中間子コンプレックス
私が病んでる原因の中に間違いなく親との確執があります。
こればっかりは「親が悪い」「いや悪くない、お前が悪い」と、完全に賛否両論あるとおもいますし、親という立場にならないと分からないこともあるので、あくまで子目線になってしまいますが…
かなり長くなってしまうと思うので、分けて順を追って話そうかなと思います。
まずは私の兄弟構成から。
三姉妹の真ん中、コンプレックスがもりもり。
姉とは2歳差、妹は3歳差。年の近い兄弟ほど、お互いに影響することが多く、「長子」や「中間子」「末っ子」の性格が色濃く現れるのだとか。
私はまさにその典型例でした。
私が子供の頃は、自由奔放ではちゃめちゃな性格。そんな性格だったからなのか、姉には基本嫌われていました。特に学生時代は中学、高校、専門学校と同じだったので、後ろを追いかけてくるような私が疎ましかったんだと思います。姉に目の前で「死ねばいいのに」と言われていたのも少なくありません。当時はそこまで辛くありませんでした。他のことが楽しくて仕方なかったので忘れてたんだと思います。
アニメやマンガ、ゲームの世界に惹かれて「いわゆるオタク」になった時にも、嫌悪感たっぷりな嫌味を言われたりしましたし、殴り合いの喧嘩も何度かやりました。
とりあえず姉が社会人になるまではとことん嫌われていたんです。
社会人になって、心に余裕ができたのか、なんなのか…。姉に子供が生まれてからはさらに丸くなりました。
そして立ち回りの上手い末っ子・妹。
妹とは仲の良い方だったと思っています。姉とのように喧嘩もしましたが、私が3歳上なこともあって妹を子分のようにこきつかったり、可愛がったり。
小学〜中学生の頃、夏休み中のお昼ご飯は私が一緒に作ってあげてましたし、(姉は自分の分のみ) 誕生日には児童向けの本をプレゼントしたりしていました。(姉からはもらったことない)
まあ小さい時はそれで良かったのですが、年齢が上がってくると真面目で几帳面な性格と相まって、妹は姉妹の中で一番勉強ができるようになったんです。
親からの期待は大。姉や私よりも更に上の、市内で1番偏差値の高い高校へ行きました。
さあ、そうなるとなにが起きるか。
ひねくれた中間子コンプレックスの完成です!
姉についてもう少し詳しく。
姉は姉で、中学の半ばまではかなりの「優等生」として育ちました。クラスでも「できる方」、学年でも「できる方」、部活でも「できる方」。
プレッシャーからだったのか、中学2年のときに小児うつ病と診断され、なんどか自殺未遂まがいのこともしていました。特に母親はそれから落ち込んでいたりして、私が家族を盛り上げるような立ち回りで明るく振る舞っていました。(※このことを覚えておいてください)
回復して高校デビューを決め込んだ姉は本来の自由奔放な気質を取り戻して、仲の良い友人をたくさん作って青春していたイメージがあります。
一方私は、中学・高校・専門学校と、姉と同じ進路を辿ったため、どこへ行っても親や先生から姉と比較されることが多くなりました。
まあ、当然ですよね。
高校から専門学校へ進むときには、自分の現状をつくっている親との確執の大きなポイントがあったと思うのですが、それについてはまた今度。
高校の時には姉本人からの勧めで同じお店でアルバイトをしたことがありました。
今でも何故嫌いな私を誘ったのか謎ですが、おそらく猫の手も借りたいような時だったんでしょうね。
誘ったのは自分なのに、姉があまりアドバイスしてくれないこともあって、上手くできなくて。それで更に睨まれて萎縮してしまって。まさに負のスパイラルでした。
姉が簡単に出来ていることが自分にはできない。
そんな気持ちが自分の根底にあるようになりました。
勉強か何か、教えて欲しくて聞いた時に、はっきりと面と向かって「お前とはスペックが違うんだから言っても無駄」と言われたこともあります。(悲しいのはそれを真に受けてしまうってところですね)
そんな中間子コンプレックスもりもりに育ったので、親からの些細な言葉でさえもしっかりとそれを刺激されていました。
そんな気持ちは無く言った言葉でも、おそらくしっかりと受け止めてしまっていると思います。
子供の頃から「2人に負けない『何か』を見つけないと、のまれてダメになってしまう」というような意識がありました。
だから、中学などで他からめためたに自意識を破壊されるまではかなりの自由奔放・破天荒な性格だったんだと思います。
姉と私は社会人になってから仲良くなってきましたが、(私は行けなかった)大学に進学した妹の一言でこのコンプレックスがビンビンに反応してしまう時もあります。
姉が結婚して出産して、私の両親は初孫を溺愛しています。子供好きの両親からしたら、孫ができるって最高のの親孝行だよなと思うんです。(もちろん、甥っ子は無条件にかわいい。)
甥っ子の存在は、確実に私のコンプレックスを刺激しています。可愛いのに。可愛いけど。
何故なら私は仮に結婚できたとしても子供を望んでないからです。(これについてもまた今度詳しく。)
この中間子コンプレックスは頻繁に私を傷つける原因になってしまっていて、どう克服すれば良いか未だにわかっておりません。
他の人からみたらしょーもないかもしれないコンプレックスは、一生付き纏うものなのかと思っているところです。
はぁ、しんど!!!!
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