令和のカセットテープ
きっかけ
2022年からカセットテープを買っている。
きっかけはSUBLIMEというバンドのカセットテープを買ったことである。
元々大好きだったSUBLIMEの「SUBLIME」というアルバムの発売25周年を記念されて売られたカセットテープで ピクチャー版のレコードも持っているので 「記念にと思って買った」だけ だったけれども これが完全なきっかけである。
物としてそこにカセットテープがあるのであれば聴きたくなるのが音楽好きの性というもの。もちろん手元のiPhoneで聴けば5秒でかけられるのであるが このカセットで聴きたいのである。それがカセットの魅力なのだと今考えるとわかるのだけれど
沼の始まり
まずどんなプレイヤーで聴くかだ 自分の音楽を聴く場所は
家(主にキッチン)
職場
通勤中
一番パーソナルな音楽 特に周囲の人を気にしないで聴ける場所は通勤中ヘッドホンで聴く事なので ポータブルプレイヤーだなという事になり プレーヤーを探すべくネットの大海原に潜ったわけです。
そこで絞った選択肢は
現行で売られているプレイヤー
ヴィンテージの初期型SONYのWALKMAN
90年代のSONY SPORTS/Panasonic Shockwave もちろん中古
これアラフォーな方々なら分かると思いますが憧れるのは初期型のWALKMANはかっこいいってこと 出玉が少なく状態が良いのは高いです。
現行で売られているのは個人的に趣味に合わないものが多く 何より安っぽく 質が悪そうです。
ってことで 「90年代のSONY SPORTS/Panasonic Shockwave」という選択肢で攻めました。
まずSONY SPORTSという聞きなれないブランドは SONYが北米を中心に展開していた携帯型プレイヤー、ラジカセのラインで 黄色を基調に独特の配色で非常に90年代なStyleでかっこいいです。
またPnasonic Shockwaveはそれのインスパイア系(だと思ってる)で日本でも展開していたラインです。
WALKMAN購入
今時このようなモノはinstagramで探すのが吉なので instaで捜索しているとあるアカウントに遭遇。
vigogne store さんです。
この方が良質なプレイヤーを海外から仕入れて 分解清掃までしてリペアして販売されていました。しばらくウォッチしていたら ビビっときたWALKMANを見つけて 速攻でDM 即購入 お支払いはpaypalでしてと
令和の買い物ですね。
お察しの通りコレがきてからヘッダー画像のように お気に入りのカセットテープを見つけてはポチポチしてます。 まずカセットでリリースしているアーティストが少ないってのと リリースされても数が少ないってのがあって 好きなアーティストが新譜でカセットをリリースしていたらとりあえず買っとけってのもあります。
学生の時にディスクユニオンで棚の端から端までチェックしていたのが懐かしい そんな気分です。ちなみに先日久々に御茶ノ水のディスクユニオンで端から端をメイクしました。おじさん等の勢いはすごいです。。。
waltz
とりあえずwaltz行っとけって感じです。
中目黒に実店舗を構えるカセットテープ専門店 日本で唯一 もしかしたら世界でもかなり稀有な存在です。新譜のカセットテープをメインに取り揃え 中古カセットから 中古レコード 古いイケてる古雑誌 ラジカセからウォークマン カセットテープに関連される物を揃えています。
ここのすごいのはwebstoreで ほぼ毎日入荷があります。そうすると毎日何が入荷しているかチェックしてしまいます。キタっておもったら即ポチです。
恐らく綿密にスケジュール管理されているのかと推測します。確実に売れるキーになるアイテムは勿論明確に発売日があるのでしょうが 他にもマイナーだけど良質なカセットの数がすごく ここをチェックしているとカセットテープだけである種のシーンがあって 独特な音楽的アプローチを感じます。そもそもwaltzさんの音楽審美眼が冴えているので安心してポチれます。
Walk and Listen
ここにきて個人的ハイライト
日々カセットのWALKMANを使っていて持ち歩き方を模索していました。
ソニスポ、shockwaveのプレイヤーにはベルトを挟むベルトクリップが付いているモデルも多いのですが これが結構心許ないのです。 スーパーで買い物中にしゃがんだら クリップが外れて落下させてしまったりと ただでさえ現行のものじゃないので 壊したくありません。
WALKMANをぐるっと包むストラップがあれば良いと思いたち
洋裁のプロの妻に相談し試作品をいくつか作り完成したのがコチラ
ドン
肩から斜めにかけられてホールド感もばっちり 落とす心配無しです。
昨年末から数ヶ月ほぼ毎日使ってて落ちたこと無いです。
これですよコレ 安心して肩からかけられて いつでも音量上げ下げできて カッコ良いデザインを表にだせる機能美。
とりあえずコレを中心にwebstoreを立ち上げたんで良かったら覗いてください。その名もWalk and Listen
まんまそんな意味です。アナログメディアを持ち歩いて楽しもうってブランドです。
やっと宣伝にこぎつけた。
よろしくお願いします。