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世界平和・宇宙平和を創る 株式会社ソラルート 代表取締役 山重克子さん

女性が元気になれば、社会が元気になる!と自ら実践する中で、自分も人も認め合える社会創りをされている山重克子さんにお話を伺いました。

出身地:群馬県
活動地域:全国
経歴:1971年生まれ 15番どっしりとした猿
大学卒業後、リース会社営業として2年半勤務。
姉の強引な勧めで航空会社を記念受験したところ、何と!合格(笑)。ANA国際線客室乗務員として7年乗務。
その後日本語教師を経てフラの道へ。
国内外の大会や舞台に数多く出場。
2006年に長女、2009年に次女を出産。自分で取り上げる。
長女の小学校でPTA会長を務めていたときに友人の紹介で女優の白石まるみさんと出会い、個性心理學を知る。
2016年12月カウンセラー資格取得。
2017年7月講師となる。
同年12月にソラルート支局を立ち上げ、支局長となる
現在の職業および活動:ソラルート支局長・個性心理學講師
座右の銘:人間万事塞翁が馬

世界平和、宇宙平和、心の平穏

Qどのような夢やビジョンをお持ちですか?

山重克子さん(以下山重 敬称略):最終ゴールは、世界平和、宇宙平和です。
私個人の夢は、心の平穏です。それはみんなが時間もお金も健康も気にせずに笑っていられる空間で過ごせることです。それを鮮明に描けてしまったことがありました。私は起きてはいるけれど、カラーでその画像が目の前に見えたのです。それを見た瞬間、涙が溢れ出ました。魂がそこに響いたからだと思うのですが、その心の平穏まで向かっていきたいです。

思う存分社会貢献を行いたいです

Qそれを具現化するためにどのような目標計画を立てていますか?

山重:そうですね、お金を稼ぎたいです。なぜかというと、社会貢献、ボランティア・・そういう言葉ではめるのも嫌なんですけどそれを思う存分やりたいからなのです。ボランティアをするのにはお金がかかります。生半可なことではなく、本気でする時に、お金を気にすることなく活動がしたいのです。
また、私の使命は海外と日本を結ぶこととわかっています。3年後は自由に動ける経済はつくっておきたいと思っています。

明らめかたを理解すると倖せになります。

Qその目標や計画に対してどのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

山重:私の仕事のひとつとして個性心理学のセミナーを提供をしています。これは子育てママ世代に伝えたい思いがあるからなのです。企業をはじめ、色々なところで講演をしていますが、
「人間事実は一つで100人いたら100通りの解釈があります。どちらかが○であったり×であったりはありません。全部合っています。」これを一番に子育てママ世代に伝えたいです。
お母さんたちは、自分の子だから全部わかっていなければいけないと思っている方が多いです。子供の枠組みを自分の枠組みにはめ込むために、必死になっているのです。お母さんと子供は、かけているメガネが違うので見え方が違います。 
それを意識化すると、「明らめる」になります。それは前向きに違いを受け入れて、相手も受け入れることです。その明らめかたを理解すると倖せになると思うのです。
40代、50代の方と話をしていて「あれ?」と思うことがあります。幼少期にお母さんとの関係性に何かあった人が実は多いです。ですので、今子育てに向かい合っているお母さんたちに、「お母さんもお子さんも合ってるんだよ」と伝えたいです。世の中のお母さんが元気になれば、世の中が元気になると思っています。
これをひとりでも多くの方に知って欲しいので、幅広く企業や学校でも話をさせていただいてます。
今は年間の活動数を増やしていく、草の根的な活動をしています。こればかりはご縁だと思っているので、呼んでくださった方のところにはどんなに遠くても行きます。 自分から集客をするというよりも、お世話になった方々に恩返しできたら嬉しいです。

記者
:海外と日本をつなげていくことに関しては、どのような取り組みをされているのですか?

山重:日本でのインフラを築いている段階です。今、アジアが建設ラッシュですけど、インフラはまだ時間がかかります。日本に来ている留学生の子たちが母国に帰るときに、何かを持ち帰ってもらいたいので、インフラのノウハウを彼女たちに教えたりしています。

記者:アジアからの留学生と繋がりがあるのですね?

山重:私には中2と小4の子供がいて、学校でその留学生の人たちに、自分の国のことを話してもらう機会を設けたことがあります。小学校のPTA会長をしていた時、校長先生と副校長先生と親しくなりました。子供たちに留学生の話を聞かせたいとお話をしたら、副校長先生も即実践の方だったので、座って授業を聞くだけよりも、色々な話を聞く方がいいと、その機会を設けてくれました。
そのことがきっかけのひとつにもなり、小学校がオリンピックパラリンピックアワード校になりました。

また、たまに留学生の方に連絡して、みんなでご飯を食べに行ったりします。アジアには世界の人口の6、7割の人が集まってきています。限られたスペースに多くの方が住んでいるので人との距離が近いのです。彼らは週の半分以上はお友達の家でご飯を食べるのがあたりまえだったりします。そのおかげで、コミュニケーション能力にも長けているので、彼らから学ぶべきことが多いです。

満たされる思い

Q4そもそもその夢やビジョンを持ったきっかけはなんですか?そこにはどのような発見や出会いがあったのですか?

山重:元気な女性を増やすという事については子供を妊娠して、出産した時、そして子育てしての経験だと思います。
上の子が2歳くらいの時に、私はフラダンスを習っていて週6くらいでレッスンへ通っていました。趣味のような、仕事のような感じでした。後ろ髪を引かれる苦しい思いで子供を預けてレッスンへ行ってました。
それがある日娘の口から「なんとか君、なんとかちゃん」と私の知らないお友達の名前を聞いた時に、「この子にも世界ができたんだ。私の所有物ではない!」ということに気が付いたのです。私は娘に申し訳ないと思っていたけれど、娘は楽しんでいたのです。自分が娘のことを全部知っていると思っていたけれど、知らないことがあるんだとそこにすごくハッとしました。心が通い合うのは娘といる時間の長さじゃなくて、密度の濃さなのだともわかりました
何年かしてフラダンスをやめた時に、「お母さん、もう踊らないの?結構見にいくことが好きだったのに」と娘に言われて、びっくりしました。私にとっては、マイナスの後ろ髪を引かれる思い出でしたが、娘にとっては華やかなお母さんを見に行くという思い出だったのです。

私にとって、私の母は反面教師でした。お嬢様育ちだった母はいつも家にいる人で何もできない人だと私は思っていました。それが私にとってはすごくマイナスイメージでした。
ですので、私は自分で何でもできる人になりたいと思って生きてきました。
それから考えると、私が外に出て何かをすることは、私が感じていたマイナスイメージとは逆のはずなのに、私としては苦しい思いになっていました。けれど娘の言葉を聞いて、それでよかったのだと思ったのです。

ボランティアに関していうと、十数年前の話ですが、箱が潰れてしまったりで、お店では商品にならないものを、いろいろな会社から譲り受けて、それを児童擁護施設などに支給している会社がありました。そこは社員が数人で、あとはボランティアの人が働いています。そこでボランティアの帰り道電車の中で、今まで体験したことがないくらい心が温かくなっていました。ボランティアは自分が与えているようで、実は与えられている、満たされた感じになるのです。
人は何かをしてあげたということで、こんなに受け取れるんだと思いました。人は認められたいし、存在意義や必要とされていることを感じたいのだと気づき、ありがとうと言われると満たされるのだと知りました。

人生の中で唯一の不可能。そして祖父母の思い。

Q5その発見や出会いの背景には、何があったのですか

山重:フラダンスをやろうと思ったのは、大学の時にホノルルマラソンに参加するためにハワイに行ったことがきっかけです。その時にフラダンスをみて「いつかやりたい」と思っていました。それで大学卒業して10年経って、やり始めました。本格的にフラダンスをやりたくて、その当時CAの仕事をしてましたが、それを辞めたのです。
先生が踊りで人を泣かせる人で、私はそうなりたいと思ったのです。
それまで目標としてきたことは必ず達成するチャレンジをしてきました。自分には不可能という文字はないと思っていました。
けれど初めて不可能という文字がここで見え隠れし始めました。
私にはできなかったのです。
人生の中で不可能だったのはフラダンスで人を泣かせることだけで、そこが自分の中で納得いかないことでした。

記者:小さい頃から目標を立てて達成するチャレンジをしてきたのですね。
社会貢献をしようと思ったことにも背景がありますか?

そこは祖父の影響があるかもしれません。祖父が国会議員で政治家でした。それを辞めてから、群馬に戻り、今でいう引きこもりやニートの15歳から19歳の子たちを、祖父の家で預かり、働かせて、20歳までに更生させて、世に出すという事をしていました。
一番多い時で30人いて、祖母が一人で30人分の食事を出していました。その祖父母の思いは、すごく根付いてるところがあります。
大人になってわかったことですが、祖父が自分の工場を建て、そこで働く場所を与え、どんな荒技を使って更生させてたのか?と思ったら、祖母の食だ!ということに気づきました。祖母が土から野菜をつくり、土からの栄養をとった食材を使っていたことが大きかったのだということがわかりました。
人は祖父の華々しいところを見るのですが、祖父の思いは国会議員よりも、ボランティアをすることだなと小さい頃からわかっていたので、それが私には刷り込まれているのかもしれません。

Q読者の方へ一言お願いします

山重:毎日を楽しめてますか?楽しんでますか?と言いたいです。とにかく楽しんで欲しいです。一度の人生なので。人の目を気にして生きて欲しくないですし、人は見てるようで見ていないことに気づいて欲しいです。例えば写真を10人位で撮った時、誰を最初に確認しますか?
自分に真っ先に目がいきますよね。ほかの人は意外と見てないのです。
自分がどうありたいか、どう生きたいかを、大事にして欲しいのです。それを伝えたいです。
楽しんでいるところに人は集まってくると思います。みんながそうなっていったら楽しいエネルギーは高まってくると思います。

記者:描いた事は具現化していくパワーとエネルギーを感じました!今日は貴重なお話をありがとうございました!

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山重克子さんの詳細情報はこちら

FB
https://www.facebook.com/katsukoy

ホンマルラジオ
http://honmaru-radio.com/kuimko001/

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【編集後記】
今回、インタビューをした善家、口野、古川(オンラインでの参加)です。質問に対して、躊躇なく力強く答えてくださる姿勢に、社会をより良くしたい!という山重さんの強い想いを感じました!そしてどんな立場の人とでも愛を持って対等に出会える方だとも感じました!今後の山重さんのご活躍がとっても楽しみです。今日は本当にありがとうございました。

この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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