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ちゃんと育てようとしなくても大丈夫
子育てに限ったことではいけれど
人生そのものって思い出作りの旅なんだなぁ
としみじみ思う。
子育て真っただ中の時に
子育てをすでに終わられたおばさま方が
「子どもなんてあっという間に大きくなるから」
と言っていたけど、
あっ、それマジで本当のことだったと
実感している23歳と19歳の息子の母です。
(私のことです)
子どもは成長と共に
親と過ごす時間ってどんどん減っていくもの。
それは自分の子ども時代を振り返れば
よくわかる。
だから子どもとの時間に過ごせるときに
思いっきり子育て楽しんじゃえ!っていうのが
わたしの子育てであり、
わたしが伝えたい子育てでもある。
つまり、それは「後悔しない生き方」を
選択することだと思っている。
よく聞くじゃない。
「もっと子どもとの時間を過ごせばよかった」
っていう後悔の言葉。
じゃあ、あなたは子育てに後悔ないんですね!
って聞かれたら、細かいところで
ちょいちょいあるよ。
あの時、あんなことしなければよかったな~
あの言葉を言わなきゃよかったな・・
あの時、子どもの為に仕事休めばよかったな・・
とか、反省だってある。
そんなん出てくるのは
生きてる人間なんだから仕方がない。
でも、わたしは子どもと一緒にいないと
見ることのできない景色を
たくさん見ることができて
子どもと一緒にいないと体験できないことを
たくさん経験することができて
総称すると、やり切った感が満足感になって
しあわせをありがとう!と
子どもたちには感謝でいっぱいだ。
保育園の発表会、
親にならなかったら
見ることできなかった。
小学校の教室入ることだって
親にならなかったら
できなかったこと。
中学校の合唱コンクールで
子どもたちの歌声聞くことも
高校受験で合格発表一緒に見に行って
うわぁ、よかったねって
一緒に喜ぶことも
親になったからできたことなんだよね。
わたしは自己満だけど
やり切ったなと思ってるし
やって良かったと思ってる。
完全なる自己満だけど
そんなところに他者評価は要らないから
自己満しか成り立たん。それでいいと思う。
けどさ、
子育てばっかりしていられない現状って
正直ある。
仕事を辞めて後悔ない幸せな子育てしよう!
なんて微塵も思っていない。
子どもを育てるのにお金は必要。
子どもの将来のことを考えるとね、
やっぱ働いて稼がないとね。
遊びにだって行きたいし!
わたしは公務員を辞める時、
お金のことで不安Max過ぎて
早朝保育のパートさんにつぶやいた
ことがある。
「自分の子育てしたくて仕事を辞めるんだけど
お金大丈夫かなって心配なんですよね」
そしたらそのパートさんが
「うちは大学行かせるお金がなくて。
でも、子どもがどうしても大学行きたいと
言ってね。自分で何とかしたんだわ。
子どもだって考えるのよ、どうしたらいいのか」
その息子さんは住み込みで新聞配達しながら
大学を卒業したんだそう。
「大丈夫よ。お金はなんとかなるよ」
そしたら周りの子育て終えられたパートさんも
「うちもなんとかなったよ。
なんとかなるのよ。大丈夫よ」
根拠も確信もなかったけど
その大丈夫に背中を押してもらえたように
感じて、気持ちが楽になったことを
今でも覚えている。
あの頃、子どもが大学行くと信じ切っていたけど
うちの子、大学に行って学びたいものがないと
就職を選んだんだよね。
あれ?
余計な心配だったんだね。
だから、何が言いたいかというと
未来なんて決まっていないのだから
変なところに意識飛ばして勝手に不安に
なっているのは無駄の時間なんだなということ。
ひとの悩みを子育て相談員時代に
聞かせていただいて、
悩んでいる時って本当に未来に
意識を飛ばしている時なんだなということは
実証済み。
「この先、〇〇なったらどうしよう。」
その〇〇に入る言葉はまだ起こってもいない未来
のこと。
だから、ある程度心配を吐き出してもらってから
今に意識を戻してもらう話の聴き方をしている。
「未来に行っちゃってるから戻って来て」~と。
大事なのは「ある程度吐き出すこと」ね。
これやらないと、自分が何に悩んでいるのか
自覚ができないから。
自覚なきものは変えられない。
自覚して今に戻ってくると
ひとは正気に戻るのです。不思議よね。
お金のことを発信しているSNSを見ていると
「お金は使えば使うほど入ってくる」というのも
あるけど、それはどういう意識でやるのかが
大事なことで、
わたしは慎重派なので
将来の備えはやっぱり必要だと思ってる。
例え、大学へ行く未来がないとしても
やっておいた方が安心するよね。
だから、何が言いたいのかというと
将来のこころの準備とお金の準備もしていくけど
もしも、あれこれ考えても仕方がない未来の
不安がでてきたら
いつまでもそこに時間を費やさないことだよね。
その時間があったら
親と過ごしてくれる子どもとの時間を
どう過ごすかを考える方が圧倒的にいいよね!
子どもが18歳で家出てくとか想像したら
数えて、あと何年?って思うと
正気にもどるよ。
あっ、そんなに時間ないんだって。
子どもとの時間だって
小さなことでよくて
子どもの話を忙しい家事の手を止めて
5分でも10分でも聴くのもいい。
テレビを一緒に見ることでもいい。
寝る前に本を読んであげて
「大好きだよ」と抱きしめて一緒に寝るとか
なんでもよくて
「あ~、しあわせだ~」と自分が感じられたら
それでOKなんだ。
わたしは成人した息子と話をしなくても
同じ空間で過ごせることに
めいいっぱいしあわせを感じている。
ただ、リビングで息子がゴロゴロしている
だけなのに。
ゴロゴロ携帯いじってお菓子食ってる
だけなのに。
あとどのぐらい、この時間を過ごすことが
できるんだろう。
あとどのぐらい、この光景がみれるんだろう。
そうやって見ていくと
目に入るもの全てが愛おしく感じてくる。
子育てが終わった今、
子育て中にあんなに写真や動画も撮ったのに
ほとんど見ることがない。
結局、記憶だけが残るよ。
つまり、思い出。
モノより思い出。
だから人生は思い出作りの旅なんだな。
ココナラで子育て相談やってます。
がんばり屋のママの為とありますが
どなたでも相談できます。モヤっとしたら相談に
来てくださいね!