オンラインでは危機を感じにくい
先日、コンテンツ東京に行ってきました。
広告やブランディングの見本市みたいなものです。
写真を撮り忘れたので、様子はこちらのオフィシャルの動画で。
「仕事がなくなる」を肌で実感
コンテンツ東京の感想は、ひとことで言えば「私このままじゃ、単なる文章が上手い主婦だ」。
ライターが山ほどいてAIが劇的な進歩を遂げている昨今の事情を考えると、これまでと同じく取材して書くのをメインでやっていては先がないと前々からわかっていました。
ウェブマーケッターとしてパート勤務を始めたのも、停滞している現状を打破するためです。
でも心のどこかで「なんとかなるだろう」とのんびりしていました。
ところがAIが文章作成も含めてSEO対策をしてくれるサービスなどが月5万円程度で提供されているのを見ると、「早く変わらねば」と危機感を覚え、色々と考え始めています。
会場までは乗り換え3回で1時間くらいかかるので行こうかどうか迷っていたのですが、足を運んで本当によかったです。
画面の向こうの出来事は、リアリティがない
コロナ騒動の影響であらゆるもののオンライン化が進んでいますが、やっぱりリアルでないと味わえないこともあります。
今回で思ったのは、オンラインでは危機感を覚えづらいこと。
AIが進化しているのも知っていたし、単なる文章を書くライターがジリ貧になることも気づいていました。
でも家の中でパソコンやスマホに向かっているだけでは、やっぱり画面の向こうの遠い世界の出来事に感じてしまいます。
ところが、外の世界にでるとそうはいきません。
良くも悪くも、自分の意思に反した情報が入ってきます。
もちろん、オンラインでも世の中の動きを知ることができます。
でもそれは、自分の意志で検索してたどり着いたものや、システムが自分の好みに合わせて「あなたにおすすめ」と提示されるものがほとんど。
つまりオンラインでは、基本的に自分の世界を超えないレベルのことしかわからないのです。
オンラインとリアルを上手に使い分ける
とはいえ、オンラインを否定する気は全くありません。
私はオンラインセミナーを開催したり、完全在宅勤務でウェブマーケティングのパート勤めをしたりと、むしろオンラインの恩恵にあずかりまくっています。
私の個人的感覚だと、オンラインとリアルは次のように使い分けるのがいいかなと思います。
オンライン
・特定の課題を解決する
・一対一の会話
リアル
・なんとなく刺激を受ける
・特定の目的のない会話
・3人以上の集まり
買い物にたとえるなら、オンラインはネット通販、リアルはウインドウショッピング。
ネット通販は「〇〇を買いたい」と明確な目的があり、購入手続きを済ませたらそれでおしまい。
一方ウインドウショッピングは、ふらふらとショッピングモールを歩き、予定外のものを一目惚れして買ったり、たまたま目に入ったカフェでコーヒーを飲んでみたりと、買い物以外のイベントも含めて楽しみます。
毎回買い物に行くのも大変だけれど、ぜんぶネット通販でも味気ない。
オンラインとリアルも同様に、それぞれの役割を意識して、バランスよくつき合っていけばいいと思います。
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