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子育てがんばっていないひとはだれひとりもいない説

わたしの記事を読んでくださっている方は
もれなく子育てを頑張っている方で
子どもを大事している方ばかり
だと思っています。

それは子育て相談員をしている頃から
1ミリも変わっていない思いです。

相談をしてくださるお母さんに

「よくやってこられましたね」
「頑張ってきましたね」
と伝えるとほとんどの方が
「いいえ、そんなことないです」と
おっしゃるのですが

マジでそんなことはなく

「育児に悩んで相談しよう」って
行動を起こしたことが
なによりも素晴らしいことだと
思っています。

こんなことを言うと
上から目線な感じに受け取られてしまう
かもしれないな~と書けずにいたのですが

先日、勤めている放課後デイサービスの
保護者面談に同席させてもらって
謙遜されるお母さんの様子を見ていたら
この感覚がよみがえり
ブログに書こうと思ったんです。

わたしは子育て相談員をする前は
学校に勤めており、
その前は保育園で働いていました。
要は子どもさんを預かる側のお仕事です。

保育園や学校って子どもに問題があると
家庭環境の話になることが多く、

どちらかというと
家庭のせいになってしまうことが
多いんですよね。
(明らかに家庭の機能が働いていない
家庭は除きますが)

だから学校から
「今日は〇○なことがありましたので
学校で注意をしました。家庭でも
お子さんとよく話をしてください」
な~んて先生から言われたりする。
(言われた方、いませんか?)

保育園だと
「もっと甘えさせてあげてくださいね」
とかかな。(わたしも言っていた)

それが立場変わって子育て相談員になった時
学校や保育園から言われた言葉で
傷ついているお母さんたちがたくさん
いることを知ったんです。

家で子どもに精一杯のことをやっている。
仕事だってしている。
自分の時間もなく、頑張っているのに
もっと頑張りなさいって言われている
ようで、とにかくつらい。

もうどうしていいかわからない。

そんな張り詰めたいっぱいいっぱいの
切ない気持ちをたくさん聞いてきました。

そう、一生懸命子育てしている方ほど
悩んでしまう。

過去の自分にもこんな風に
お母さんたちを傷つけてしまった
のかもしれないと思い、申し訳
なかったなあと感じました。

だからわたしはお母さんの
味方でいることを決めたんです。

学校や保育園がなんと言おうと
お母さんの味方でいることを。


保育園や学校で起こった出来事って
その場で指導されることが
いちばんいいことであって

保育園や学校で散々怒られて(注意されて)
帰宅してきたならば
逆に家庭で癒してあげたらいいと思うし

それを追い打ちをかけるように
家庭で子どもを怒らなくても(注意しなくても)
いいんじゃないのかな~って
思うんですよね。

家庭での注意の仕方だって
「あなたがそんなことをしたのには
理由があるんだろうなって
お母さんは思っていたよ」って
言ってあげたら、どんなに
子どもの気持ちは軽くなるのかなって思う。

わたしはお母さんの味方だから
お母さんは子どもに味方になってほしい。

例え、世界中でお前は間違ってると
言われたとしても
お母さんが味方になってくれたら
それは世界最強の味方だ。

「もっと愛情を与えてあげてください」
とか
「もっと甘えさせてください」
とかも言われたお母さん多かったけど
もっともっとを望みすぎなんだよね。

お世話してるだけでOK!
ご飯食べさせてあげてるだけでもOK!
忙しくて抱きしめる時間がないなら
寝る前にぎゅっと抱きしめて「大好き」と
伝えるだけなら誰でもできるよね!

我が子と遊べないことを悩んでいる
お母さんも多いけど

部屋にお母さんがいてくれたら
それだけで十分安心だと思う。

だから余計な罪悪感を抱かなくてほしいな。

もれなくみんな頑張っているし
なんなら頑張り過ぎているお母さんが多いから!
(みんな自覚していないけど・・・)

そう、わたしは思っています。


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