責任感の強いあなたへ
『最後の最後の最後は相手のせいにしていい』
ぼくはこの言葉に救われました。
任された仕事をなんとかしようと、
全力で取り組む毎日。
しかし結果は思うように出ず、
周りの評価もいまいち。
あなたもこんな経験はありませんか?
どこかの本で
「失敗は、すべて自分のせい」
という言葉を目にしたことがある。
「自分が悪いんだ」と、
責任をすべて自分に押し付けてしまい、
気づけばメンタルが限界を迎えている。。。
「もっと頑張ればよかった」
「わたしが足りないからだ」
たしかに成長には絶対的に必要な要素だと思います。
ぼくは、責任感の強さから自らを追い込み、
疲れ果てていった方を多く見てきました。
そしてぼく自身、
30代前半ぐらいまではすこしその傾向はあったと思います。
たしかに、
責任感があるのは素晴らしいこと。
仕事の改善に取り組む姿勢も大事。
が、しかし、
それが行き過ぎて、
自分自身が壊れてしまっては本末転倒。
だからこそ、冒頭のこの言葉。
『最後の最後の最後は相手のせいにしていい』
あなたが常にベストを尽くしたとしても、
うまくいかないことはあります。
あなたの力だけではどうしようもない要因も多く絡んでいます。
相手の期待値が曖昧だったり、
そもそも不可能な目標を与えられていたり。
そんなとき、
あなたが自分を責め続けることには意味がありません。
最後の、最後の、最後は、
むしろ、
「これは相手のせいだ!つぎ!」と、割り切ることで、
心に余裕を持たせることができます。
その余裕こそ、
次の挑戦へ進むためのエネルギー源になるのです。
「責任感を持ちながら、自分を守る」ために
責任感が強い人は、
その姿勢ゆえに周りから頼られることが多いです。
それ自体は素晴らしい才能です。
しかし、
その責任感が「自分を責める道具」になってしまったら、
あなたの心と体が壊れてしまいます。
だからこそ、
どうしても無理だと思ったら、
「最後の最後の最後は相手のせいにしていい」という
セーフティーネットを持ってみてほしいです。
それは逃げではなく、
自分を守り、
次の挑戦を可能にするため考え方です。
と、ぼくは思ってます。
ぼく自身が、
当時この言葉をかけてもらって、
前を向けたように。
いま自分を追い込み過ぎているだれかに向けて。
ありがとうございました。