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【子育てあるある】一度決めたことは変えてはいけないという謎の縛りを解放せよ
我が子を育てていて
「この子、飽きっぽいわ~。大丈夫かしら」
と心配になったことはありませんか。
過去、こんな相談を受けたことがありました。
5歳の息子が「やりたい」と言ったので
入会したスイミングスクールを
「やめたい」と言い出した。
1年も続いていないのに、こんなに早く辞めさせたら
長続きしない子に育つのではないかと心配です
これはほんの一例ですが
似たような子どもの習い事に関する相談は
意外に多いのですよ。
確かに、ちょっと嫌なら辞めてもいいよとするのも、
なんだか癖になりそうで、嫌ですよね。
やめたい時期を抜けたら
やっぱりやめなくてよかったという結果が
待っているかもしれませんよね!
未来が見えるなら悩まない。
でも、残念ながら未来は予測であり、
結果は誰にもわからない。
つまり、やってみないとわからないのです。
そもそも!
子どもは飽き性です。
年齢が若ければ若いほど、
興味が素早く移り変わります。
2歳児と10歳の子を想像したら
わかりやすいかな。
わたしはどちらかと言うと
子どもは小さい頃からいろいろな経験して
だんだんと本当に自分がやりたいことに
絞れていけたらいいと思うんですよね。
人生は選択肢が多い方が自由度は増します。
選べないことは不自由なことなのです。
で
で
で!
ここで子どもに焦点を当てるのではなく
悩んでいるお母さんに焦点を当てることが大事です。
このお母さんは
なぜ、こんなに真剣に子どものスイミング
について悩んでいるのか?
ということなのです。
わたしたちって子どもの頃から
「決めたことはやり遂げなければいけない」
とか
「自分が決めたことは最後まで責任をもってやりなさい」
と言われて育ちます。
そんなことは親に言われたことないわ~って
ひともいらっしゃると思いますが
日本の学校教育って、そうじゃないですか?
だから自然と「途中でやめること」は
すごく悪いことだと自分自身が思っているのですよ。
途中でやめる=悪!!
でも、生きている限り、ひとは変化していく
のが自然の流れ。
だって、ほら、子どもの時に食べられなかった
物が大人になって「美味しい!」と感じて
食べられるようになった食べ物ってあるじゃないですか。
わたしは子どもの頃、大根の煮物が苦くて
ちっともおいしくなかったけど
大人になったらすごく美味しい。
そう考えてみると人生長いこと生きてみて
いろいろ変わっていませんか?
転職することを悪いことだと思って
仕事を辞められない人も多い。
でも、その仕事が合ってなかったら
さっさと辞めて別の人生を選んだ方が
余計なストレスと余計な時間をかけなくて済む
のです。
終身雇用制度なんてとっくに崩壊しているのに
仕事途中でやめたらダメなひと
転職繰り返すのはダメなひと
そう言っているひとこそ、
一度決めたことは変えてはいけないという
謎の縛りの呪いにかかっています。
真実は人生、何を選ぼうが個人の自由
なのですから。
スイミングのお母さんが考えるべき問題は
子どもをなんとかする前に
なぜ、子どもがスイミングをやめたがることを
ダメだと思っているのか?
ここの焦点を当てた時、本当の意味での解決が
訪れるのです。
わたしはが今たいせつにしたものはなにか?
わたしは何を優先したいと思っているのか?
子育てに悩んでしまう原因は
子どもとの関係以上に
自分との関係が大きいのです。
つまり、やっぱりどこまでいっても
自分とのパートナシップ。
子育ては自分の考え方の癖やこころに
たまっていた感情に気づかせてくれて
さらに浄化してくれます。
子育ては楽しいとかしあわせだけを
感じられたらいいけど、
みんな多かれ少なかれ個人差はあるけど
苦しみだって感じているものです。
だからこそ、子どもじゃなくて自分に向き合う。
言い換えれば、
子育てに向き合うことは
自分自身に向き合うこと。
子育てって自分が自己成長できる
最強のツールだなと思うのです。
子育てが本当の自分を思い出させてくれますよ。