Vol.12 キンシャサ クラブ巡り
”人生を、命を出し惜しみしてるヒマはない!”
闇に包まれるアフリカの都会の夜の街。
今のアフリカを感じたいと思えば 地元に住む若者達とつるむのが面白い。
彼らが教えてくれる、見ている世界、未来の世界。そして最新の音楽とダンス!
ミュージックシーンも表面的にはアフリカの伝統のものはなくなり近代的?西欧的?になってるが、しかし、そこはアフリカ!ダンスはもちろんだがあの独特の声、リズムの細かい取り方 、グルーブのし方 、生きるエネルギー。
やっぱり、アフリカの遺伝子がしっかり流れてる感じでいい!
キンシャサのゲットーの夜の街を彼らとクラブやストリート、溜まり場など、あちこち、歩き廻った。 あの夜、あの空気、熱気、匂い、エネルギー、 爆音の音楽 、危険度! 生きているエネルギーの洪水だ!
すべてが渦巻く停電の闇の街に自分の身を置いていたからこそ味わえる体感、実感! ”生きてる感”! たまらない!
こんなうるさい奴らだがいつも友達の家とかスタジオとか溜まり場とかクラブやライブや、、いろいろ、連れて行ってくれるし、私の身を守り、どんな遅くなっても私の宿まで送り届け無事、家の中に入るのを確認すると帰っていくとか、やっぱり、そういう大切な友達なのだ。 こんな事もあった。ある時、ストリートで仲間同士で喧嘩して、大声で怒鳴りあっていたら、ポリスがやってきた。仲間の一人がポリスに対抗していると、いきなり、手錠かけられ鉄線の囲いのとこに繋がれてしまったー。
わーどうしようとワラワラしていると後ろから.
”ケイコ コバンガ テ(心配するな)". と、知らないおじさんから声をかけられた。えっ私の名前 知ってるって?🤣
やばい きっと またこの辺りの大人達に言われるんだ。ケイコはまた若造達と夜のクラブで遊んでたと噂になって、結局、Jupiterの耳に入って、それできっと怒られ呆れられるんだ。
だって、、、、
”最近はうちの裏の通りにバーが沢山できて、毎夜、うるさい。ラップとかDJの電子音楽とかうるさいだけだ。”
と、言ってたもんなー。
”はい。私、ほぼ毎夜、行ってます。踊ってます。”
なんて、言えないよなー。
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