ゲームストップ株　公聴会でギル氏証言

2021年2月19日 07:45

お早うございます！昨日の米国市場は、3指数とも下落しました。失業保険申請件数が市場予想を上回り、労働環境回復の遅れが意識され、また、米国10年債利回りの上昇もハイテク企業の売りを加速させました。昨日はゲームストップの公聴会がありヘッジファンド大手シタデルのケン・グリフィンCEOも招致されました。

ダウ平均 31,493.34 -119.68 -0.38%
S&P500種 3,913.97 -17.36 -0.44%
NASDAQ総合 13,865.36 -100.14 -0.72%

「ゲームストップ」公聴会

ゲームストップの株価乱高下を巡り、米下院金融委員会では公聴会が開催されました。

「ローリング・キティ」の名でＳＮＳに投稿し、ゲームストップ株への投資を公言していたキース・ギル氏は、「自身のポジションは公表されている情報のみに基づいたものであり、投資家の買いをあおる狙いがあったとの指摘はない」と述べました。

このギル氏は、アマチュアとは程遠く、複数のブローカーライセンスを有する公認証券アナリストです。以前はマスミューチュアル生命に勤務していたこともあるようです。

ロビンフッドのテネフＣＥＯは、取引制限を導入したのは単に規制上の資本要件を満たす必要があったためだと主張しました。

ヘッジファンド「メルビン・キャピタル」の創業者、ガブリエル・プロトキン氏は、多額の損失を被ったことを認めたものの、ロビンフッドに売買を制限するよう圧力をかけた事実はない、としています。

カルフォルニア州ウォーターズ下院議員は「米国の多くの人々は制度が自分たちにとって不利で、何があろうと常にウォール街が勝つと思っている」と、述べました。

このほかには、レディット運営会社CEO

ヘッジファンド大手シタデルのケン・グリフィンCEOなども招致されました。

シタデルは、ロビンフッドが個人投資家の買い注文を一方的に止めた問題の関与を疑われています。

ゲームストップ株のチャートです

。昨日は11.06%下落の40.69ドルでした。。。

１３日までの１週間の新規失業保険申請件数は、86.1万件と、前週の84.8万件から悪化しました。

コロナ新規感染者は、減少傾向にありますが、雇用環境が低調な内容になる可能性が高まりました。

バイデン政権が掲げる追加の失業給付金は、追加経済対策法案を議会が承認しない限り、３月中旬に期限切れることになります。

米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、学校教育がコロナにより制限されることで、国内の生産性や成長が将来的に損なわれる恐れがあるという考えを示しています。

教育に関するセミナーで「学生だけでなく、社会の将来的な生産性や経済成長も影響を受けることが懸念される」と述べました。

今日の日経平均株価

予想レンジ　30,070円-30,600円

決算予定は、横浜ゴム（5101）

引け後に、ラックランド（9612）小僧寿し（9973）などがあります。

良い1日を💛