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子育てはちゃっかりさんが得をする?!

今日は子育てで困ったときはママひとりで
なんとかしようと頑張らないで、
ちゃっかりお願いした方がいいことありますよ♡
というお話です。

わたしが子育て相談員として勤めていた
社会福祉協議会は小学生の放課後の預かり保育「学童保育」のクラブ運営も行っていて、
同じ子ども部門ということで、いつでも連携が取れるようにお隣同士のデスクの島でお仕事をしていました。

ある4月の春休みにこんなご相談の電話が来ました。

「子どもを学童保育に連れてきたんですけど
車から降りてくれないんです。
仕事にいかなければいけないのですが、
どうしたらいいですか?
困っているんですけど。。。。。」

小学校入学式前で4月1日から学童保育に
初めて通うお子さんのお母さんからのヘルプの
電話でした。

ママは仕事に行かなきゃいけないよね。
うんうん、それはわかる。
いや、でも、それは頑張って車から
降ろさないといけないよね。

それができないってことだよね?

子育て相談あるあるなんだけど
「子どもがイヤイヤ言わない言葉がけを
教えてください」
とか
「子どもが言う事をきいてくれる言葉がけを
教えてください」

こんな方もいらっしゃるので、
それを求めてるのかな?と一瞬思ったのですが

いや、リアル今なんとかしてほしいんだよなって思いました。

(ちょっと、本題の入る前に
そもそも一発で効く言葉ってなんなんだろうと
いつも考えていて。

一発で効く魔法の言葉が見つかったとして、
それを使ってうまくいく時もあれば
うまくいかないこともあるんです。
子どもも「気分」ってやつがありますから。

だから、魔法の言葉探すよりも
いっそ「子どもはグズグズするもの」って
一旦受け入れた方がよっぽど気持ちが
楽になるので
わたしはそちらをおススメしています。
つまり、いい意味で子どもをなんとかしようと
するのを諦めるということです)

学童のママの話に戻りますが
「わたしだったらど~するかな」って
想像してみたんです。

あ~、そら、速攻学童の先生に頼みに行くわ~
って思ったんです。

「子どもを玄関まで連れてくることが
できません。助けてください」って
頼みに行くわ~って。

だからママにそれを提案したんです。

でも、ママは
「え~、そんなこと頼んでいいんですか~」
って言うんです。

いや、ダメならダメでその時に
考えたらいいよねってすぐ思っちゃうので

それも伝えたんです。

でもね、わかりますよ!
そりゃ、ママの気持ちもよーくわかる!

まだ通い始めて数日の学童保育の先生に
お願いしていいのかな?
どんな先生かもわからないよね。
いや、でも、ママは仕事行かなきゃ
いけないんでしょ?
休むわけにもいかないんでしょ?
で、困ってなんとかしてほしくて
電話してきてくれたんだよね?

ということで
解決しなかったらまた電話してくださいと
一旦受話器を置いたんです。
(解決するまで相談できるのがうちのスタイル
なので)

ママとの電話が終わった後、
「あ!なんかあったら連携できるように
学童保育の事務局が隣だったじゃん」と
思い出して(はよ、気づけ)

事務局の先生方に報告へ行ったんです。

そしたらですよ!
そしたら!

「えー!あの学童保育の施設は駐車場から
離れていて、春休みの多忙な時に
そんな個々の対応は無理です!
え?もうママに言ったんですか!?
いや、無理でしょうね~」

という塩辛い返答をいただき、
そりゃびっくりで!!!

え?対応しないの?
それってひととしてどうなの?

まあ、対応してくれなかったら
それはそれだよなっと思ったのでした。

そしたらママから再度電話があって
「学童の先生にお願いしたら車まで
迎えに来てくれました~♡」と
報告がありました。

やっぱ、最後は人間性だ・・・。

だからいつも思うんです。
困っていることがあったらひとに
話してみることを。

うまくいく保証はないけど

ちゃっかりひとを頼ったらいいし
ちゃっかりさんが得をする。
(場合も絶対ある笑!)

「学校の先生に子どものことで相談を
すると、モンスターと思われそうで
相談できません」という声もたくさん
聴いてきたのですが

子育て相談で解決できることは
ママのメンタルを落ち着かせたり、
整えたり、今後の方向性を一緒に
見出すことはできるけど

学校で現象化している出来事の解決まで
難しいことも往々にしてある。

学校で困っているのは子どもだからね。
それは現場の話なんです。

踊る大捜査線で織田裕二が
「事件は会議室で起きてるんじゃない。
現場で起きてるんだ!」
という名言があるじゃないですか!

だから、ママのメンタルが落ち着いたら
子どもが関わっているところに
一旦話してみることをおススメしています。

でも、やっぱり緊張しちゃうし、
なかなか勇気がでない時もある。

だから、その背中を押すのがわたしの仕事。

察してほしいとか思っているひとがいるけど
やっぱりひとはコミュニケーション
なしでは理解し合えないから
話すことがいちばんよいことなんですよね。

でね、わたしは自分で自分のことを
「ちゃっかりさん」だと自覚がなかった
んですけど

さめじまみおさんに言われたんです。

「けいこさんってちゃっかりさんですよね!」

え?わたしがちゃっかりしてる?
結構ひとに気をつかうタイプですけど?
って思ったんですが?

なぜ、みおさんがそんなことを言ったのか?

わたしがドレスコードのあるパーティーに参加
することになった時に、ちょうど服のアテンドをにお願いをしていた
たにもとゆきさんとのLINE上のやりとりで

「一回きりのパーティーにお高いドレス買うのも躊躇するし、借りるのも同額ぐらいのお値段張るし、どうしたらいいか迷っています」
とアテンドと関係ないことを会ったこともない
ゆきさんにグループLINEで相談したら

ゆきさんが
「借りてよいのなら私のお貸ししたいくらい」
というお返事をもらい

「えー!いいんですか!お願いします!」
という一連の流れがあったんです。

みおさんは
「ゆきさんに一度も会ったことないのに
なんてちゃっかりと。なに?このひとスゴイ」
と思ってくださったそうで(汗)

いや、わたしにとって一ミリの違和感も
なかったんですけど・・・

見る人が見ると
わたしはちゃっかりさんのようで(ブフっ)
天然か!?

その流れに乗って
みおさんまでも「わたしのドレスもあるよー」
と言ってくださったのでした。

そっか、ちゃっかりさんなのかって
そこで「ちゃっかりさん」のワードを
いただいたのでした。

でもね、世の中言ったもん勝ちみたいな
ことも言われてますが

これ、ほんとにそうだと思います。

なんでもそうですが出すことが大事なのです。
だから、困った時は勇気を出して声に出して
相手に伝えてみてほしい。

それで、わたしがなぜ天然なのか
ちょっと考えてみたんです。

わたしの母は道に迷うとすぐに助手席から
降りて知らないひとに聞く人だったんです。
(今も母は健在です!)
わたしが道に迷って「ちょっと自分で調べるから」と車を停めたのと同時に
助手席のドアを開けて
通りすがりの知らないひとに声かけて
道を聞くんです。
なんて行動派の母‥笑

(母よ、娘の話を聞いてくれ)

その影響なのかもしれませんね!

なんか育児していると細かなことが
気になることってありませんか?

こんなこと聞いてもいいのかなってこと。

なんでも聞いてほしいし
なんでも伝えてみてほしいと
いつも思っています。

わたし、また相談をやりたいんです。
社協で受けていた相談よりもちょっと
深いところをカウンセリングや
セッションという形で提供でしたいんです。


だから起業したんですけど

わたしでよければ、背中押しますよ!
っていう初めの一歩のお手伝いを
やりたいのです。

ということで少し横道逸れましたが

ちゃっかりする勇気があると
思わぬところで解決することがあるので
伝える勇気に変えて行動してみるといいですよ!

やっぱり、素直に生きるのがいちばんいいってことですね。


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