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子育てもパートナーシップも〇〇をやめるとうまくいっちゃう話

わたしが勤めていた子育て相談は
行政が絡んでいた。

虐待を未然に防ぐための目的もあったので
無料でどんなひとでもどんな内容でも
電話かメールで相談を受けるスタイルの
子育て相談員をしていた。

電話は相手の表情がわからないので
声のトーンで相手のこころを感じ取る。
メールは文章で相手の相談の意図を
読み取らなけれいけない。
それだけでも十分大変なのに
よく幅広い相談内容に対応できるねと
感心していただくことが多かった。

でもね、あらゆる悩みも根っこは一緒。
だから、できるんだ。

子育て相談員になって初めて知ったことは
子育ての悩みのジャンルはすごく幅広いこと。

子どもの成長に関するの悩みが半分、
子どもに付随してくる人間関係の悩みが
半分ぐらいかな。

嫁姑問題、夫婦関係、職場の人間関係に
幼稚園・学校の先生との関係の悩み、
病気のことや親戚のこと、
ご近所トラブルにママ友トラブルetc・・・。

お金の悩みも実は人間関係だったりする。

たくさんあるんだよ。

ひとの悩みのほとんどは人間関係だと
言うけど、これホント。

でも、全部対応できちゃう。
多分、これ知ってたら誰でもできちゃう!
(職にするなら数こなすことが必要だけど)

それはね、

結局、自分の在り方の話なんだ。

自分の意識、自分の物の見方が変われば、
問題は解決されちゃう真実。

ひとは自分が見たいものを見ている。
見たいものに集中してるから
他が見えなくなってしまうんだよね。
少し角度変えてみたり、抽象度を上げてみると
他の選択肢があることに気づくことができる。

問題が解決されなくても
問題が問題ではなくなるケースも多い。

あとは口から罵詈雑言吐き出したら
スッキリして終わっちゃうこともある。

溜まったものは便秘にならないように
適宜吐き出さないとね!

「あのひとに傷つけられた」と人は言う。
(これ、まだわたしもたまにでてくる!)

でもね、自分の心を傷つけているのは自分なんだよ。

ということは!

自分をしあわせにするのも自分なんだという
方程式が成立する。

逆もまた真なり

ひとの悩みのほとんどは
自分が思っていた通りになっていない時に
発生するものだから。

例えば、

「子どもが宿題をしなくて困っています」
という相談は多いのだけど

「なんで子どもが宿題をしないと困るのかな?
わたしはなんで困ってる?」と
親としての自分自身の気持ちを見てあげる方が
実は先なんだ。

それをすっ飛ばして
子どもをなんとかしようとするから
なんともならない現実に感情が振り回される。

宿題しないなら
そのまま学校行って子どもが先生から怒られた方が
親が言うより効果あると思うよね。

そう言うと
「学校の先生がお母さんがちゃんと家庭で
宿題を見てくださいっていうから無理です」
と返されることがあるけど

それは誰の為の宿題ですか?という話。

というかさ、
当時、わたしも学校から出される
子どもの宿題に腹が立っていたんだけど、

子どもが「わかんなーい!」と言われる度に
嫌な想像が頭をよぎる。

子どもって親が勉強を教えると
だんだん機嫌が悪くなること多いよね。

なんで親が子どもの宿題をやらなきゃけいないんだ?

これ、親の宿題か??

と、
いつものように話が逸れてしまうのだけど

とはいえですよ、
親というものはどうしても、
子どもを 思い通りに動かしたくなるし、
コントロールしたくなるのですよ。

それが 悪い!
と言っているわけではなくて、
それが 親という生き物なんだと思う。

でもさ、よくよく考えてみればさ
生きてる限り、他人をコントロールすることなんて
無理な話なんだよね。

天気も人間の意志でコントロールできないじゃない。

これは夫婦関係がわかりやすいから例にだすと

子どもよりも旦那にイライラするひとがいる。

旦那って思い通りに動いてくれないよね~
わたしもよくイライラしてる。

わたしばっかり忙しい!
ちょっとは手伝えよ!!!

とこころの中で悶々と思っていると
態度が怒りになる。

なのに、旦那は妻が何に怒っているのか
さっぱりからない。

素直に「手伝ってほしい」と言えばいいのに
「察しろや!」というのが妻の心の中の声。

やだぁ、わたしってヤクザみたい♡

でもね、
ひとはね、自由意志があるということを
知っておかなければいけない。。
これ、すごく大事なこと。

もちろん自分にも自由意志がある。

だから何を選ぼうと自由。

もし、今、不自由さを抱えているのならば
相手の自由を尊重すること。

子どもや旦那をコントロールしていることに
気づいたら、さっさと手放しちゃうことが
自由への第一歩なんだ。

その為に
まずは自分が自分の話を聞くこと。

これを
自己理解
自己認識
内観
自己対話
まあ、たくさん言い方がありますが

ぜーんぶ自分だよ!

自分と仲良くなったら
子どもの現状に振り回されなくなって
他人に振り回されなくなって
生きるのが今以上に楽になる。

ちなみに相手の自由を認めることと
相手に言いたいことを伝えないことは別。

相手に言いたいことは伝えていい!
どんどん伝えよう!
言い方は気を付けた方がいいけど
自分の気持ちを伝えることは
自分への愛だ。

相手に伝えて
それをどうするかは相手の自由意志だから。

そこのコントロールを外していけるといいね。

本当のパートナシップって
大事な自分と結ぶんだよ。

自分の内側のパートナーシップが外側に
投影されるから。

子育ても夫婦も親子関係も職場も
結局は自分自身なんだよね!



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