いいママになる権利は平等に与えられている
10年間の子育て相談で
15,293人のママのお話を聴いてきました。
その中で
育児本に苦しめられているお母さんたちが
いることがわかりました。
そもそも
育児本を読んで頑張っていることが
素晴らしいことなので
育児本に苦しめられているのは
勿体ないことなのですが。。
そのママたちの声は
育児本を読むたびに責められているような
気持ちになったり
自分の育児の出来ていなさに
自分を責めてしまい、落ち込んでしまう
と言っていました。
育児本でもネットの情報でも
同じことが言えるのですが
自分を責めてしまうような情報なら
取り入れない方がいいです。
育児は失敗だらけです。
わたしの育児も失敗だらけです。
長男が新生児だった時、
哺乳瓶のキャップを閉めすぎて
空気の出入りがしにくくなり
ミルクの出が悪くなり
なんと体重が減ってしまい、
お医者さんから怒られました笑
だから子育て相談をしていた時は
わたしの経験談で
うまくいった時の話もしましたが
うまくいかなかった時の話も
するようにしていました。
成功談より
失敗談の方が反応いいんですよ。
それも子育ての相談員の失敗談
ですからね!
「先生もそんな失敗するんですかー」と。
えぇ、していますとも。
でも痛い失敗がお役に立てて嬉しいのです。
痛い失敗も後になれば
笑い話です。
わたしも育児本はあまり読みません。
(育児本より、自己啓発系の
こころの話が好きなのもありますが)
なんか苦手なんですよね。
子どもを愛して、可愛がりましょうとか
叱らない子育てとか
セオリー的なものは特に。
我が子は愛しているし、可愛いけど
育児が大変で怒ってしまうことなんか
普通にあるじゃないですか。
特に幼児期は怒ってもすぐに改善されない
ので超イライラします。
育児ってしんどい時期があるものです。
そんな時期は無理せず
今できることをできる範囲でやっていく。
これが精いっぱいなんじゃないかなと
思いますし、それでいいと思います。
育児が楽しくないと感じる時期があっても
いずれ抜ける時期が必ず来ます。
わたしも育児から逃げたくなるほど
つらい時期がありましたが
今となれば思い出せないぐらい
記憶にありません(笑)
そんなものなのです。
それに
育児の悩みって年齢ごとに変わります。
5歳児の子どものことで悩んでいるママに
2歳だった頃の我が子を思い出してもらう
ことがあります。
2歳児のイヤイヤ期に悩んでいたとして
現在子どもが5歳になった今も
2歳児のイヤイヤに悩んでいるのかというと
終わってますよね。
同じイヤイヤでも
5歳児は5歳児の表現になっているから
です。
ということは
2歳の時の悩みって
もう終わっているんです。
たまに子どもの成長を振り返ることで
悩みが軽くなることも多いのです
オススメです。
でも、
どうして育児ってこんなに悩むのでしょう?
それは
我が子への愛情がある証拠です。
「いいママになりたいな」と感じるから
自分の理想のいいママになれていないと
自分を責めてみたり、落ち込んでしまうのだと思います。
でも、子育ては正解がないのです。
正解がないのだから
自分が落ち込むような情報をみてしまった時は
「この人はこういう考え方なのね」
「こういう考え方もあるんだな~」
と参考程度にして
自分と切り離していくといいですよ!
あなたの正解はあなたが選ぶことが
できるのです。
なんでも相談質問箱を設置しています。
質問はこちらからどうぞ。
回答はブログでお答えさせていただきます(^-^)