますが、もし甲状腺の病気だとわかれば電話します」

と言うのです。それから一週間以上経ち、待てど暮らせど連絡は来ず。
不安な気持ちを抱えたままさらに一週間が経った頃、会社の階段を一階分上がるだけで息切れをし、心臓はバクバクと音を立てて高速で鳴り、滝のような汗を流すようになっていました。

やっぱりおかしい…。

不安は時に的中する



自分の勘を信じて違う病院を受診しよう。そう決意した日は、たまたまかかりつけの産婦人科を受診する日でした。

産婦人科で甲状腺のことなんて相談していいのかな?そう思いつつも、甲状腺の肥大を健康診断で指摘されたことと、息切れや頻脈や動悸に苦しんでいることを伝えました。
産婦人科の先生はすぐに触診をして、
「これは大きいね…」と表情を曇らせました。

「エコー検査と血液検査しよう」


それから一週間後、検査結果を聞きに行った私に先生はバセドウ病について書かれたパンフレットを手渡しました。

「内分泌系に強いお医者さんに紹介状を書きます」

そして別のクリニックで再度エコー検査を受けたところ、甲状腺が通常の二倍以上に肥大していることが分かったのです。

↓血液検査の結果

正直何がなにやら分かりませんでしたが、基準値を大幅に超えている項目が多いことだけは分かりました。

これからどうする?

バセドウ病は寛解に数年を要し、また寛解すること自体も難しい病気だそうです。
手術で甲状腺を全摘出してしまえば症状はおさまるそうですが、その後一生甲状腺ホルモン剤を服薬する必要があるためすぐには踏み切れません。

まずはお薬で基準値を超えてしまっている項目の数値を減らして、基準値に近づけていくことを目標に闘病していきます。

↓バセドウ病のお薬

バセドウ病のお薬、メルカゾール

このメルカゾールというお薬、様々な副作用を引き起こす可能性があります。
主なものとしては
・蕁麻疹
・肝機能障害
・無顆粒球症
など。

無顆粒球症ってなに?と思いますよね。
これは血液中の白血球成分のうち顆粒球と呼ばれるものがほとんどなくなってしまい、感染症にかかりやすくなってしまう病気です。
初期症状として風邪のような発熱があり、最悪の場合敗血症や肺炎で命の危険もあります。

そのため、服薬を開始して二ヶ月間は、二週間に一回血液検査を受けて数値に異常がないかを調べる必要があります。
今でさえ頻繁に病院にかかっているのに、さらに通院頻度が増えるなんて…と少しメソメソしてしまいましたが、副作用は怖いし悲しんでいても仕方がないのできちんと受診します。

ちなみにこのお薬…妊娠を希望する場合、服薬を中止しないといけないそうです。
現在は独身ですが、2〜3年以内には子供が欲しいと考えているので、妊娠計画によっては手術に踏み切る可能性もあります。


決意

バセドウ病の他にも様々なマイナートラブルを抱えていて、人生で完全に健康だった日はほとんどなかったように思います。
それでも少しずつ、一つずつ、病気と戦って勝ちたい。
元気になって好きだったジムへもう一度行きたい。
息切れせずに軽やかに歩いて旅行に行きたい。
汗だくになることを気にせず、みんなと同じようにおしゃれをしたい。
好きな人と結婚して健康な赤ちゃんを産みたい。

夢に向かって負けずに頑張ることを誓い、はじめてのノートを終えたいと思います。

4 Dec 2023


いいなと思ったら応援しよう!