DBSフェリーで行く ウラジオストク③
今回のDBSフェリーシリーズ③をもって最後といたします。
今回は、韓国出航~ウラジオストク入港、入国までの流れと様子について
書きたいと思います。
韓国をお昼ごろに出航するフェリーは、約1日をかけてウラジオストクへ向かう。とは言っても、四方海に囲まれており、起きても海。引き続き船内でやることはなく、海を眺めるか、ベッドに横になるか。
さて、韓国での過ごし方としては、入国後タクシーでEマートに向かい、食材を購入した。
飲み物とピザ、チキンを購入し、なるべく早く港に戻った。
東海市内を観光したかったが、帰りに取っておくことにした。
韓国の出入国は特に問題もなく、少々の滞在でも船からであったために、何の質問もなく終わった。
韓国からは部屋とベッドが変わる予定だったが、そのままの場所で良いとのことで、移動をすることなくベッドを確保。
ちなみに、私とH君は同じ部屋だったが、2段ベッドの上の部分ということで2泊3日を過ごした。
乗客は変わらずの割合で、日韓航路は日本への韓国人の団体ツアー客。
韓露線航路も同じような団体ツアー客が目立った。
その中で、1人韓国人のおじさんから韓国語で話しかけられた。
私は、韓国に1年ワーホリで行っていた後でもあり、韓国語は人並みには理解できたが、終始方言だったため、私もほぼわからずニコニコしていた。
お金のない大学生旅人と思われたのか、船内のランチ券を無料でくれた。
ということで、思ってもいなかった船内ランチタイム。
場所は操舵室の下に位置し、走行中の海を眺めながらご飯をいただけた。
料理は韓国料理がメインで地上で食べる韓国料理に劣らず、おいしくいただくことができた。
ウラジオストク入港の際に減速して湾内に入っていくが、
だんだん街並みが近づき、港へ近づいていく光景は非常に素晴らしいものであった。
下船の際にスムーズな入国を行うために、ロシア人、韓国人、その他というジャンルに分けられ下船を強いられた。
旧ソ連文化に興味がある私は、旧ソ連独特の帽子を被った警備員や、入国審査官を見て少し興奮したが、非常に閉鎖的で高圧的な入国審査を受けることとなる。
入国審査官との間に通常の国より高い壁があり、頭上には鏡が設置され、審査官からは入国者の後ろまで見ることが可能である。
とはいえど、質問等なくスムーズに入国をすることができた。
ちなみに、中央アジア系の人は別室に連れていかれていた。
ウラジオストク港はウラジオストク駅の目の前で、お土産ショップや、銀行も併設されており、市内の中心に位置しているので、すごく便利であった。
2泊3日の船旅、別府から合わせると片道3泊4日。
帰りも同じフェリーで帰った。
同じ船の折り返しが現地3日目であるので、その間の2泊を利用し現地を観光。
日本到着後、
境港→米子→備後落合→広島(1泊)→別府という帰りも別府まで3泊。
合計6泊8日という学生にしかできない旅を作ったのである。
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